なす田楽(なす味噌田楽)のレシピをご紹介します。
どの種類のなすでも作れるレシピになっていて、普通のなすは勿論のこと、米ナスや賀茂茄子などでも美味しく仕上がります。
調理のコツは、レンジとフライパンを併用して、水分をしっかりめに飛ばすことです。
仕上がりが水っぽくならないため、なすの風味を存分に堪能することができます。
材料
なす | 米ナスなら1個、普通のナスなら3個 |
ごま油 | 大さじ1 |
赤味噌 | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ1と1/3 |
みりん | 小さじ2 |
おろし生姜 | 適量 |
いりごま | 適量 |
レシピ・作り方
- 米ナス
- 普通のナス
- ① なすのヘタを切り落とします。
米ナスなら、4等分の輪切りにします。
普通のナス(又は長ナス)なら、2センチ幅の輪切りにします。
賀茂ナスを使う場合は、3等分の輪切りにします。
補足:米ナスが一番おすすめ・輪切りにする
- レンチン前
- レンチン後
- ② なすを耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかぶせて、電子レンジ(600W)で6分加熱します。
レンジで加熱すると、なすの水分が出ます。
- 水気を切る
- ごま油をまぶす
- ③ フライパンにごま油(大さじ1)を入れ、なすの水気を切って加えます。
なすの両面にごま油をまぶしてから、断面が広い方を下にして並べます。
- 火にかける
- 両面を焼く
- ④ フライパンを温め、弱めの中火で3分ほど焼き、ひっくり返して2分ほど焼き、両面をこんがりとさせます。
- 味噌だれの材料
- レンチンする
- ⑤ なすを焼いている間に、赤味噌(大さじ2)・砂糖(大さじ1と1/3)・みりん(小さじ2)を耐熱容器に入れてよく混ぜて、ラップをかぶせて、電子レンジ(600W)で1分加熱します。
レンジから取り出し、もう一度よく混ぜて田楽味噌(味噌だれ)を作ります。
参考:田楽味噌の作り方
- ⑥ なすを皿に盛り、味噌だれ・おろし生姜・いりごまをのせたら完成です。
なすをレンチンしてから焼いているので、適度に水分が抜けて、旨味たっぷりに仕上がります。
また、味噌ダレとの相性も抜群です。
味噌ダレの濃厚なコクとごま油の香ばしい風味に包まれて、とても美味しくいただけます。
なすの魅力を再発見できるレシピです。
とても簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
なす田楽レシピの補足説明
米ナスが一番おすすめ
このなす田楽は、どの種類のなすを使っても美味しく作れます。
中でも特におすすめなのは、米なすです。
米なすは、他のなすとくらべて果肉が密に詰まっていて水っぽくないので、田楽にしたときに、なす自体の風味がしっかりと感じられます。
そのうえサイズが大きいので、食べごたえがありますし、できあがりの見た目も良いです。
ちなみに、加茂なすは米なすと同じくらいのサイズですが、焼き上がりに関しては、あらかじめレンジで水分を抜いたとしても、米なすよりもやや水っぽくなります。
なすを輪切りにする
なす田楽を作る際には、なすを輪切りにするのがおすすめです。
食べやすくなるうえに、中心部分の柔らかな食感を最大限活かせます。
また、なすは、水にさらさずに、切ったらそのまま使う方が良いです。
水にさらすと、仕上がりが水っぽくなりやすいです。
レンチンするメリットと加熱時間
なす田楽を作る際には、焼く前にレンジで加熱するのがおすすめです。
レンチンすると、なすが十分に柔らかく仕上がるので味噌だれとよく馴染みますし、水分が抜けるので味が濃く感じられて美味しいです。
また、生のなすほどには油を吸わなくなるので、油っぽい仕上がりになるのを抑えることができます。
ちなみに、焼いたあとにレンチンすると仕上がりが水っぽくなるので、先にレンチンする方が良いです。
なすをレンジで加熱する際には、なすに十分に火を通すことが大切です。
余分な水分をしっかりと抜くことで、なすの旨味が凝縮します。
レンジでの加熱時間は、なす100gにつき600Wで2分が目安です。
レシピの分量はざっくり300g前後なので、600Wで6分加熱しています。
水気を切って油をまぶして並べる
なすをレンジで加熱すると水分が抜けて容器の中に溜まるので、水気を切ってからフライパンに入れてください。
また、フライパンで焼く際には、なすの両面に油をまぶしてから焼きます。
そうすると、全体の味や焼き目が均一になりやすいです。
加えて、断面が広い方を先に焼き始めることも意外と重要です。
お皿に盛り付ける際には、断面が広い方を上にすると見た目が良くなります。
そのため、その面を先に焼き始めて、きれいな焼き目を付けておくと良いです。
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