なすカレーのレシピ|味噌と昆布だしで簡単!コク旨和風仕立て

なすカレー
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なすカレーのレシピをご紹介します。
とろけるようななすの食感に、じっくり炒めた玉ねぎとにんにく、ひき肉の旨みが重なり合うひと皿。
味噌と顆粒昆布だしを加えることで、和風のコクとスパイスの香りが絶妙に調和して、簡単なのに本格的な味わいに仕上がります。
ご飯がすすむ、満足感たっぷりのなすカレーレシピです。


材料

2人分:調理時間35分
なす 4〜5本(450g)
合いびき肉(または牛ひき肉) 200g
玉ねぎ 1個(200g)
にんにく 2片(20g)
生姜 1片(10g)
塩(なす用) 小さじ4/5
バター 炒め用20g + 仕上げ用5g
カレー粉 大さじ1〜1と1/2
ガラムマサラ 小さじ1
200ml
顆粒昆布だし(または顆粒コンソメ) 小さじ1
味噌 大さじ1
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
  • カレー粉は、スパイシーにする場合は大さじ1と1/2、辛さ控えめで子供でも食べやすくする場合は大さじ1で調整。

なすカレーのレシピ・作り方

なすを切って塩をふる

1cm幅に切ったナスに塩をまぶす
ナスから出た水気を拭き取る
  1. ① なす(4〜5本:450g)はヘタを取って縦半分に切り、1センチ幅の斜め薄切りにします。
    塩(小さじ4/5)をふって10分置き、水気を拭き取ります。
塩をふることで余分な水分とアクが抜け、なすが油を吸いすぎず、味がしみ込みやすくなります。
カレーのような強い味付けでも、なすの風味がしっかり引き立つようになります。


香味野菜をみじん切りに

玉ねぎとニンニクと生姜をみじん切りにする

  1. ② 玉ねぎ(1個:200g)・にんにく(2片:20g)・生姜(1片:10g)はみじん切りにします。

香味野菜をじっくり炒める

玉ねぎとニンニクと生姜をバターでこんがりと炒める

  1. ③ フライパンにバター(20g)を溶かし、玉ねぎ・にんにく・生姜を加えます。
    弱めの中火〜中火で、焦げないように火力を調整しながら10分ほど炒めます。
    玉ねぎがしっかり色づくまで、たまに混ぜながらじっくり炒めてください。


ひき肉を加えて炒める

ひき肉を加えて炒める

  1. ④ ひき肉(200g)を加え、色が変わるまで中火で炒めます。

スパイスの香りを引き出す

カレー粉とガラムマサラを加えて香りを立たせる

  1. ⑤ カレー粉(大さじ1〜1と1/2)とガラムマサラ(小さじ1)を加え、全体にからめるように中火で30秒ほど炒め、香りを立たせます。

なすを加えて炒める

ナスを加えて炒める

  1. ⑥ なすを加え、油とスパイスを吸わせるように中火で3〜4分炒めます。


調味料と水を加えて煮込む

水や調味料を加えて煮る

  1. ⑦ 水(200ml)・顆粒昆布だし(小さじ1)・味噌(大さじ1)・醤油(大さじ1)・みりん(大さじ1)を加え、よく混ぜて、弱火で10分ほど煮詰めます。
    水分がとろっとなすに絡むまで、焦がさないように、たまに混ぜながら加熱してください。
顆粒昆布だしを加えることで、だしの旨味が全体に広がり、なすの風味が引き立つ和風カレーになります。
昆布だしは鰹だしよりもまろやかで角がなく、なすの柔らかな味わいととてもよく合います。
補足:顆粒昆布だしがない場合

なすカレーの仕上げと盛り付け

バターを混ぜてナスカレーの完成

  1. ⑧ 火を止め、仕上げにバター(5g)を加え、軽く混ぜて全体にコクをまとわせます。
  2. ⑨ 器に盛り付け、ご飯を添えたら完成です。

味噌とバターのまろやかさがなすに馴染み、スパイスの風味と昆布だしの旨みが全体をまとめます。
ご飯との相性が抜群の、奥深い和風なすカレーです。
ぜひご家庭でお楽しみください。

よくある質問(FAQ)

なすに塩をまぶす下処理をするのはなぜですか?

なすは内部がスポンジ状で空気や水分を多く含んでいるため、そのまま調理すると油や調味料を吸いすぎてしまいます。
塩をふることで浸透圧が働き、余分な水分やアクが引き出され、なすの身がほどよく締まります。
これによって食感が崩れにくくなり、スパイスや味噌の風味とバランスよく調和して、なすの甘みや香りが際立つ仕上がりになります。

顆粒昆布だしがない場合は何で代用すればよいですか?

顆粒昆布だしがない場合は、顆粒コンソメや顆粒鰹だしで代用できます。
顆粒コンソメを使うとコクが深くなり、洋風寄りの味わいになってスパイスとよく調和します。
顆粒鰹だしを使うと和風感が強まり、なすや味噌との相性は良いですが、鰹の香りがやや前面に出やすくなります。

このように代用は可能ですが、当サイトのおすすめはやはり顆粒昆布だしです。
まろやかで角のない旨味が加わり、なすの風味が引き立って、和風カレーがより味わい深く仕上がります。

なすカレーは作り置きできますか?

なすカレーは作り置きにも適しており、冷蔵で2〜3日保存できます。
ただし、なすは時間が経つと食感がやわらかくなりやすいので、再加熱は短時間でさっと行うのがおすすめです。
冷凍保存は風味や食感が損なわれやすいため、冷蔵保存の範囲で食べ切ると美味しくいただけます。

辛さを控えめにするにはどうしたらいいですか?

辛さを抑えたい場合は、まずカレー粉の量を大さじ1に減らしてください。
さらに辛さを控えたいときは、ガラムマサラを最初から加えないか、分量を半分にして調整してください。
また、仕上げに牛乳や豆乳を大さじ2〜3加えると、まろやかになり辛味が和らぎます。
小さなお子様向けや辛味が苦手な方には、バターを少し多めに加え、コクでカバーするのもおすすめです。

使用する味噌はどのようなものが良いですか?

スーパーでよく見かける塩分11〜12%程度の米味噌や合わせ味噌がおすすめです。
特に銘柄にこだわる必要はなく、普段お味噌汁に使っているもので問題ありません。
一方で、白味噌を使うとよりまろやかで食べやすい味に仕上がり、辛さを抑えたいときにも適しています。

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