「煮卵(味付け卵・味玉)」のレシピをご紹介します。
煮卵をおいしく作るコツは2つあります。
1つは、たれにだしを加えること。
もう1つは、卵を最低でも一晩たれに浸すことです。
これら2つの点を押さえると、たれの旨味が卵全体に染み込んだ、とても美味しい煮卵が作れます。
冷蔵で4〜5日ほど日持ちするので、作り置きおかずとしてもおすすめです。
卵の個数を選択
このレシピは、使用する卵の個数を選べるようになっています。
分量が変わっても、作り方はまったく同じです。
材料
卵 | 4個 |
だし汁 ※ | 大さじ5(75ml) |
みりん | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ2 |
- ほんだし(小さじ1/3)を水(大さじ5)に溶かして使っても良い。
作り方
- 卵を茹でる
- 殻をむく
- ① 卵(4個)をお好みのかたさに茹でて、殻をむきます。
茹で時間は、半熟なら7分、固茹でなら12分です。
参考:ゆで卵の作り方
- だし汁等を入れる
- 火にかける
- ② だし汁・みりん・醤油を小鍋に入れて火にかけ、たれを作ります。
沸騰したら火を少し弱め、1分ほど静かな沸騰を保ち、火を止めて粗熱を取ります。
- ボールに移す
- 冷やす
- ③ たれの粗熱を早く取りたい場合は、ボールに移し、そのまま冷凍庫(または冷蔵庫)に10分ほど入れて冷やします。
- 卵にたれを注ぐ
- 袋の口を閉じる
- ④ 卵を保存袋(またはビニール袋)に入れて、たれを注ぎます。
袋の中の空気を抜いて、口を閉じます。
- 一晩冷蔵する
- 完成
- ⑤ 保存袋の口を上にして、立てて冷蔵庫に入れ、一晩置いたら完成です。
日持ちは4〜5日程度です。
なお、たれは、繰り返し3回くらい使えます。(味は少し薄くなります。)
補足:袋の口を上にする理由・卵は漬けたままでも良い・残ったたれの使い道
- ⑥ 半熟の煮卵の場合は、包丁や糸で切り分けてお皿に盛り付けます。
あるいは、ご飯や和え物など好みの料理に丸ごとのせたうえで、箸やナイフで切って食べてもいいです。
一方、固めの煮卵だったら、スライサーで薄切りにして使うこともできます。
卵を一晩たれに浸すことで、黄身の部分にも味が染み込み、味わい深く仕上がります。
とても美味しいので、煮卵を作る際には、ぜひこのレシピをお試しください。
ご飯との相性も抜群なので、冷蔵庫にストックしておくと重宝しますよ。
日持ち:冷蔵保存で4〜5日
レシピの補足説明
たれの材料
煮卵のたれは、だしと醤油とみりんだけで作るのがおすすめです。
めんつゆを使うレシピもありますが、めんつゆには独特のクセがあります。
素直な味に仕上げるには、シンプルな味付けが一番です。
大人向けは加熱しないのもアリ
上のレシピは、みりんのアルコールを飛ばすためにたれを加熱していますが、大人だけで煮卵を食べる場合は、この工程を省略して、たれの材料を混ぜ合わせるだけでもOKです。
だしの種類
この煮卵は、美味しいだしを使って作ると、とても素晴らしい味に仕上がります。
美味しいだしを簡単に作るには、だしパック(茅乃舎がおすすめ)を使うのが一番です。
とは言え、レシピの分量にある通り、ほんだし(顆粒だしの素)で代用しても、問題なく作れます。
袋の口を上にする理由
保存袋は、立てた状態にしておくのおすすめです。
保存袋の口を横にして寝かせると、たれが横に広がるので、卵の上部がたれに浸かりにくくなってしまいます。
一方、袋を立てておくと、たれが卵全体に行き渡ります。
卵は漬けたままでも良い
卵をたれに一晩浸した後に、すぐに卵を取り出す必要はありません。
時間の経過とともにさらに味が染み込んでいき、より濃厚な味に変わっていくので、そうした変化を味わうのも楽しいです。
残ったたれの使い道
煮卵を作ったあとに残ったたれは、煮物に利用できます。
落しぶたをして、汁気がなくなるまで煮たら完成です。
うずらの卵でも作れる
この煮卵は、うずらの卵でも作れます。
詳しいレシピは、うずらの味付け卵をご覧ください。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。