サンドイッチ弁当の詰め方と作り方のコツを解説します。
詰め方
サンドイッチを切ってからお弁当にする場合は、あらかじめラップで包んでおくのがおすすめです。
中身がはみ出しにくくなるため、作業が断然ラクになります。
- ① ラップを少し大きめに切ります。
- ② ラップの角を手前にして置き、その中央にサンドイッチをのせます。(上の左側の図)
- ③ サンドイッチの端を軽くおさえて耳同士(端同士)をくっつけながら、ラップでぴったりと包みます。
包み方のコツ
ラップの角とパンの辺を合わせる
ラップの角を手前にして、その上にパンをのせると、パンの4つの辺の中央にちょうどラップの角がきます。
このように配置すると、パンをラップで包みやすくなります。
パンの端を押さえながら包む
サンドイッチの端を上から軽く押さえて、ぴったりと合わせながら包むことも大切です。
このように端同士を合わせると、具がパンの外に漏れにくくなりますし、具が入った中心部分がきれいに見えます。
- ④ ラップで包んだサンドイッチを、お弁当箱の高さやサイズに合わせて切ります。
おすすめのお弁当箱
普通サイズのお弁当箱にサンドイッチを詰めようとしても、容量が小さすぎて、サンドイッチが入り切らないことも多いです。
そのため、サンドイッチ用にお弁当箱を別途用意しておくと便利です。
少し大きめのサイズを買えば、サンドイッチを半分に切るだけできれいに詰められます。
他のものなら、100均のランチパックも、サイズが充実しているため利便性が高いです。
ちなみに、上の写真に写っているのは、セリアの商品です。
お弁当箱が浅い場合
サンドイッチは、半分くらいに切るのが、崩れにくくておすすめです。
ただ、お弁当箱が浅い場合は、高さに合わせて3等分くらいに切り分けても良いです。
- ⑤ サンドイッチの断面に1個ずつラップをかぶせます。
お弁当箱に隙間なく詰める場合は、全体にラップをかぶせても良いです。
ラップで乾燥を防ぐ
サンドイッチを持ち運ぶ際には、時間の経過とともに乾燥しやすくなるので、断面をラップで覆うのがおすすめです。
また、サンドイッチを切る前にかぶせたラップも、外さずにそのままの状態にしてください。
その方が食べやすいですし、形が崩れにくいです。
- ⑥ おかずを一緒に詰める場合は、おかずを入れる場所にクッキングシートやアルミホイルなどで仕切りをして、おかずの水気がサンドイッチに移らないようにします。
- ⑦ 完成したサンドイッチのお弁当は、夏など蒸し暑い季節には、傷まないように、食べるまで涼しい場所に置くように注意します。
サンドイッチ弁当を作るコツ
次に、サンドイッチのお弁当を上手に作るコツを4つ解説します。
- 具に十分に火を通す
- 具の水気をしっかり取る
- 水気を含む具をパンに触れさせない
- ラップで包んで切る
具に十分に火を通す
サンドイッチをお弁当にする場合は、すぐに食べる場合と違って傷みやすいので、具をしっかりと加熱することが大切です。
ゆで卵を具にする場合は、「固ゆで」にしておきます。
肉や魚を具にする場合は、火が十分に通っていることを確認してから使います。
具の水気をしっかり取る
また、レタスなどの野菜を洗ったら、キッチンペーパーなどで水気をきっちり取り除いてから使います。
トマトやきゅうりを切ってから使う場合も、水気をしっかりと拭き取ります。
水気が残ったまま使うと、パンがベチャッとして、水っぽいサンドイッチになってしまいます。
水気を含む具をパンに触れさせない
具材を複数使う場合は、水気のある具材をパンの上に直にのせないようにします。
そうすると、サンドイッチがべちゃっとしません。
たとえば、上のサンドイッチ(わんぱくサンド)は、レタスとチーズをそれぞれパンの上に直接のせて、その間に具材を挟んでいます。
水分が出やすいのはトマトなど一部の野菜なので、野菜以外の具材(たとえば、卵・ハム・ベーコン・サラダチキン・フライ・マヨネーズなど)をパンのすぐ隣にはさむと安心です。
ラップで包んで切る
また、サンドイッチは、さきほどもお伝えした通り、ラップでぴったりと包んでから切るのがおすすめです。
分厚いものでも薄いものでも、ラップで包むと、初心者でも簡単にきれいに切れます。
サンドイッチの形が崩れませんし、中身も出にくいです。
参考:サンドイッチの切り方
おしゃれなサンドイッチ弁当
最後に、サンドイッチのお弁当レシピを3品ご紹介します。
どれも彩りが美しく、おしゃれでかわいいので、大人から子供まで幅広く使えます。
たっぷり卵と野菜
こちらは、「ハムと卵のボリュームサンド」と「ベーコンと野菜のわんぱくサンド」です。
「ハムと卵のボリュームサンド」は、調理時間10分。
一方の「ベーコンと野菜のわんぱくサンド」は、調理時間が15分で、具材は、ベーコン・チーズ・人参・レタス・トマトです。
2種類のサンドイッチをレシピ通りに作ると、2種類合わせて、大人2人がお腹いっぱいになるくらいの量のお弁当ができます。
エビフライとサラダチキン
こちらも、ボリューミーな2人分のサンドイッチです。
「エビフライサンド」は、エビフライ・千切りキャベツ・卵を具材にしていて、13分程度で作れます。
「サラダチキンサンド」は、サラダチキン・ゆで卵・レタス・卵を使っており、同じく13分くらいで作れます。
定番の卵・ハム
こちらは、超定番のサンドイッチを使ったお弁当です。
「卵サンド」と「ハムサンド」の組み合わせです。
卵サンドは、ふわふわな食感が特徴で、5分ほどで作れます。
ハムサンドは、ハムときゅうりを使っており、7分ほどで作れます。
2種類のサンドイッチをそれぞれレシピ通りに作ると、1人分のお弁当(上の写真)が作れます。
どれも見た目が良いうえに、とても美味しいですよ。
以上、サンドイッチ弁当の詰め方のコツと、お弁当向けサンドイッチの上手な作り方についてお伝えしました。
サンドイッチをお弁当に取り入れることで、お弁当のバリエーションが大きく広がるので、ぜひ参考にしてください。
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