ゆで卵の作り方を動画でご紹介します。
鍋を使って作る、ゆで卵の簡単レシピです。
卵は、冷蔵庫から出したてのものを使います。
鍋を使った茹で卵の作り方には、大きく分けて2種類があります。
水から卵を入れる方法と、お湯が沸騰してから卵を入れる方法。
おすすめなのは、お湯から卵を入れる茹で方です。
水から卵を入れるやり方だと、お湯が沸騰するまでの時間が鍋の大きさや水の量によって変わってくるため、思った通りの固さに仕上げるのはなかなか難しいです。
一方で、沸騰後に卵を入れるゆで方であれば、鍋や水量の違いに左右されないため、茹で時間を読み間違えることがなくなります。
卵の適切な茹で時間が何分なのか知りたい場合は、下の早見表をご覧ください。
半熟から固茹でまで、1分刻みで好みの固さに茹でられます。
茹で時間の計測は、熱湯に卵を入れたところからスタート。
個数にかかわらず、この時間を目安にすればOKです。
とろとろ
半熟
柔らかめ
普通
普通
固め
固ゆで
しっかり
ゆで卵の作り方
生卵を沸騰したお湯に入れて、ゆで卵を作る方法です。
下の工程写真では、卵を4個使っていますが、卵の数が増えても基本的には同じ。
卵の数が2個や3個の場合でも、あるいは5個・6個の場合でも、茹で時間は変わりません。
写真をもとに、ゆで卵の上手な作り方を説明します。
【工程1】
まず、鍋にたっぷりの湯を沸かします。
湯の量は、卵が完全に浸かって、さらに十分な余裕があるくらいです。
【工程2】
湯が沸騰したら、冷蔵庫から出した卵をそっと入れます。
乱暴に入れると卵にヒビが入るので、おたまなどでそっと入れるといいです。
そして、半熟の場合は7分、固ゆでの場合は12分、茹でます。
火加減は弱めの中火から中火くらい。
常にフツフツと静かに沸騰した状態を保ちながら茹でます。

茹で時間は、卵の大きさなどによって若干変わりますが、下の時間表の分数を参考に、ゆで時間を選んでください。
とろとろ
半熟
柔らかめ
普通
普通
固め
固ゆで
しっかり
茹で上がった卵を冷水に取り、殻をむいたら完成です。
熱々の卵をすぐに冷やすと、急激な温度変化により殻と中身が離れやすくなり、ぐっとむきやすくなります。
また、からむきする際には、冷水に浸しながらヒビを入れるのがおすすめです。

水道などの流水に当てながら殻を剥いてもOKです。
以上が、ゆで卵の基本的な作り方。
続いて、ゆで卵の殻をさらに剥きやすくする裏ワザをご紹介します。
ゆで卵作りのコツ
卵の殻は、すでにお伝えしたように、茹で上がりを冷水に浸すだけでも、とても剥きやすくなります。
ですが、次のような方法をさらに追加すると、よりきれいにむくことが可能です。
おすすめ順に2つ紹介します。
一番おすすめなのは、先ほどの動画の中でもご紹介した、茹でる前にヒビを入れる方法です。

ヒビを入れるところは、先が尖っていない方のお尻の部分。
カーブがゆるやかな方です。
この先端部分には「気室」という空洞があるので、少々のヒビでは中身は漏れません。
詳しくは、「ゆで卵の殻むき。一番簡単な剥き方はコレ!」をご覧ください。
リンク先では、他の主要な殻の剥き方も比較しながら解説しています。
2つめの方法は、画びょうなどで卵に穴を開けてから茹でる方法です。

先が尖っていない方のお尻の部分です。
むきやすくなる理由は、先に紹介したヒビを入れる方法と同様ですが、殻を破る面積が少ない分、ヒビを入れるよりも、効果を感じにくいです。
以上、鍋を使ったゆで卵の作り方についてお伝えしました。
鍋で卵を茹でる際の最大のポイントは、湯が沸騰してから卵を加えること。
その点に気を付けるだけで、卵の固さをコントロールしやすくなりますよ。
ちなみに、水からゆで卵を作りたい場合は、フライパンを使うのがおすすめです。
少量の水と一緒に、蓋付きのフライパンで蒸して加熱。

詳しくは、「ゆで卵をフライパンで水から作る」で詳しく解説しています。
そちらの記事もぜひご覧ください。