きゅうりサンドイッチは、さっぱりとした味わいと心地よい歯ざわりが魅力の定番サンドです。
シンプルなのに深みのあるおいしさで、軽い昼食やティータイムにもぴったり。
今回は、英国の伝統的な「キューカンバーサンド」をベースに、家庭でも作りやすいレシピでご紹介します。
きゅうりの水分をほどよく抜いてパンが湿らず、バターのコクときゅうりの爽やかさが引き立つ、軽やかで上品な仕上がりです。
材料
| きゅうり | 1本(100g) |
| サンドイッチ用食パン(1cm厚程度) | 8枚 |
| 無塩バター(室温に戻す) | 60g |
| 塩(サラサラした細かい粒の塩) | 小さじ1/8(0.8g) |
| こしょう | 少々 |
きゅうりサンドイッチのレシピ・作り方
きゅうりを薄く切る

- ① きゅうり(1本:100g)は2〜3mm幅の輪切りにします。
きゅうりに塩をふっておく

- ② 盆ザルの上に輪切りを重ならないようにぴったり広げます。
塩(小さじ1/8:0.8g)を上面になるべく均一に振りかけ、10分ほど置きます。
きゅうりの水気を取る

- ③ 10分経ち水分が出たら、キッチンペーパーの上に重ならないように並べます。
もう1枚のキッチンペーパーでやさしく押さえて、水気を拭き取ります。
パンにバターを塗る

- ④ 食パンの耳がある場合は切り落とします。
すべてのパンの片面に無塩バター(60g)をたっぷりと均一に塗ります。
きゅうりをはさむ

- ⑤ きゅうりをパン4枚の上に重ならないように並べ、こしょう(少々)を軽くふります。
- ⑥ 残りの4枚のパンを上に重ねて軽く押さえ、サンドイッチを仕上げます。
きゅうりサンドイッチの完成!

- ⑦ 包丁で、長辺に垂直に3等分に切ります。
上から軽く押さえ、包丁を引くようにするときれいに仕上がります。
断面が美しく見えるように整え、冷蔵庫で少し冷やしてから盛り付ければ完成です。
英国式のきゅうりサンドイッチは、紅茶に合わせるアフタヌーンティーの定番として親しまれてきたひと品。
きゅうりの爽やかさとバターのまろやかさが重なり、何度でも作りたくなるおいしさです。
素朴な材料で作れて、いつもの食卓にもやさしくなじみます。
よくある質問(FAQ)
英国風きゅうりサンドイッチを作る際によくある疑問をまとめました。
きゅうりをザルの上に重ならないように並べて上面だけに塩をまぶして置く理由は何ですか?
薄く切ったきゅうりは水分が多く、そのまま使うとパンが湿ってしまいます。
ザルの上に広げて上面だけに塩をまぶすと、表面から余分な水分が自然に引き出され、下に落ちていきます。
この方法なら、きゅうりの香りやみずみずしさを損なわずに、ほどよく締まった食感と上品な塩味をつけることができます。
両面に塩をふるよりもやさしく仕上がり、伝統的な英国式の繊細な味わいになります。
パンの種類を変えてもいいですか?
はい、パンの種類を変えても大丈夫です。
全粒粉やライ麦のパンを使うと香ばしく、より食べごたえのある仕上がりになります。
ただし、伝統的な英国式のきゅうりサンドイッチでは、耳を落とした白い食パンで作るのが定番です。
きゅうりサンドをアレンジできますか?
はい、いろいろなアレンジが楽しめます。
きゅうりサンドには、マヨネーズやクリームチーズを薄く塗ったり、ミントのちぎった葉やレモンの皮を散らすなどのアレンジもあります。
ただし、きゅうり本来の爽やかなおいしさを存分に味わうなら、このレシピのようにシンプルに作るのが断然おすすめです。
素材の持ち味が引き立ち、英国風きゅうりサンドイッチの上品な風味をしっかり感じられます。
バターの代わりにマーガリンでも作れますか?
作れますが、風味は少し異なります。
マーガリンは軽い仕上がりになりますが、バターのような深いコクと香りは出ません。
伝統的なキューカンバーサンドらしさを出すなら、無塩バターを使うのがおすすめです。










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