ナスの生産量が日本一の高知県で、24年もの長い間その栽培に携わっている、ナス農家の植野進さん。
植野さんが作る「土佐鷹ナス」は、身が軟らかくアクが少ないという特徴があり、生でも美味しく食べられると評判で、農林水産大臣賞を2度も受賞しています。
今日は、ナスを知り尽くした植野さんがすすめる、ナスを使ったおすすめ料理を2品ご紹介します。
ナス嫌いな子供でも食べられるという「簡単ナスピザ」と、シンプルな「焼きナス」です。
(一部情報元:TV「ジョブチューン」日本の超一流農家が大集結!2014年11月8日放映)
「簡単ナスピザ」の作り方
まずご紹介するのは、「簡単ナスピザ」のレシピです。
ナスを洋風にアレンジした「ナスピザ」は、食べやすいので、ナス嫌いの子供にもおすすめとか。
作り方はとても簡単。
輪切りにしたナスに具材をトッピングし、オーブンで焼くだけです。
塩・コショウ
玉ネギ
ベーコン
マヨネーズ
ピザ用チーズ
オリーブオイル
- 2センチくらいの厚さの輪切りにしたナスを、オーブンの鉄板の上に並べる。塩・コショウで下味をつけ、マヨネーズを塗る。
- 1の上に玉ねぎ・ベーコンをトッピングする。さらにオリーブオイル少々を垂らして、チーズをのせる。
- オーブンで10分焼いたらできあがり。
ナスに具材をトッピングすると、このような感じになります。
これをオーブンで10分焼いたらできあがりです。
ちなみに私は、180度で10分焼きました。
ピザには普通、マヨネーズはあまり使いません。
でも実際に合わせてみると、ナスとベーコンの風味にぴったり。
さっぱりとしたナスに、チーズ・マヨネーズ・ベーコンのコクが加わり、食べ応えがあります。
ナスはちょっと厚めに切ったこともあり、ほど良い食感が残っています。
お酒のつまみにもなりそうですし、子供も喜びそうな味ですよ。
「焼きナス」の作り方
ところで、植野さんが「ナスピザ」よりもさらにおすすめとおっしゃるのが、シンプルな「焼きナス」。
油を使わずにグリルなどでナスを丸ごと焼き、皮をむいて、かつお節とショウガ醤油をかけていただきます。
シャキシャキとしたナスの歯ごたえがあり、ナス本来の味が楽しめるそうですよ。
美味しいナスの見分け方・保存方法
最後に、植野さんがすすめる「美味しいナスの見分け方」と「理想的な保存法」をご紹介します。
まずは美味しいナスの見分け方から。
ヘタと身の間の色に注目します。
新鮮なナスは、この部分が白から薄紫色のグラデーションになっています。
一方鮮度の落ちたナスは濃い紫色。
植野さんによると、新鮮なナスの薄紫色は、成長が続いている証拠だそうです。
また保存に関しては、ナスを冷蔵庫に入れるのはNG。ナスを冷蔵庫に入れると、水分が飛んで身にシワが寄ってブヨブヨになります。
ナスはもともと温かい地域の野菜なので、新聞紙かラップに包んで、常温保存が望ましいようです。
植野さんのナスがぜひ食べてみたいという方、連絡先はこちらです。
高知県園芸農業協同組合連合会 高知県高知市仁井田字新港4706番地4
TEL&FAX:088-837-6302