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ゆで卵の殻むき。一番簡単な剥き方はコレ!剥きやすい順に紹介。

投稿日:2016年3月22日 更新日:

ゆで卵の殻むき

ゆで卵の殻むきの簡単な方法を動画でご紹介します。
卵の殻がむきにくいと感じている方におすすめの剥き方です。

絶対外せないのは「冷水に浸す」

ゆで卵を冷水に浸す
ゆで卵の殻を剥きやすくする方法は複数ありますが、最も手軽で、しかも効果を実感しやすいのは、茹でた後に冷水で冷やす方法です。

冷水に浸す方法が効果的な理由は次の2つです。

  • 急激な温度変化にさらすことで、殻と中身が収縮してズレる。
  • 殻が冷えることで、中身の方から出てきた水蒸気が冷やされて、殻と中身の間に水がたまる。

この2つの理由により、殻と中身が離れやすくなので、殻が剥きやすくなります。

さらに、冷水に浸しながら卵の殻にヒビを入れると、剥きやすさがアップ。
割れ目から水が浸入して、殻と中身の間に染み込み、すべりがよくなるので殻が剥がれやすくなります。


そして、さらなる剥きやすさを追求するのなら、プラスアルファの選択肢がいくつかあります。

  • 茹でる前に、殻に軽くヒビを入れる
  • 茹でる前に、殻に穴を開ける
  • 茹でた後に、タッパーに入れて振る
  • 茹でた後に、殻に穴を開けて息を吹き込む

これらの方法は、冷水に浸す方法と併用すると効果が高まります。

中でも一番剥きやすいのは、殻に軽くヒビを入れる方法です。
その理由と、それぞれのやり方について、おすすめ順に詳しくお伝えします。

(一部情報元:TBSテレビ「この差って何ですか?」2019年6月18日・2016年3月20日、日本テレビ「得する人損する人」2015年5月8日、テレビ朝日「家事ヤロウ!」2018年7月6日放映)

卵にヒビを入れるおすすめ!

卵の殻むきを楽にする一番おすすめの方法は、卵にあらかじめヒビを入れる方法です。
もちろん、茹でた後に冷水に浸けるのも忘れずに。

ここでは、ゆで卵の早むき名人、「煮卵屋 松ばや」の石塚貴之さんがすすめる、殻の剥き方をご紹介します。

材料
適量
手順
  1. 卵の殻のカーブが緩やかな方にスプーンを使ってヒビを入れ、普通に茹でる。
  2. 茹で上がったら冷水に浸し、水の中で殻にヒビを入れる。殻をむく。

卵の殻にヒビを入れる
【工程1】
まず、卵の殻のカーブが緩やかな方に、スプーンを使ってヒビを入れます。

ヒビを入れるところは、卵の尖った方ではなく、カーブがゆるやかな方だけです。
ゆるやかな方には「気室」という空洞があるので、少々のヒビでは、中身が漏れません。


ヒビを入れた卵
ポイントは、お尻の部分にスプーンを軽く当てること。

ヒビが少しでも入ったら、もうそれ以上叩く必要はありません。


ヒビから中身が漏れ出した卵
ちなみに、ここでしっかりめにヒビを入れると殻がよりむきやすくなりますが、一方で、あまりヒビを大きく入れ過ぎると、写真のように、茹でている間に白身が出てしまう可能性もあります。

ですから、軽く叩いて一度ヒビが入ったら、もうそれ以上叩かないのがおすすめです。
叩きすぎなければ、白身が出ることはほぼありません。

【調理のポイント】
殻にあらかじめヒビを入れると、ゆで卵が殻にくっつくのを防ぐことができるので、殻がむきやすくなります。

では、ゆで卵が殻にくっつくのはなぜでしょうか?
その原因は、白身に含まれる二酸化炭素にあります。
二酸化炭素が熱で膨張すると、白身が膨らみ、殻の内側にある薄皮に張り付いてしまいます。
でも、殻にヒビを入れて二酸化炭素の逃げ道を作っておくと、白身と薄皮がくっつくのを防ぐことができるので、殻がむきやすくなるというわけです。


ヒビを入れた卵を茹でる
卵にヒビが入ったら、普通に茹でます。

ちなみに、ゆで卵を失敗せずに作るには、湯から茹で始めるのがおすすめです。
沸騰した湯にお玉などを使ってそっと入れ、お好みの固さになるまで茹でます。
できあがりの固さに応じた茹で時間は、下の写真の通りです。

6分
とろとろ
7分
半熟
8分
柔らかめ
9分
普通

ゆで卵のゆで時間の早見表

10分
普通
11分
固め
12分
固ゆで
13分
しっかり

もし茹で方が分からない場合は、「ゆで卵の作り方」という記事をご覧ください。


ヒビを入れたゆで卵を冷水に浸す
【工程2】
卵が茹で上がったら、たっぷりの冷水に浸します。

そして、水の中で卵をボールに押し当てて再びヒビを入れ、殻をむきます。

【調理のポイント】
茹で上がった卵を冷水に浸し、水の中で表面にヒビを入れると、殻がむきやすくなります。

茹でる前に殻に軽くヒビを入れたうえで、茹でた後に冷水の中で更に殻を割る。
この方法が、卵の殻をむく方法の中で一番おすすめです。

生卵にヒビを入れても大丈夫?と疑問に思うかもしれませんが、卵を叩きすぎなければ、白身が出ることはほぼありません。
ただ、ヒビを入れすぎれば白身が少し漏れることもあるので、この点を了解したうえで、試してくださいね。


茹でている間にヒビを入れる方法


茹でている途中に卵にヒビを入れる
ちなみに、卵にヒビを入れる方法の中には、茹でている間に湯の中でヒビを入れるやり方もあります。

こちらは、先に紹介した方法よりもやや効果が低いですけど、悪くありません。

半熟だったら茹で上がる30秒前くらい、固茹でだったら茹で上がる1分前くらいに、スプーンやヘラなどで軽く叩いてヒビを入れます。

ただ、こちらもあまり叩きすぎないように注意してください。

卵に穴をあける

卵の殻に穴を開ける

続いては、卵の殻にあらかじめ穴を開ける方法です。
先に紹介したヒビを入れる方法よりも、殻むきにやや時間がかかりますが、ある程度の効果があります。

殻がむきやすくなる理屈は、先に紹介した方法とまったく同じ。
卵に穴を開けることで、卵の中にある二酸化炭素の逃げ道ができるので、卵が殻にくっつきにくくなります。

ただ、殻を破る面積が小さい分、ヒビを入れるよりも効果を感じにくいです。

手順
  1. 卵の殻のカーブが緩やかな方に、画びょうなどを使って穴をあけ、普通に茹でる。
  2. 卵を冷水に浸し、殻をむく。(水の中で殻にヒビを入れると、よりむきやすくなる。)


画びょうなどの道具でゆで卵の殻むき
卵に穴を開ける場所は、卵のお尻の部分。
先の尖った方ではなく、ゆるやかにカーブしている方です。

先に紹介したヒビを入れる方法と同じ部分です。

ちなみに、殻に穴を開けるのは、意外と簡単です。
画びょうの先端を卵に押し当ててしばらくグリグリ動かすと、卵を割らずにスンナリと穴を開けることができます。

画びょうが無い場合は、ピンや縫い針でも代用できますし、ダイソーなどの100均やネットで販売されている卵の穴あけグッズ(上の写真)を使ってもいいです。

詳しくは、下のリンク先をご覧ください。
この方法を詳しく解説しています。

作り方を見る

タッパーに入れて振る

ゆで卵をタッパーに入れて殻むき

こちらは、タッパーに入れて振る方法。
この方法は、テレビで「一番簡単な殻のむき方」として話題になったことがあります。

ただ、欠点もあります。


中身の飛び出した半熟卵
まず、半熟卵には絶対に使えません。

卵をタッパーごとしっかり振る方法なので、ゆるゆるの半熟卵を使うと、こんな悲惨なことにもなります。


割れたゆで卵
また、固茹でであっても、あまり勢い良く振りすぎると、卵が崩れてしまいます。

ですから、振るときの力加減がとても大事です。
この方法を試すのなら、少し慎重に作業してください。
とは言え、慣れて力加減が分かれば、一度にたくさんの卵の殻がむけることも事実です。

手順
  1. 卵を普通に茹で、冷水に30秒ほど浸す。
  2. 卵と少量の水をタッパーに入れ、フタをして、タッパーごと30秒ほど振る。

タッパーに入れたゆで卵
卵が茹で上がったら、冷水に30秒ほど浸します。
ゆで卵の作り方はリンク先を参考にしてください。)

次に、卵をタッパーに入れ、少し水を加えます。
そして、この状態でフタをして、タッパーを両手で持ち、30秒ほど振って、卵にヒビを入れます。


タッパーでゆで卵の殻むき
ヒビが入っていない卵がある場合は、ヒビが入った卵を除いてから、再びタッパーを振ります。


殻を剥いたゆで卵
細かいヒビが入った卵の殻は、5~15秒ほどのほんの一瞬でツルンと簡単に取れます。

コップで代用してもOK

ちなみに、殻をむくのが1個だけの場合は、コップの中に卵と水を入れ、手でコップの口を塞いで振るのが効率的です。

卵に息をふきかける

ゆで卵の殻に穴を開ける

最後にご紹介するのは、ちょっと変わった殻のむき方。
茹で上がった卵の両端に穴を開け、片側の穴から息を吹きかける方法です。

この方法は、主にテレビのバラエティー番組などでよく取り上げられますが、決して効率の良い殻のむき方ではありません。
むしろ、普通にむくよりも時間がかかります。
でも面白いです。
子供の自由研究などに試してみるのはいいかもしれませんよ。

手順
  1. 卵を普通に茹で、冷水に30秒浸す。
  2. 卵の上下(尖った部分2箇所)の殻を割り、それぞれに直径2センチくらいの穴を開ける。
  3. 卵の一番尖った方の穴に、息を吹き込む。

実際にやってみると、茹で卵の殻に穴を開けるのが意外と面倒です。
穴を開ける作業だけで、時間がけっこうかかります。

でも、穴さえ開けてしまえば、卵がツルンと殻から出てきますよ。

詳しくは下のリンク先をご覧ください。

作り方を見る

以上、ゆで卵の殻の簡単なむき方でした。
一番のおすすめは、冒頭で紹介したヒビを入れる方法です。
ぜひ試してみてください。


ところで、当サイトでは、ゆで卵の上手な作り方も紹介しています。


鍋でゆで卵を茹でる
鍋を使ったゆで卵の作り方」はリンク先をご覧ください。
初心者にもおすすめの基本のゆで卵の作り方を詳しく解説しています。

フライパンでゆで卵を茹でる
また、ゆで卵はフライパンで作ることもできます。
フライパンを使って少量の湯で卵を茹でるなら、「フライパンを使ったゆで卵の作り方」をご覧ください。

レンジでゆで卵を茹でる
ゆで卵は、レンジで茹でることもできます。
レンジを使ったゆで卵の作り方」では、マグカップを使った方法と、市販のゆで卵器を使った方法の2パターンを紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

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