豆腐のオイル漬けのおすすめレシピをご紹介します。
豆腐を、調味料と一緒にサラダ油に漬け込んだお料理。
口当たりはトロッとまろやかで、豆腐には醤油の風味がほんのりと染み込んでいます。
薬味をかけて食べても美味しいですし、料理の具材としてアレンジすることもできます。
豆腐のオイル漬けの中にはオリーブオイルで作るものもありますが、このレシピで使うのはサラダ油。
サラダ油を使うメリットは2つあります。
1つめは、豆腐の風味をストレートに感じられること。
サラダ油自体の味と匂いが控えめなので、豆腐の邪魔になりません。
2つめは、冷蔵しても固まらないこと。
オリーブオイルは冷蔵するとすぐに固まる性質がありますが、サラダ油ならそうはなりません。
冷蔵庫で1週間ほど日持ちがするので、豆腐の保存食にぴったりですよ。
なお、このオイル漬けは日本テレビの「ヒルナンデス」で話題になったレシピで、考案したのは料理研究家の小田真規子さんです。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス」2019年6月4日放映)
豆腐のオイル漬けのレシピ
それでは、「オイル漬け豆腐」のレシピです。
木綿豆腐 | 1丁 |
砂糖 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1 |
醤油 | 大さじ1 |
サラダ油 | 大さじ8 |
- 豆腐を10等分に切り、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
- 豆腐を保存容器に入れ、砂糖と塩を振りかけ、醤油を回しかける。豆腐をひっくり返し、10分ほど置く。
- サラダ油をまわしかけ、再びひっくり返す。ラップをして、冷蔵庫で一晩寝かせたらできあがり。
冷蔵保存で1週間ほど日持ちする。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1・2】
まず、豆腐(1丁)を10等分に切り、キッチンペーパーで軽く水気を拭き取り、保存容器に入れます。
次に、砂糖(小さじ1)と塩(小さじ1)を振りかけ、醤油(大さじ1)を回しかけます。
そして、手で豆腐をひっくり返し、そのまま10分ほど置きます。
オイル漬けにする前に、豆腐を一度ひっくり返して、全体に味を馴染ませます。
10分経ったら、サラダ油(大さじ8)を回しかけます。
そしてもう1度、豆腐を手でひっくり返します。
ラップをして、冷蔵庫で一晩寝かせたら完成です。
これは、一晩寝かせた豆腐のオイル漬けです。
サラダ油に漬け込むことで、とてもまろやかな食感に仕上がります。
また、サラダ油自体にほとんど香りがないので、豆腐の風味を邪魔しないのもポイントです。
豆腐の風味を残しつつ、そこに醤油や砂糖のコクが加わって、美味しさがアップしています。
豆腐のオイル漬けのおすすめの食べ方
このオイル漬けは、お豆腐の美味しさが存分に堪能できるので、薬味を添えてシンプルにそのままいただくのが一番です。
お酒のおつまみにするのなら、辛口の日本酒がよく合います。
また、ご飯にのせて豆腐丼にするのもおすすめ。
アボカドや半熟卵をのせたり、また焼き海苔や薬味などを散らすと、豪華な食事になりますよ。
最後に、豆腐のオイル漬けのちょっと変わった食べ方をご紹介します。
レシピ考案者の小田さんのおすすめの食べ方です。
豆腐のオイル漬けを潰し、マヨネーズと粉チーズを混ぜて、ホワイトソースを作ります。
このソースを茹でた野菜にかけ、ピザ用チーズをトッピングしてオーブントースターで焼いたら、和風グラタンの完成です。
豆腐のオイル漬け※ | 1/2丁分 |
マヨネーズ | 大さじ2 |
粉チーズ | 大さじ4(20g) |
こしょう | 少々 |
アスパラガス | 4本 |
ブロッコリー | 100g |
ピザ用チーズ | 50g |
※冒頭のレシピで作ったものを使用。
- 豆腐のオイル漬けの油を切って潰し、マヨネーズ・粉チーズ・こしょうを混ぜる。
- ブロッコリーを小房に分け、アスパラを4等分に切り、熱湯で1分茹でてザルに上げる。
- 耐熱皿に2を広げ、その上に1をかけ、ピザ用チーズを散らす。
オーブントースターで焼き色を付けたらできあがり。
お豆腐をベースに作ったとは思えない、こってりとしたコクのあるグラタンで、たっぷりの野菜がとても美味しく食べられますよ。