ゆで卵の殻に穴あけして、殻をむきやすくする方法をご紹介します。
ゆで卵の殻を簡単にむくには、茹でる前に画びょうで穴を開けると良い。
2010年発売のオレンジページに掲載されていたこのアイデアを、実際に試してみました。
オレンジページによると、穴を開けると剥きやすくなる理由は、卵の殻の薄皮と中身の間に空気が入るからだそうです。
やり方は、次の通り。
生卵 | 適量 |
- 生卵の表面に画びょうで穴を開ける。
- 鍋に湯を沸かし、卵を入れて茹でる。
卵を冷水に取る。
画びょうが無い場合は、針やピンといった金属製の尖ったものでも代用できます。
開け方を含め、手順を詳しくお伝えします。
卵の穴の開け方
まずは、卵の表面に穴をあけます。
穴をあける場所は、卵の表面がゆるやかにカーブしている方。
そのおしり部分に穴を開けます。
尖っている方ではないので注意してくださいね。
やってみると、殻に穴を開けるのは、やや面倒です。
画びょうの先端を卵に押し当ててしばらくグリグリ動かすと、卵を割らずに穴を開けることができます。
冒頭でもお伝えした通り、画びょうが無い場合には、ピンや縫い針でも代用できます。
また、ダイソーなどの100均やネットでは、卵の穴あけグッズも販売されています。
上の写真は、アマゾンで一番人気の「からむき上手」です。
次に鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら、卵を入れて茹でます。
茹で時間は、半熟の場合は7分くらい、固ゆでの場合は12分くらいです。
茹でている間に卵の中身が穴から出てしまわないか心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
湯に入れた直後は中身がちょっと出ますが、すぐにおさまるので、問題はありません。
ゆで上がった卵は、最後に冷水に取ります。
さて、できあがったゆで卵の殻を、さっそくむいてみました。
たしかに穴を開けると、いつもよりは少しラクに卵をむくことができました。
「スルっとむける」とまではいきませんが、薄皮ごと殻が取れました。
ところで、今回の裏ワザと似た方法として、「卵の殻にヒビを入れる方法」もあります。
穴を開けるのではなく、同じ部分にスプーンなどであらかじめヒビを入れる方法です。
薄皮と中身の間に空気がより入りやすくなるため、今回以上に、するっと簡単に殻をむくことができます。
さらに言うと、ゆで卵の殻剥きは、必ずしも裏ワザに頼る必要はありません。
私の一番のおすすめは、裏ワザ以前の「基本の剥き方」です。
ゆで卵を氷水(冷水)の中でむく方法で、もっとも効果を実感しやすいうえに、失敗のリスクもない、とても便利な殻の剥き方です。
合わせて参考にしてください。
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