かぼちゃの自然な甘みを生かし、しっとり濃厚に仕上げた「かぼちゃケーキ」のレシピです。
バターのコクとシナモンなどのスパイスが香り、シンプルながらもリッチな味わいに。
電子レンジで下ごしらえできるので、初心者の方でも簡単に作れます。
休日のおやつにぴったりな、手軽で美味しいかぼちゃパウンドケーキです。
材料
かぼちゃ(皮と種を除いた正味) | 180g |
無塩バター(常温に戻す) | 60g |
グラニュー糖 | 80g |
卵 | 2個 |
牛乳 | 40ml |
生姜(すりおろし) | 小さじ1/2 |
薄力粉 | 80g |
ベーキングパウダー | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/6 |
シナモンパウダー | 小さじ1/2 |
かぼちゃケーキのレシピ・作り方
かぼちゃを加熱してつぶす
- ① かぼちゃ(180g:皮と種を除いた正味)を2〜3センチ角に切り、耐熱ボウルに入れてラップをかぶせます。
電子レンジ600Wで5〜6分、竹串がすっと通る柔らかさになるまで加熱します。
熱いうちにフォークでつぶしてなめらかにし、冷ましておきます。
バターを練り、砂糖を加える

- ② バター(60g)は室温に戻し、指で押すとへこむ程度に柔らかくします。
ボウルに入れ、泡立て器でクリーム状になるまで練ります。 - ③ グラニュー糖(80g)を2〜3回に分けて加え、白っぽくふんわりするまでしっかりすり混ぜます。
卵を少しずつ加える

- ④ 溶いた卵(2個)を少しずつ加え、その都度よく混ぜます。
もし分離しそうな場合は、薄力粉を少量加えてなじませると良いです。
かぼちゃと牛乳を混ぜる
- ⑤ マッシュしたかぼちゃ、牛乳(40ml)、生姜(すりおろし:小さじ1/2)を加えます。
なめらかになるまでしっかり混ぜ合わせます。
粉類を加えて混ぜる
- ⑥ 薄力粉(80g)・ベーキングパウダー(小さじ1)・塩(小さじ1/6)・シナモンパウダー(小さじ1/2)を合わせてふるい入れます。
ヘラで底からすくうようにさっくり混ぜ、粉っぽさがなくなればOKです。
混ぜすぎると生地が固くなるので注意してください。
型に入れて準備する

- ⑦ クッキングシートを敷いたパウンド型に生地を流し込み、表面を平らにならします。
かぼちゃパウンドケーキの完成!

- ⑧ 170度に予熱したオーブンで40分ほど焼きます。
途中で表面が焦げそうならアルミホイルをかぶせます。
竹串を刺し、生地がついてこなければ焼き上がりです。 - ⑨ 焼き上がったら型のまましばらく置き、粗熱を取ります。
その後、型から外して完全に冷ましたら完成です。 - ⑩ 冷めたらラップで包み、半日〜ひと晩休ませるとしっとり濃厚な味わいになります。
冷蔵庫で軽く冷やして食べても美味しいです。
手軽に作れるのに、味わいはしっとり濃厚でリッチ。
かぼちゃならではの優しい甘さと奥深い風味が広がるパウンドケーキです。
ぜひ気軽に作ってみてください。
よくある質問(FAQ)
このかぼちゃケーキの日持ちはどのくらいですか?
常温保存では1日程度が目安です。
特に暑い時期は常温保存は避けてください。
冷蔵保存なら3日ほど持ちます。
冷凍保存も可能で、1切れずつラップに包んで冷凍用袋に入れれば約1ヶ月保存できます。
ただし、おいしく食べるなら2〜3週間以内に食べ切るのがおすすめです。
参考:パウンドケーキの保存方法
冷蔵庫で冷やしても大丈夫ですか?
はい、冷蔵庫で軽く冷やすとまた違った美味しさを楽しめます。
ただし、冷蔵庫に長時間入れると生地が固くなるため、「軽く冷やす程度」にとどめるのがおすすめです。
食べる前に常温に少し置けば、しっとり感が戻ります。
冷凍保存した場合は、どうやって食べればいいですか?
冷凍したパウンドケーキは、電子レンジで軽く温めるとふんわりとした食感がよみがえります。
自然解凍でも食べられますが、温めずに解凍するだけだと生地がかたくなり、食べにくいです。
また、レンジで加熱しても長く置くと再びかたく戻ってしまうため、温かさが残っているうちに食べるのがおすすめです。
生姜やシナモンを入れるのはなぜですか?
かぼちゃはやさしい甘みが特徴ですが、そのままだと味が単調になりやすいです。
そこで、おろし生姜とシナモンを加えることで風味に奥行きが生まれ、甘みがいっそう引き立ちます。
生姜のすっきりとした辛みは甘さを引き締め、シナモンの甘い香りはかぼちゃの風味をより豊かにします。
ほんの少し加えるだけで、シンプルなケーキが印象的な味わいに仕上がります。
かぼちゃケーキをしっとり仕上げるコツはありますか?
しっとり仕上げるコツは次の3つです。
- かぼちゃは加熱したら熱いうちにつぶして、なめらかにしておくこと。
- 卵は分離しないように、少しずつ加えること。
- 焼き上がったらラップで包み、半日〜ひと晩休ませ、水分をなじませること。
この3つを押さえることで、しっとり濃厚に仕上がります。
冷蔵庫で軽く冷やせば、より深い味わいが楽しめます。
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