ゆで卵の作り方と茹で時間を解説します。
茹で時間については、上の時間表にまとめています。
何分茹でるか迷う時には、この表をご覧ください。
半熟卵なら7分、固茹で卵なら12分が目安です。
茹で時間の計測は、熱湯に卵を入れたところからスタートします。
個数が増えても、茹で時間は同じです。
鍋を使った茹で卵のレシピには、大きく分けて2種類があります。
水から卵を入れる方法と、沸騰してから卵を入れる方法です。
このうち、簡単で失敗しにくいのは、今回のようにお湯から卵を入れる茹で方です。
水から卵を入れる温め方だと、鍋のサイズや水の量によってお湯が沸騰するまでの時間が変わってくるため、狙いどおりの固さに仕上げるのはなかなか難しいです。
一方、沸騰後に卵を入れるやり方であれば、鍋や水量の違いに左右されません。
そのため、茹で時間を読み間違えることがなくなります。
材料
卵 | 好みの量 |
作り方・茹で方
- ① 卵を冷蔵庫から取り出し、湯が沸くまで常温に置きます。
時間がある場合は、卵が常温に戻るまで置いておくと、茹でた時に、よりヒビが入りにくくなります。
- ② 卵がかぶるくらいの湯を鍋に沸かし、沸騰したらいったん弱火にします。
- ③ 弱火にしたら、卵を網じゃくしやお玉などに乗せてそっと入れます。
一度に入れられない場合は、何回かに分けて続けて入れます。
弱火にしてそっと入れる
あまりボコボコ沸騰した状態で卵を乱暴に入れると、まだ生の状態ですから割れやすくなります。
弱火にしてから、そっと入れてください。
なお、一度に茹でる卵の数は、卵が十分につかる湯さえあれば、基本的には何個でもOKです。
茹で時間も変わりません。
- ④ 卵が踊らない程度の弱めの火力で、半熟なら7分、固ゆでなら12分を目安に茹でます。
茹でている間にたまに卵の上下を返すと、黄身が中央にあるきれいなゆで卵ができます。
茹で時間早見表
卵の1分刻みの茹で時間は、下の時間表を参考にしてください。
半熟なら7分、固茹でなら12分が目安です。
茹で時間の計測は、熱湯に卵を入れたところからスタートします。
個数が増えても、茹で時間は同じです。
とろとろ
半熟
柔らかめ
普通
普通
固め
固ゆで
しっかり
- ⑤ 網じゃくしやお玉を使って卵を取り出し、すぐにたっぷりの氷水(または冷水)に移します。
- ⑥ 時間を置かずにすぐに、水の中で卵の両端をボールの内側に軽く押し当てて、ヒビを入れます。
卵のお尻の方(カーブの緩やかな方)のヒビから殻を開き、殻と卵の間に水を入れるようにして、殻をむきます。
水気を切ったら完成です。
冷水に浸しながらヒビを入れる
アツアツの卵をすぐに冷やすと、急激な温度変化により殻と中身が離れやすくなるため、むきやすさがアップします。
また、冷水に浸しながら卵にヒビを入れると、割れ目から水が浸入して殻と中身の間に染み込み、すべりがよくなるので、殻が簡単に剥がれます。
流水に当ててもOK
殻を剥きやすくする方法は他にもあります。
お尻の方の殻を水の中で少しだけむいたあとに、殻と卵の境目に流水を当てながら剥く方法も効果的です。
お好みで試してみてください。
以上が、ゆで卵の基本的な作り方です。
今回のように沸騰してから卵を入れることで、思った通りのかたさに茹でられます。
また、卵の殻も、上の写真のように簡単にむけます。
ところで、この記事では鍋を使ったゆで卵の作り方をご紹介しましたが、鍋の代わりにフライパンを使う場合は、加熱方法が少し異なります。
フライパンの場合は、お湯からではなく、水から卵を加熱。
具体的には、少量の水と一緒に、蓋付きのフライパンで蒸して加熱します。
詳しくは、別記事「ゆで卵をフライパンで作る」を参考にしてください。
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