豆腐を使った人気のおつまみ、豆腐の味噌漬けのレシピをご紹介します。
水切りした豆腐を、味噌だれにつけ込んだお料理。
味噌の風味が中まで染み込んでいて、そのまま何もかけずに美味しくいただけます。
お酒との相性も良く、日本酒のおつまみにぴったり。
モッツァレッラチーズのような食感と、コクのある和風の味付けがクセになります。
日持ちは冷蔵で1週間くらいです。
ちなみに、豆腐の水切りと聞くと、面倒くさそうなイメージを持つ方もいるかもしれません。
でも、実際はけっこう簡単です。
重しを使った基本的な方法だけでなく、電子レンジを使った時短の方法も紹介しましたので、気軽にお試しください。
なお、これからお伝えする「豆腐の味噌漬け」のレシピは、テレビ朝日の「家事ヤロウ」で話題になりました。
(一部情報元:テレビ朝日「家事ヤロウ」2019年6月13日放映)
豆腐の味噌漬けの作り方
「豆腐の味噌漬け」のレシピです。
豆腐 | 1丁 |
味噌 | 大さじ4 |
おろししょうが | 小さじ1/2 |
みりん | 大さじ3 |
酒 | 大さじ1/2 |
醤油 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
- 豆腐をしっかり水切りする。
- みそだれの材料を小鍋に入れ、焦がさないように軽く煮詰める。
- ラップの上に豆腐をのせ、味噌だれを万遍なく塗る。
豆腐をラップでぴったり包み、冷蔵庫で丸1日漬けたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1】
まず、豆腐(1丁)をしっかり水切りします。
この味噌漬けは、豆腐の水気をしっかりと取り除くのがポイントです。
水切りのやり方はいくつかありますが、ここでは、当サイトおすすめの方法を2つご紹介します。
重しを使った方法と、電子レンジと重しを併用する方法です。

重しだけを使う場合は、キッチンペーパーを2枚重ねにして豆腐を包み、少し重めの重しを乗せます。
重しをする時間は、1時間くらい。
途中、何度かキッチンペーパーを交換すると、より効果的です。

レンジと重しを併用する場合は、キッチンペーパーを2枚重ねにして豆腐を包み、500wで3分加熱します。
レンジから取り出して、キッチンペーパーを替えて10分程度重し。
そして、再びキッチンペーパーを替えて、また10分ほど重しをしてください。
レンジを使うと、重しだけを使う場合の半分程度の時間で水切りが終わります。
ただ、豆腐が熱々になるので、別途冷ます時間が必要です。
なお、豆腐の水切りについては、別記事で詳しく紹介しています。
「豆腐の水切り方法5パターン比較」という記事もぜひご覧ください。
【工程2】
次に、味噌だれの材料を小鍋に入れ、焦がさないように軽く煮詰めます。
味噌だれの材料は、味噌(大さじ4)・おろししょうが(小さじ1/2)・みりん(大さじ3)・酒(大さじ1/2)・醤油(大さじ1)・砂糖(小さじ1)です。
煮詰めた味噌は、しばらく置いて粗熱を取ります。
【工程3】
続いて、粗熱を取った味噌だれを少しだけラップの上に広げ、その上に豆腐をのせます。
そして、豆腐の表面全体に味噌だれを万遍なく塗ります。(上の写真)
最後に、豆腐をラップでぴったり包み、冷蔵庫で丸1日漬けたら完成です。
日持ちは、冷蔵保存で1週間くらいと考えてください。
1週間漬けておくと、チーズっぽい食感とコクがよりはっきり感じられるようになります。
豆腐の味噌漬けの食べ方
この豆腐の味噌漬けは、1日漬けるだけで、中までしっかりと味が染み込みます。
あまり長く漬け込むとしょっぱくなるので、頃合いを見て、味噌だれから取り出すといいです。
また、食べる前には、味噌だれをきれいに拭き取るのがおすすめです。
味噌だれが多く残っている状態で口に入れると、しょうがなどの風味に負けて、豆腐の味があまり感じられません。
キッチンペーパーで、表面の味噌だれをしっかりと取り除いてください。
食べ方は、そのままでもいいですし、冷や奴のように薬味をかけるのもアリ。
和食の付け合わせやお酒のおつまみにぴったりですよ。