梨(和梨)のコンポートの簡単で美味しい作り方をご紹介します。
梨を砂糖と一緒に煮ることで、まるで桃のような柔らかい食感に仕上がります。
ワインなしでも作れますし、甘さ控えめなので、子供のおやつにもぴったりです。
また、長期保存に向いていて、冷蔵保存で3週間、冷凍で1ヶ月日持ちします。
レシピは梨1個分になっていますが、好みの個数で大量に作るのもアリ。
梨の使い道に困った時にもおすすめです。
材料
梨 | 1個(正味300g) |
レモン輪切り | 1.5センチ幅1枚 |
グラニュー糖 | 50g |
はちみつ | 大さじ1 |
水 | 200ml |
レシピ・作り方
まず、梨(1個)を縦に6等分して、芯を取り、皮をむきます。
梨は、皮と芯を取ったものを300gほど使います。
そして、レモンの輪切り(1.5センチ幅1枚)の皮をむきます。
皮は苦味があるので、取り除きます。
生のレモンで風味よく
梨のコンポートは、生のレモンを加えて煮ると、風味豊かで美味しく仕上がります。
次に、グラニュー糖(50g)・はちみつ(大さじ1)・水(200ml)を小鍋に入れます。
続いて、梨を加え、レモンをのせて強火にかけます。
沸騰したら、アク(白い泡)が出るので、きれいに取り除きます。
そして火を少し弱め、10〜15分ほど煮ます。
梨の質や鍋の材質にもよりますが、15分くらい煮ると、桃のような柔らかい食感になります。
お好みで少しかために仕上げたい場合は、煮る時間を10分くらいにおさえてください。
火を止めたら、そのまま冷めるまで置きます。
これで完成です。
梨のコンポートを大量に作りたい場合
もし、梨がたくさんあって、コンポートを大量に作りたい時は、梨の個数に合わせて、その他の材料を増やして作ってみてください。
たとえば、梨3個分だったら、単純にすべてを3倍にします。
このコンポートは、冷ましたらすぐに食べることもできますが、冷蔵庫に入れて一晩くらい寝かせると、より味が染みて美味しくなります。
柔らかい食感のコンポート。
噛むと、甘くてほのかな酸味のあるエキスが口の中に広がります。
生の梨ももちろん美味しいですけど、甘みのあるデザートが欲しいときはこちらもおすすめ。
鍋で煮るだけなので、簡単に作れます。
そのまま食べるだけでなく、タルトやケーキなどのスイーツにアレンジするのも楽しいですよ。
梨のコンポートの保存方法
このコンポートの賞味期限は、冷蔵保存で3週間ほどです。
保存の際には、梨をシロップに完全に浸した状態で冷蔵庫に入れてください。
ちなみに、残ったシロップは、ヨーグルトにかけて食べると美味しいです。
ヨーグルトと合わせると、杏仁豆腐のような味になります。
冷凍保存する場合は、小分けにしてラップでぴったり包んだうえで、保存袋に入れてください。
冷凍後の食べ方としては、全解凍してコンポートとして食べるのが王道ですが、半解凍して少しとろっとしたところをシャーベットのように食べるのも美味しいですよ。
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