プロのサンドイッチ屋さんがすすめる「たまごサンド」のレシピをご紹介します。
創業47年のサンドイッチ専門店「三桂サンドイッチ」のマネージャー 坂井祐治さんによると、美味しい「たまごサンド」を作るポイントは4つあります。
(一部情報元:TBSテレビ「この差って何ですか?」普通の主婦とプロの差 2015年10月4日放映)
たまごサンドを作るコツ
坂井さんによると、時間が経っても美味しい「たまごサンド」を作るポイントは、4つあります。
- ゆで卵は、たまごスライサーで切る。
- 卵の味付けは、マヨネーズを少し控えめにし、卵を崩さないように和える。
- パンにバターを塗らない。
- 卵は、パンの中央にこんもりと塗る。
以上4点について、簡単に説明します。
卵はスライサーで切る
まず1つめの、卵の切り方について。
「たまごサンド」を作る時、卵は、包丁でみじん切りにするのが、最も一般的だと思います。
でも包丁で切ると、卵の大きさにばらつきが出てしまうため、食感が悪くなってしまいます。
そこでプロは、専用のスライサーを使います。
「たまごスライサー」で、縦に1回・横に1回切るだけで、おしまい。
敢えて少し大きめに切ることで、卵の食感を残します。
また卵の形が均一に仕上がるので、全体を同じ食感で味わうことも出来ます。
マヨネーズは少し控えめに使う
2つめは、卵の味付けについて。
塩・コショウ・砂糖・マヨネーズで調味しますが、マヨネーズは少し控えめに使います。
マヨネーズの量をおさえると、卵の風味を損なわずに済みます。
また卵と調味料を混ぜる際には、卵がなるべく潰れないように、さっくりと和えます。
混ぜすぎないことで、卵のほど良い食感も残ります。
パンにはバターは塗らない
3つめは、パンにバターを塗らないこと。
卵の味を損なわないために、パンには敢えて何も塗りません。
卵はパンの中央にこんもりと盛る
4つめは、卵の塗り方。
パンに均一に塗るのではなく、パンの中心にこんもりと塗ります。
そうすると、パンと具材の割合が食べる部分によって変わるため、最後まで飽きずに食べることができます。
また食べた時に、パンから卵がはみ出しません。
以上のポイントを踏まえて、レシピをまとめると次のようになります。
たまごサンドのレシピ
坂井さんがすすめる、「たまごサンド」のレシピです。
ゆで卵 | |
塩 | |
コショウ | |
砂糖 | |
マヨネーズ | |
サンドイッチ用食パン |
- ゆで卵は、たまごスライサーを使って、縦に1回横に1回切る。
- 1に塩・コショウ・砂糖・マヨネーズを加え、卵が潰れないようにさっくり和える。
- パンの中央に2をこんもりと塗る。その上にパンをのせて挟む。
- 包丁の柄の方を上にして、3に斜めに包丁を入れ、2等分する。
時間が経ってから食べる場合は、ラップで包む。できあがり。
写真をもとに、レシピを分かりやすく説明します。
まず、ゆで卵は、専用のスライサーを使って普通に切ります。
ちなみに「ゆで卵の作り方」は、リンク先を参考にしてください。
次に90度向きを変え、もう1度切ります。
卵のカットは、これで終わりです。
次に、卵・塩・コショウ・砂糖・マヨネーズをボールに入れ、卵が潰れないように和えます。
なおマヨネーズの量は、少し控えめにします。
そして卵をパンに塗ります。
上の写真のように、パンの中央にこんもりと塗ると、食べた時に、卵がパンからはみ出しません。
包丁で2等分したらできあがり。
サンドイッチを切る時は、包丁の柄の方を上にして、斜めに包丁を入れると、ふわっとした状態を保ちつつ、きれいに切ることができます。
それでもサンドイッチが切りにくい場合は、あらかじめラップで包むと、きれいに切れますよ。詳しくは、コチラをご覧ください。
卵のまろやかな風味とフワッとした食感がいかされた、美味しい卵サンドが出来上がります。
時間が経ってから食べる場合は、ぴったりラップをするといいですよ。
ところで卵サンドと言えば「沼サン風 ダブル卵サンド」のレシピもおすすめです。料理研究家の小林まさみさんが考案した、超具だくさんのサンドイッチです。
また少し手抜きをしたい場合は「レンジで3分でできる卵サンド」もいいですよ。バタコやんこと、お笑いコンビ シンクロックの吉田結衣さんのレシピです。
リンク先も合わせてご覧ください。