豆腐の保存!水は必要?容器はどうする?保存方法と保存期間を解説。

豆腐の保存

豆腐のおすすめの保存方法と保存期間をご紹介します。

使い切れずに余った豆腐の美味しさをキープする方法です。

水に浸して冷蔵が基本

開封後の豆腐を保存する際には、水に浸して冷蔵するのが基本です。
水を毎日交換することで、日持ちしやすくなります。
保存容器はなんでもOK。
タッパーでもボウルでも構いません。

ただし、この方法には、何度も水を替えると豆腐の旨みが少しずつ薄まってしまうというデメリットがあります。

水なしで冷蔵は豆腐好きにおすすめ

また、豆腐は、水なしで冷蔵することもできます。
こちらの方法は、テレビで話題になった人気豆腐職人のおすすめ。
旨みが逃げないので、保存後も美味しくいただけます。
水に浸す場合とくらべて、若干足は早くなりますが、豆腐の味にこだわる方に特に試していただきたい方法です。

冷凍は食感の変化が楽しい

豆腐がたくさんある時には、冷凍してしまうという手もあります。

豆腐を冷凍すると、高野豆腐のようなしっかりとした食感に変わります。
この冷凍豆腐の食感を、お肉のようだと感じる方も多いようです。
この記事では、冷凍豆腐をお肉に見立てたレシピも合わせてお伝えします。

豆腐を冷蔵

今回ご紹介する保存方法は、開封後の豆腐の保存の仕方についてです。
豆腐が半分だけ残ってしまったというような場合に役立ちます。

開封していない豆腐であれば、そのまま冷蔵して賞味期限内に食べきればOK。

ちなみに、常温保存できる無菌充填豆腐も販売されていますが、それはレアケースです。
豆腐の保存は冷蔵(冷蔵室:温度は3〜6度)が原則です。


豆腐を水にひたして冷蔵

豆腐を水ありで保存

日持ちの目安:2〜3日(賞味期限内)

それでは、まず最初に、豆腐の基本的な保存方法をお伝えします。

豆腐を水に浸して、毎日水を替える方法。
水に浸すことで、豆腐独特のプルンとした食感をキープできますし、水を毎日替えることで、雑菌の繁殖を抑えることができます。

やり方は簡単です。

パックに入った水を捨て、きれいな水をひたひたくらいに注いでから、ラップをして冷蔵庫へ。
この時、パックを保存容器としてそのまま使ってもOKです。
もちろん、タッパーなどに移し替えても構いません。

難点は、冒頭でもお伝えしたとおり、豆腐の旨みが水に溶け出してしまうこと。
あまり気にならないことも多いですが、味にこだわる方には、次にご紹介する水に浸さない方法がおすすめです。


豆腐を水なしで冷蔵おすすめ!

豆腐を水なしで保存

日持ちの目安:2日(賞味期限内)

こちらは、水なしで冷蔵する方法です。

豆腐をザルか皿に乗せて、ラップをして冷蔵保存。
保存中に豆腐から出た水は捨てます。

この方法は、こだわりの人気老舗豆腐店「川島豆腐店」の店主・川島義政さんがすすめる方法で、TBSテレビの「ジョブチューン」(超一流の豆腐職人の保存方法 2014年11月22日放映)で話題になりました。

この方法の最大のメリットは、水にさらさないので、豆腐の旨みや栄養が失われづらいことです。
豆腐の味にこだわりがある方には、この方法が特におすすめです。

ただ、この方法は、味を保てる反面、水に浸ける方法よりも少し傷みやすく感じるので、早めに豆腐を食べ切ってください。


豆腐を水なしで保存

ところで、豆腐の水切りも兼ねたい場合は、豆腐をザルの上にのせて冷蔵するといいですよ。

ザルがない場合には、100均やネットで売られている水切り容器(上の写真)を使ってもいいです。

豆腐を冷凍

次に、豆腐を冷凍保存する方法です。

豆腐をそのまま冷凍

豆腐を冷凍

豆腐の冷凍保存の日持ち:1ヶ月

豆腐は冷凍して保存することもできます。

開封前だったら、そのまま保存袋に入れるだけでOK。
開封した場合は、軽く水気を切って、保存袋に入れ、袋の中の空気をしっかり抜いて冷凍庫に入れます。

使う際は、流水に浸して解凍、もしくは自然解凍やレンジ解凍してください。

ちなみに、豆腐を冷凍すると、豆腐独特のツルンとした食感は失われますが、その代わりに、高野豆腐のような食感に変化します。
お肉の代用食材としても良く使われます。


冷凍豆腐の唐揚げ
冷凍豆腐の唐揚げ
冷凍豆腐のステーキ
冷凍豆腐ステーキ
冷凍豆腐そぼろ丼
冷凍豆腐そぼろ丼
冷凍豆腐ドーナツ
冷凍豆腐ドーナツ

保存性UP!冷凍豆腐の作り方と活用レシピ

肉にくらべてヘルシーで安いところも、冷凍豆腐の魅力。

リンク先では、冷凍豆腐を使った唐揚げ・ナゲット・とんかつ・そぼろ丼・ステーキ・ドーナツを紹介しています。
合わせて是非ご覧ください。

豆腐を調理したあとで冷凍

豆腐を調理して冷凍

続いて、豆腐を加工して冷凍する方法をお伝えします。

豆腐をそのままの冷凍すると食感が変わってしまいますが、煎り豆腐などに加工してあらかじめ水分をしっかり抜いておけば、食感が変わりにくくなります。

炒り豆腐の他には、豆腐ハンバーグにしておくのもおすすめです。
豆腐ハンバーグを冷凍する場合は、焼いたあとで1個ずつラップでぴったり包み、保存袋に入れます。
日持ちは、1ヶ月くらいと考えてください。

解凍する場合は、自然解凍かレンジ解凍がおすすめです。

豆腐の保存食

最後に豆腐を使った保存食のレシピを3つご紹介します。

豆腐の保存食「豆腐のオイル漬け」

1品めは、豆腐を調味料と一緒にオリーブ油に漬け込んだお料理です。

オリーブ油が空気を遮断するので、保存性がアップ。
冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。

口当たりはトロッとまろやかで、豆腐には醤油の風味がほんのりと染み込んでいます。
おつまみとしてそのまま食べても美味しいですし、料理の具材としてアレンジすることもできます。

3分
木綿豆腐砂糖醤油オリーブオイル
豆腐の保存食「炒り豆腐」

2品めは、先ほども少し話に出た「炒り豆腐」です。

フライパンで水気を飛ばすことで、傷みにくくなります。
こちらも、日持ちは冷蔵で1週間くらい。

材料は、木綿豆腐・醤油・ごま油の3つだけというシンプルレシピです。
深みのある飽きのこない味に仕上がりますよ。

13分
木綿豆腐ごま油醤油
豆腐の保存食「豆腐の味噌漬け」

3品めは、豆腐の味噌漬けです。

水切りした豆腐を、味噌だれにつけ込んだお料理。
味噌と生姜の風味が中まで染み込んでいて、そのまま何もかけずに美味しくいただけます。

お酒との相性も良く、日本酒のおつまみにぴったり。
柔らかい食感と、コクのある和風の味付けがクセになります。

日持ちは冷蔵で1週間くらいです。

5分
豆腐味噌おろししょうがみりん砂糖
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