煮卵(味玉)のレシピ。定番の美味しい作り方。

投稿日:2017年12月18日 更新日:

煮卵(味付け卵)

レシピ動画

美味しいのはこれ!煮卵(味玉)

「煮卵(味付け卵・味玉)」のレシピをご紹介します。

煮卵をおいしく作るコツは2つあります。
1つは、たれにだしを加えること。
もう1つは、卵を最低でも一晩たれに浸すことです。

これら2つの点を押さえると、たれの旨味が卵全体に染み込んだ、とても美味しい煮卵が作れます。

冷蔵で4〜5日ほど日持ちするので、作り置きおかずとしてもおすすめです。

卵の個数を選択

このレシピは、使用する卵の個数を選べるようになっています。
分量が変わっても、作り方はまったく同じです。

材料

調理時間16分
4個
だし汁 大さじ5(75ml)
みりん 大さじ2
醤油 大さじ2
  • ほんだし(小さじ1/3)を水(大さじ5)に溶かして使っても良い。

作り方

卵を茹でる
卵の殻をむく
  1. ① 卵(4個)をお好みのかたさに茹でて、殻をむきます。

茹で時間は、半熟なら7分、固茹でなら12分です。
参考:ゆで卵の作り方


たれの材料を鍋に入れる
たれを沸騰させる
  1. ② だし汁・みりん・醤油を小鍋に入れて火にかけ、たれを作ります。
    沸騰したら火を少し弱め、1分ほど静かな沸騰を保ち、火を止めて粗熱を取ります。

たれの加熱について

ここでは、みりんのアルコールを飛ばすためにたれを加熱していますが、大人だけで煮卵を食べる場合は、この工程を省略して、たれの材料を混ぜ合わせるだけでもOKです。

だしについて

この煮卵は、美味しいだしを使って作ると、とても素晴らしい味に仕上がります。
美味しいだしを簡単に作るには、だしパック(茅乃舎がおすすめ)を使うのが一番です。

とは言え、レシピの分量にある通り、ほんだし(顆粒だしの素)で代用しても、問題なく作れます。


たれをボールに移す
ボールに入れたたれを冷凍庫に入れる
  1. ③ たれの粗熱を早く取りたい場合は、ボールに移し、そのまま冷凍庫(または冷蔵庫)に10分ほど入れて冷やします。

ゆで卵を袋に入れてたれを加える
ゆで卵が入った袋の口を閉じる
  1. ④ 卵を保存袋(またはビニール袋)に入れて、たれを注ぎます。
    袋の中の空気を抜いて、口を閉じます。

袋の口を上にして立てて冷蔵庫に入れる
一晩置いてできあがった煮卵(味玉)
  1. ⑤ 保存袋の口を上にして、立てて冷蔵庫に入れ、一晩置いたら完成です。
    日持ちは4〜5日程度です。

袋の口を上にする

保存袋は、立てた状態にしておくのおすすめです。
保存袋の口を横にして寝かせると、たれが横に広がるので、卵の上部がたれに浸かりにくくなってしまいます。
一方、袋を立てておくと、たれが卵全体に行き渡ります。


半熟の煮卵をご飯にのせて箸で切る
固茹での煮卵を包丁やスライサーで切る
  1. ⑥ 半熟の煮卵の場合は、包丁や糸で切り分けてお皿に盛り付けます。
    あるいは、ご飯や和え物など好みの料理に丸ごとのせたうえで、箸やナイフで切って食べてもいいです。
    一方、固めの煮卵だったら、スライサーで薄切りにして使うこともできます。

参考:糸を使った切り方

残ったたれの使い道

煮卵を作ったあとに残ったたれは、煮物に利用できます。

煮卵の残ったたれで厚揚げと人参を煮る
具材を小さめに切って鍋に入れ、ひたひたの量のたれを加えます。
落しぶたをして、汁気がなくなるまで煮たら完成です。

煮卵(味玉)

卵を一晩たれに浸すことで、黄身の部分にも味が染み込み、味わい深く仕上がります。

とても美味しいので、煮卵を作る際には、ぜひこのレシピをお試しください。
ご飯との相性も抜群なので、冷蔵庫にストックしておくと重宝しますよ。

作り置きOK!

日持ち:冷蔵保存で4〜5日

【ひと言メモ】
  • 卵をたれに一晩浸した後に、すぐに卵を取り出す必要はありません。
    時間の経過とともにさらに味が染み込んでいき、より濃厚な味に変わっていくので、そうした変化を味わうのも楽しいです。
  • 煮卵のたれは、だしと醤油とみりんだけで作るのがおすすめです。
    めんつゆを使うレシピもありますが、めんつゆには独特のクセがあります。
    素直な味に仕上げるには、シンプルな味付けが一番です。

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