梨の変色を防止!色止めにはどの方法?塩と砂糖とレモンを比較。

投稿日:2019年10月1日 更新日:

梨の変色防止

梨の変色を防止する方法をご紹介します。

梨は、切ったり皮を剥いたりしてしばらく置いておくと、少し茶色っぽく変色します。

冒頭の写真をご覧ください。
左側は、切ってから2日ほど放置した梨。
右側は、切りたての梨です。

お弁当やおもてなしには色止めを

正直なところ、梨の変色の仕方は、桃やりんごなどとくらべると、ずっと少ないです。

梨をお弁当に入れる
ただ、お弁当に入れるときやお客さんをおもてなしするときなど、梨の見た目が少しでも良い方がいい場合は、念のため、色止めしておくのがおすすめです。

塩水と砂糖水がおすすめ
梨の色止め
色止めの仕方は、とても簡単。
塩水や砂糖水に10分ほど浸すだけでOKです。

ちなみに、変色を防ぐためにはレモン汁も効果があると言われていますが、当サイトがいろいろな濃度で試してみたところ、逆に色が濃くなりやすかったので、あまりおすすめしません。

それでは、分量などを詳しくお伝えします。

梨の変色を防止する方法

梨は色が変わる

梨を切ると、芯のあたりと皮の近くの部分から変色してきます。
ですから、芯の部分を取り除き、また皮を剥いておくと、時間が経っても見た目が保ちやすくなります。

ものによってはそれだけでOKな場合もありますが、さらに万全を期すなら、塩水や砂糖水に浸しておくのがおすすめです。

梨の飾り切り
ちなみに、梨の飾り切りは皮を残すことが多いので、塩水や砂糖水を使って色止めをしておくと安心です。

梨の飾り切りのバリエーションは、リンク先を参考にしてください。

梨は化学反応によって変色する

カットした梨が時間経過とともに茶色く変色してしまう原因は、化学反応です。
梨に含まれるポリフェノールと酸化酵素が、それぞれ空気に触れることでお互いに反応し、色の変化をもたらします。

それでは、なぜ、塩水や砂糖水に浸けると変色を抑えられるのか。

塩水が効果的な理由は、食塩の成分が酸化酵素の働きを抑えてくれるためです。

砂糖水の場合は理由が違います。
砂糖水はある程度の粘度があるので、梨の表面がコーティングされて、空気に触れにくくなるためです。


切って皮をむいた梨

これは、皮をむいたばかりの梨。

4パターンの梨の変色を比較してみました。


変色した梨

なし
砂糖
レモン

こちらは、1日放置したあとの梨。

左から、次のような順番で並んでいます。

  • 色止めをしていない梨
  • 塩水にひたした梨
  • 砂糖水にひたした梨
  • レモン水にひたした梨
塩水か砂糖水が一番きれい

結果は、塩水と砂糖水が色がもっともきれいで、同じくらい変色を防げることが分かりました。
写真だと伝わりづらいですけど、まったく色止めしていない梨は、少し変色しています。
塩水と砂糖水だったら、まったく色止めしていない梨よりも、切り立ての色が保てます。

一方、レモン水の場合は、濃度を変えても逆に変色しやすいので、あまりおすすめしません。

続いて、塩水や砂糖水を作る時のおすすめの分量をご紹介します。

塩や砂糖の分量

梨の変色を防ぐ方法

塩と砂糖は、水1カップ(200ml)に対して、次の分量を目安にしてください。
だいたい5〜10分程度浸ければOKです。

塩と砂糖の分量は少しずつ違います。
色止めしやすいうえに、味に支障がない、おすすめの分量を紹介します。

材料【調理時間10分】
小さじ1/5
200ml
砂糖 大さじ1
200ml
手順
  1. 塩か砂糖を水に混ぜ、梨を10分ほど浸す。

水から取り出した後にラップで包んでおくと、空気を遮断できるので、さらに変色防止効果が高まります。

ただ、なるべく早めに食べ切ってください。

梨の冷凍保存
食べ切れない場合は、冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍した梨は、半解凍してシャーベットのように食べることができます。
詳しくはリンク先をご覧ください。

梨を入れたお弁当

塩水や砂糖水を使った色止めは、少なくとも、5〜6時間は効果が持続します。

その間に、まったく変色しないというわけではありませんし、梨の品種や個体差などの違いもあるとは思いますが、色止めして損はありません。

朝仕込んで、お弁当の時間だったら十分効果がありますので、是非お試しください。

関連レシピ