鶏肉とレタスをたっぷり使った、簡単でやさしい味わいの蒸し煮レシピです。
白ワインとコンソメで蒸し上げることで、鶏肉はふっくら、レタスはとろりと柔らかく仕上がります。
鍋ひとつで気軽に作れるのも魅力で、軽やかで上品な味わいはパンとの相性も抜群です。
材料
| 鶏もも肉 | 1枚(300g) |
| レタス | 1玉(200〜300g) |
| 玉ねぎ | 1/2個(100g) |
| 塩 | 小さじ1/8 ✕2 |
| こしょう | 少々 |
| オリーブオイル | 小さじ1 |
| バター | 10 + 5g |
| 白ワイン | 80ml |
| 水 | 100ml |
| 顆粒コンソメ | 小さじ1 |
| ローリエ | 1枚 |
鶏肉とレタスの蒸し煮のレシピ・作り方
鶏肉やレタスの下ごしらえ

- ① 鶏もも肉(1枚:300g)をひと口大に切り、塩(小さじ1/8)とこしょう(少々)をまぶして下味を付けます。
- ② レタス(1玉:200〜300g)は洗って水気を拭き取り、大きめに手でちぎります。
玉ねぎ(1/2個:100g)は薄切りにします。
鶏肉を焼く
- ③ 鍋か深めのフライパン(内径20センチ程度推奨)にオリーブオイル(小さじ1)とバター(10g)を入れ、中火で熱します。
鶏肉を皮目を下にして並べ、3〜4分焼いてしっかり焼き色を付けます。
裏返してさらに2分ほど焼き、いったん取り出します(脂はそのまま残します)。
玉ねぎを炒める

- ④ 同じ鍋に玉ねぎを入れ、中火で1〜2分ほど、しんなりするまで炒めて甘みを引き出します。
白ワインで煮る

- ⑤ 白ワイン(80ml)を加え、鍋底の旨味をこそげ取りながら1分ほど煮て、アルコール分を飛ばします。
スープと鶏肉を戻す

- ⑥ 水(100ml)・顆粒コンソメ(小さじ1)・ローリエ(1枚)・塩(小さじ1/8)を加え、鶏肉を鍋に戻し、軽くひと混ぜします。
レタスを加えて蒸し煮にする
- ⑦ 鶏肉の上にレタスを山のようにのせ、ふたをして弱火にし、10分ほどそのまま蒸し煮にします。
鶏肉とレタスの蒸し煮の完成!

- ⑧ 火を止め、仕上げ用のバター(5g)を加え、余熱で溶かしながら全体をそっと混ぜます。
- ⑨ 器に盛り付け、煮汁をたっぷりかけて、こしょう(少々)を振ったら完成です。
シンプルな材料ながら、蒸し煮にすることで味わいに深みが出て、満足感のある一皿に仕上がります。
鶏肉の旨味とレタスの柔らかな食感がやさしく調和し、丸ごと一玉のレタスをおいしく味わえます。
手軽に作れるので、献立に迷った日にもおすすめです。
よくある質問(FAQ)
この蒸し煮は、どんな点が特徴的ですか?
この料理は、少量の白ワインやスープを加えて、弱火でゆっくり蒸し煮にするのが特徴です。
たっぷりの煮汁で煮込むよりも素材の味がしっかり残り、鶏肉やレタスの旨味がやさしく引き立ちます。
フランスでは「ブレゼ(braisé)」と呼ばれる調理法で知られています。
この料理に合う鍋の大きさはどれくらいですか?
内径20〜22cm、深さ8〜10cmほどの鍋がおすすめです。
鶏肉が白ワインやスープにしっかり浸かり、均一に火が通りやすくなります。
また、レタスを山のように重ねて蒸し煮にするため、ある程度の深さも必要です。
浅い鍋だとレタスが入りきらず蒸気が逃げやすくなるので、少し深めの鍋を使うと仕上がりが安定します。
白ワインがないときは何で代用できますか?
白ワインの代わりには、料理酒(大さじ5)にレモン汁(小さじ1)を加えると、比較的似た風味になります。
ただし、白ワイン特有の香りや酸味が少なくなるため、仕上がりの風味やコクが控えめになり、鶏肉のしっとりとした柔らかさも少し出にくくなります。
ノンアルコールで作りたい場合は、水(80ml)に顆粒コンソメを少し加えても作れますが、味はよりシンプルな仕上がりになります。
レタスがない場合はどうすればいいですか?
この料理は、レタス特有の甘みと柔らかな食感がよく合うレシピです。
もしレタスが手に入らないときは、代わりに春キャベツなどを使っても作れますが、風味や口当たりが異なるため、やはりレタスで作るのが一番おすすめです。
この料理は作り置きできますか?
レタスは加熱すると水分が出やすく、時間が経つほど食感が損なわれるため、作り置きには向きません。
白ワインの香りも保存中に弱くなるため、できれば食べる直前にレタスを加えて仕上げるのがおすすめです。
作り置きしたい場合は、鶏肉とスープだけを別に冷蔵し、温め直す際にレタスを加えて軽く蒸し煮にすると、風味と食感が保てます。














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