
「わんぱくサンド」のレシピを4品ご紹介します。
「わんぱくサンド」とは、ボリュームのある断面を強調したサンドイッチのこと。
「萌え断」と呼ばれる美味しそうな断面が魅力で、インスタグラムなどのSNSでとても人気があります。

ちなみにインスタグラムの人気わんぱくサンドをまとめた「デリスタグラマーのわんぱくサンド」という料理本も出版されています。
(一部情報元:TBSテレビ「あさチャン!」あさトク 2017年6月22日放映)
わんぱくサンドの作り方

わんぱくサンドの一例として、まず最初におうちごはんの編集長の南出千賀さんが考案した「ハムぱくサンド」のレシピをご紹介します。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
ハム | 8枚 |
アボカド | 1/2個 |
キュウリ | 1/2本 |
しらす | 25g程度 |
レタス | 2枚程度 |
サンドイッチ用パン | 3枚 |
バターやマヨネーズなど | 適量 |
- アボカドとキュウリは縦に薄切りにする。キュウリとレタスは水気をしっかり拭き取る。
- ラップの上にパンを1枚置き、バターを塗ってレタスをのせる。
その上に半分に折ったハムを少し重ねて並べ、さらにその上にアボカドを少し重ねて並べる。 - 2の上に両面にバターを塗ったパンを1枚のせ、その上にキュウリを少し重ねて並べ、さらにその上にしらすをどっさりのせる。
しらすにレタスをかぶせてパンをのせ、全体をラップで包む。
包丁で2つに切ったらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
わんぱくサンドの作り方

【工程2】
まずラップの上にパンをのせ、上面にバター(からしバターでも美味しい)を塗ります。

次にレタスをのせ、その上に半分に折ったハムを少しずらして並べ、さらにその上にアボカドを少しずらして並べます。
ちなみにこの時アボカドは、ハムと反対方向にずらしてのせると、出来上がりがきれいです。
マヨネーズを添えたい場合は、レシピには入っていませんので、どこかで加えてください。
またアボカドの変色が気になる場合は、あらかじめレンジでチンするといいですよ。
半分に切ったアボカド(種ごと)をラップをせずに電子レンジ(500W)で20秒加熱します。詳しくはこちらをご覧ください。
これで1段目が完成。続いて2段目をのせます。

【工程3】
アボカドまでのせたら、続いて両面にバターを塗ったパンを1枚のせ、その上にキュウリを少し重ねて並べ、さらにその上にしらすをのせます。
ちなみにレシピのしらすの量(25g)はあくまでも目安なので、お好みの量を使ってください。

【工程4】
最後にしらすの上にレタスを1枚かぶせ、バターを塗ったパンをのせ、全体をラップでぴったり包みます。
これを包丁で2つに切ったらできあがりです。
ラップで包んだまま切ると、型崩れせずにきれいに半分に出来ますよ。
ちなみにここで切る方向を間違えると、断面があまりきれいな仕上がりになりませんので注意してください。
【工程3】の写真をもとに説明すると、この写真と同じようにパンを置いたら、横に包丁を入れます。

具材のボリュームと彩りの美しさが強調された「わんぱくサンド」ができます。
ハムや野菜をたっぷり使っているので、お弁当にする場合は、1個だけで十分お腹いっぱいになります。
具材はサンドイッチにできるようなものであれば何でも使えるので、いろいろとアレンジすると面白いと思います。
ちなみに南出さんによると、わんぱくサンドの具材としておすすめなのは、切った時に断面の形が面白い食材。
例えば円形になるアスパラ、星型になるオクラ、花形になるヤングコーンがイチオシだそうですよ。
卵とアボカドのわんぱくサンド

次にわんぱくサンドの具材のバリエーションをご紹介します。
上の写真は、料理研究家の小林まさみさんが考案したわんぱくサンド「ボリュームサンド」です。
リンク先で「ダブル卵サンド」と「キャロットアボカドサンド」の2種類のサンドイッチのレシピを紹介しましたので、合わせてご覧ください。
(一部情報元:日本テレビ「キューピー3分クッキング」2017年4月28日放映)
鶏肉と野菜のわんぱくサンド

料理研究家の栗原心平さんのレシピです。
鶏ムネ肉とたっぷりの野菜を使った優しい味わいのサンドイッチです。
詳しい作り方は、メニュー名のリンク先を御覧ください。
調理時間は15分です。
(一部情報元:テレビ東京「男子ごはん」夏のランチ 2017年8月13日放映)
豚こまを使ったわんぱくサンド

続いて私が作ったわんぱくサンドのレシピ2品をご紹介します。
豚こま切れ肉 | 100g |
茹で卵 | 1個 |
アスパラガス | 3本 |
紫キャベツ | 30g |
レタス | 1と1/2枚 |
食パン(※) | 2枚 |
からしバター | 適量 |
マヨネーズ | 適量 |
※6枚切りか8枚切り。
- 豚こま肉は好みの下味(分量外:下記参照)をつけ、フライパンで焼く。
- アスパラガスは根本の硬い皮をむき、2等分してさっと茹でる。
紫キャベツは千切りにする。 - 食パン(1枚)の片面にからしバターを塗り、レタス(1枚)をちぎってのせる。
レタスの中央に卵を丸ごと縦にのせ、その両脇に豚肉をのせ、豚肉の上にマヨネーズをかけてアスパラガスを縦に並べる。
さらにその上に紫キャベツをのせ、最後にレタス(1枚)とからしバターを塗ったパン(1枚)をかぶせる。 - 3をラップで包み、横に包丁を入れたらできあがり。
ちなみに豚肉の味付けは、私はバーベキューソース風にしました。
まず豚肉におろしショウガ・醤油・酒(各適量)で下味をつけ、フライパンで焼きます。
そしてマスタード・ケチャップ・ハチミツ(各適量)を絡めたら完成です。
チキンカツのわんぱくサンド

チキンカツを具材にしたサンドイッチです。
チキンカツ(※1) | 2枚 |
長細いミニトマト | 1個 |
スライスチーズ | 1枚 |
キャベツ | 30g |
ニンジン | 15g |
フリルレタス | 4枚 |
クルミ食パン(※2) | 2枚 |
からしバター | 適量 |
マヨネーズ | 適量 |
※1 鶏もも肉2/3枚を2等分して棒状にし、衣をつけて揚げました。
※2 6枚切りか8枚切りを使用。
- 鶏肉は棒状に2等分し、塩・コショウ(分量外)をし、小麦粉・溶き卵・パン粉(分量外)の順に衣をつけて揚げる。
- キャベツとニンジンは千切りにする。
- 食パン(1枚)の片面にからしバターを塗り、レタス(2枚)をのせ、その上にチーズをのせ、マヨネーズを絞る。
チーズの中央にキャベツ(半量)をのせ、その上にトマトを縦にのせる。トマトの両脇に1を縦に並べる。
トマトの上にキャベツ(残りの半量)をのせ、その両脇にニンジンを散らす。最後にレタス(2枚)とからしバターを塗ったパン(1枚)をかぶせる。 - 3をラップで包み、横に包丁を入れたらできあがり。
ちなみにミニトマトは、丸いかたちではなく、長細いものを使うと作りやすいです。
わんぱくサンドの具材は、冷蔵庫に残っているものを組み合わせるだけで、バリエーションが無限に広がりますよ。