梨ジャムの簡単レシピ。甘酸っぱさがクセになる!人気保存食の作り方。

梨ジャム


梨(和梨)を使った美味しいジャムの作り方をご紹介します。

このジャムの材料は、梨と砂糖とレモンの3つだけ。
梨の保存食としても人気の高い梨ジャムが、身近な食材だけで簡単に作れます。

甘さ控えめの梨ジャム

お味の方は、甘さ控えめ。
レモンの酸味が加わって、ちょうど良い甘酸っぱさに仕上がります。

また、梨には、ジャムのとろみの元になる成分「ペクチン」があまり多く含まれていないので、食感は比較的サラッとしています。
もちろんパンに塗ってもいいですし、ヨーグルトに添えて食べるのも美味しいです。

冷凍保存で日持ち1ヶ月

なお、この梨ジャムは、冷蔵保存で3週間、冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちします。
梨がたくさんあって使い切れないという時は、ジャムにしてストックしておくといいですよ。


定番の梨ジャム

梨ジャム

「甘酸っぱさがクセになる!梨ジャム」のレシピです。

材料

160ml分:調理時間25分/15分置く
1個(正味300g)
レモン汁 大さじ2
グラニュー糖 60g

※ 普通の白砂糖でも代用できる。

作り方

梨を切って皮をむいて半分をすりおろして半分をみじん切りにする

まず、梨(1個)を適当な大きさに切り、皮をむいて芯を取ります。
梨は、皮と芯を取ったものを300gほど使います。

そして、半分をすりおろし、残りの半分をみじん切りにします。

梨の半分をすりおろす

梨は水分が多い食材ですが、意外と煮崩れにくいです。

ですから、ジャムらしいとろっとした食感に短時間で仕上げるために、半量をすりおろして使います。



梨にレモン汁と砂糖を加える

次に、梨をすべて鍋に入れ、その上にレモン汁(大さじ2)とグラニュー糖(60g)を振りかけ、水分が出るまでしばらく置きます。

置く時間は、15〜20分くらいで十分です。

砂糖をかけて置く

梨に砂糖をかけてしばらく置き、水分を出してから煮ると、焦げ付きにくくなります。

砂糖の種類について

ちなみに、グラニュー糖は、普通の白い砂糖や茶色っぽい砂糖でも代用できます。
ただ、グラニュー糖は中でも一番クセがなく、梨の味の邪魔になりにくいのでおすすめです。


梨の入った鍋を火にかける

梨から水分が出ると、写真のようになります。

そうしたら、火にかけます。


梨のアクを取る

沸騰したらアク(白い泡)が出るので、取り除きます。



梨を煮る

そして、火を弱め、焦げないようにヘラでたまに混ぜながら、18〜20分ほど煮ます。


梨ジャムのできあがり

出来上がりは、梨の水分が飛んで、優しいとろみが付きます。


梨ジャム

梨と砂糖とレモンだけを使った、シンプルな梨ジャムの完成です。

梨を砂糖と一緒に煮詰めることで、柔らかな甘みがプラスされて、美味しさがアップ。
いつものパンに塗って食べるのはもちろんのこと、ヨーグルトやアイスのトッピングにも使えます。
また、マフィンやケーキをはじめとしたお菓子や、肉料理や煮込み料理などの風味付けに使うのもおすすめです。



梨ジャムの保存

梨ジャムの冷蔵保存

この梨ジャムは、冷蔵保存で3週間ほど日持ちします。

梨ジャムの冷凍保存
長期保存したい場合は、冷凍するのがおすすめです。

冷凍する際には、保存袋に入れ、中の空気をしっかり抜きます。
冷凍すると、1ヶ月くらい日持ちします。

食べる時は、冷蔵庫に移して自然解凍するといいですよ。

冷凍梨のジャム

冷凍梨の梨ジャム

最後に、梨ジャムのレシピをあと1品ご紹介します。

こちらは、生の和梨ではなく、冷凍した和梨を使うのが特徴です。

上の写真は、それぞれを比較したもの。
左側が、冷凍した和梨で作ったジャム。
色がほんの少し濃く仕上がります。

冷凍梨を使うと時短になる

冷凍した梨を使うと、煮る時間を半分ほどに短縮できるというメリットがあります。
梨の細胞壁が冷凍によって壊れ、水分が出やすくなるためです。

また、味はほぼ変わりませんが、食感は少し違います。
生の場合と違って、冷凍した場合は、全体的にとろっとした感じ。
梨を少し大きめに刻んで使っても、食感はあまり出ないのが特徴です。

こちらのレシピも、ぜひ参考にしてください。
リンク先では、梨の冷凍保存の仕方も合わせて紹介しています。

作り方を見る

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