やまでら くみこ のレシピ

短時間で簡単に作れる人気家庭料理を紹介。

卵の保存方法の要点を整理。生はもちろん、ゆで卵や冷凍卵の保存まで。

投稿日:2016年3月24日 更新日:

卵を長持ちさせる保存法をご紹介します。

卵はパックのまま冷蔵庫の奥(冷蔵室)で保存するのがベストです。

パックのまま保存する理由

パックのまま保存するのは、衛生上の理由です。

卵の殻にはサルモネラ菌が付着している場合があり、卵をむき出しにしておくと、サルモネラ菌が他の食品に移ってしまう可能性があるんです。

パックに入れたままであれば、その危険性を大きく減らすことができます。

冷蔵室の奥に保存する理由

また、冷蔵室の奥に入れる理由は、温度を一定に保つためと、振動を防ぐためです。

冷蔵庫の扉を開け締めすると、かなりの振動が発生して卵の殻が傷む原因になりますし、しかも外気が流れ込んでくるので、庫内の温度も上昇します。

それが卵にとってあまり良くないんです。

でも冷蔵室の奥に保存してておけば、それらの影響を受けづらいので、日持ちがしやすくなります。

卵は、比較的温度が低い冷蔵室(3〜5度)で、そっと保存しておくのがベスト。

その場合の卵の保存期間は2週間くらいです。


さて、この記事では、生卵のベストな冷蔵・冷凍方法以外に、ゆで卵の保存方法や保存食レシピも紹介します。

卵の保存についておさらいしておけば、日々の料理にきっと役立ちます。
最後までお付き合いください。


卵はパックごと冷蔵保存が1番

卵のパックの開け方

冒頭でもお伝えしたとおり、卵はパックのまま冷蔵室の奥で保存するのがベストです。

でも、パックのまま保存しようと思っても、ごく普通にパックを開けると、フタがぴったりと閉まらなくなってしまいますよね。
フタがパカパカしちゃうんですよね。

そうなってしまうのを防ぐためには、パックの開け方を変えるのがおすすめです。

普通は、付属しているテープ(上の写真のオレンジ色の部分)を引っ張って開けますよね。
でも、そちらからは開けずに、逆の方からハサミを使って開ける。

そうすると、パックのフタがちゃんと締まった状態を維持できます。

卵のNGな保存方法

卵のNGな保存方法は、次の2つです。

NG:冷蔵庫のドアポケットに卵を置く

ドアの開閉による振動と温度差は、卵にとっては悪影響。
冷蔵室の奥で保存しましょう。

NG:卵を水で洗ってから保存する

卵を水で洗って保存するのもNGです。
殻の表面を覆うクチクラ層がはがれるため、菌が外から侵入しやすくなります。

卵を保存する向き


卵を保存する向きにも注意した方がいいです。

尖った方を下に向けると、中に菌が侵入しにくくなるので、日持ちしやすくなります。

ゆで卵の保存

ちょっと意外かもしれませんが、卵はゆで卵にすると、あまり日持ちしなくなります。

卵は生のままだと冷蔵で2週間ほど日持ちしますが、ゆでてしまうと2〜3日ほどしか持ちません。

卵白にはもともと「リゾチーム」という抗菌作用のある酵素が含まれていますが、ゆでると、その働きが失われてしまうためです。

ですから長持ちさせたい場合は、生のまま冷蔵保存するか、冷凍(後ほど解説)してしまう方がいいです。

どうしてもゆで卵を保存したいという場合は、次に紹介するレシピを参考に、調味料に浸して味付け卵にするのがおすすめです。

ゆで卵の保存食のレシピ

ゆで卵は、調味料に浸して味付け卵にするだけで、少し日持ちするようになります。

こちらは、めんつゆを使った美味しい味付け卵のレシピ。

手抜き料理研究家のはらぺこグリズリーさんのアイデアです。

材料【3個分:調理時間1分/漬ける時間除く】
ゆで卵 3個
めんつゆ(2倍濃縮 ※) 150ml

※ 3倍濃縮のめんつゆを使用する場合は、めんつゆ100mlに水50mlを混ぜて使用する。

作り方
  1. ゆで卵とめんつゆ(100ml)を密閉容器に入れ、卵の上にキッチンペーパーを1枚かぶせ、めんつゆ(50ml)をかける。
    容器にフタをして冷蔵庫に半日入れたらできあがり。

(一部情報元:日本テレビ「世界一受けたい授業」2017年12月16日放映)

ちなみに、上の写真のようにゆで卵を半熟に仕上げたい場合は、沸騰した湯に卵を入れ、中火で6分茹でてから、冷水に取るといいですよ。



また、ゆで卵をふりかけや残った漬物の汁などで味付けするのもいいですよ。

こちらは、お弁当におすすめの、うずらの味付け卵のレシピ。

たっきーママこと、料理研究家の奥田和美さんのアイデアです。

材料【6個分:調理時間1分/漬ける時間除く】
うずらのゆで卵 6個
A
砂糖 小さじ1/2
ゆかりふりかけ 小さじ1/2
小さじ1/2
大さじ3
B
カレー粉 小さじ1/2
適量
大さじ3
C
赤かぶ漬けの漬け汁 大さじ4
作り方
  1. うずらのゆで卵をビニール袋に入れ、AかBかCを加え、3時間〜1晩置いたらできあがり。

(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」2018年5月28日放映)

卵の味付けは、AかBかCのいずれかを使ってください。
パステルカラーの味付け卵で、お弁当のおかずにすると彩りがきれいですよ。

続いて、卵を上手に冷凍する方法をご紹介します。

卵を冷凍する方法

卵は冷凍保存することもできます。

冷凍する方法は2つ。
1つめは、殻を割らずに丸ごと。
2つめは、割ってタッパーなどに入れる方法です。

卵を冷凍した場合の保存期間は1ヶ月くらいです。



ちなみに上の写真は、丸ごと冷凍した卵。



解凍すると、見た目は冷凍する前の状態に近くなります。
ただ、黄身の食感がまったく変わってしまいます。

黄身は、箸で簡単に持ち上げられるほど固くなり、弾力が増します。
また、まったりとした舌触りになるので、濃厚でクリーミーな味に感じられます。

冷凍した卵の黄身は、卵かけご飯にすると美味しいです。
また、冷凍した卵白は、泡立ちやすくなるため、メレンゲなどに使うのもおすすめです。

卵の冷凍方法は、次の通りです。

卵の冷凍&解凍方法
  1. 卵を殻つきのままパックごと冷凍庫に入れる。
  2. 料理に使う場合は、事前に1時間ほど自然解凍する。

卵の冷凍保存
卵を冷凍すると、ヒビが入って中身が少し出るので、パックにいれたままか、別の容器に入れて冷凍するのがおすすめです。


卵を冷凍することにあまり馴染みがないかもしれませんが、実は、いろいろな料理に使えます。
詳しくは冷凍卵の作り方と使い方をご覧ください。

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