水菜の味噌汁のレシピ|香りと食感を生かす、やさしい仕上がり

水菜味噌汁
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水菜の香りと食感を主役にした、水菜の味噌汁です。
だしと味噌、油揚げのコクをやさしく重ねて、すっきりしながらも満足感のある味わいに仕上げます。
火を入れすぎないことや具材の扱い方など、ちょっとしたコツで、素材の良さが引き立つ一杯になります。


材料

2人分:調理時間10分
水菜 1/2束(約80g)
油揚げ(薄手のごく一般的なもの) 1/2枚
和風顆粒だし 小さじ1
400ml
味噌(淡色の米味噌、または合わせ味噌) 大さじ1と1/2
白ごまやごま油 好みで少々

水菜味噌汁のレシピ・作り方

水菜と油揚げの下ごしらえ

水菜と油揚げを切る

  1. ① 水菜(1/2束:約80g)は3cmくらいの長さに切ります。
    油揚げ(1/2枚)は4〜5ミリ幅の細切りにします。
油揚げは油抜きをせず、コクをそのままいかします。


だしで油揚げを煮る

油揚げをだしで煮る

  1. ② 鍋に和風顆粒だし(小さじ1)と水(400ml)を入れ、中火にかけます。
    沸く直前で油揚げを加え、1分ほど煮ます。
油揚げはだしが沸く直前に加え、ゆっくり温めます。
そうすると、表面に残った油が一気に出すぎず、コクと旨味がだしに良くなじみます。

味噌を溶き入れる

火を弱めて味噌を溶かす

  1. ③ 火を弱め、味噌(大さじ1と1/2)を溶き入れます。
味噌は、火を弱めてから溶き入れます。
沸かさないことで、味噌の香りが飛ばず、水菜の青い香りも引き立ち、全体がやさしくまとまった味になります。


水菜を加えて仕上げる

味噌汁に水菜を加える

  1. ④ 水菜を加えてさっと混ぜ、再沸騰させないよう注意しながら、30秒ほど加熱して火を止めます。
  2. ⑤ お椀に注ぎ、お好みで白ごま(少々)を軽く指でひねって少量ふっていただきます。
    ごま油を1〜2滴たらしても良く合います。
水菜は火を通しすぎると香りも食感も失われるため、味噌を溶いたあとに加え、再沸騰させずにさっと火を止めることが大切です。

水菜の扱い方を意識するだけで、味噌汁の表情がぐっと変わります。
難しい工程はなく、ほんの少し火加減に気を配るだけで、素材の持ち味が自然に立ち上がります。
忙しい日にも無理なく作れる一杯です。

よくある質問(FAQ)

水菜の味噌汁は作り置きできますか?食感は変わりますか?

水菜の味噌汁は作り置きもできますが、風味と食感を重視する場合は、できたてを食べきるのがおすすめです。
水菜は時間が経つとしんなりしやすく、香りも弱くなります。
作り置きする場合は、水菜を入れずに味噌汁のベースだけを作って保存し、食べる直前に温めてから水菜を加えると、シャキッとした食感と香りを保ちやすくなります。
冷蔵保存は1日程度を目安にしてください。

この水菜の味噌汁にはどのような味噌が合いますか?

この水菜の味噌汁には、白味噌寄りの淡色の米味噌や合わせ味噌がよく合います。
水菜の青い香りを邪魔せず、油揚げのコクをやさしくまとめてくれるためです。
また、使う味噌の一部を白味噌に替えると、味に丸みと上品な甘みが加わり、少し特別感のある仕上がりになります。
赤味噌だけを使うとコクが強くなりすぎ、水菜の繊細な風味が出にくくなるため、今回は控えるのがおすすめです。

仕上げにごま油を加えるのと、白ごまをひねって加えるのとではどう違いますか?

仕上げにごま油を加える場合は、香りの立ち上がりが強く、味噌汁の印象がはっきりしてメリハリのある味わいになります。
一方、白ごまをひねって加えると、香ばしさがやさしく広がり、素材の風味を生かした上品で軽やかな仕上がりになります。
普段は白ごまだけ、または何も加えずにシンプルにいただきます。
少し特別感を出したいときは、ごま油を1滴加えたり、白ごまを少量合わせたりするのがおすすめです。
香りを主役にしたい場合は、ごま油だけを使うと全体の輪郭が際立ちます。

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