ブルーベリージャムの作り方|潰さず煮て果実感を残す!簡単手作りレシピ

ブルーベリージャム
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ブルーベリージャムの作り方をご紹介します。
ブルーベリーのやさしい甘さと、ふっくらとした果実感をいかした手作りジャムです。

このレシピのこだわりは、果実の存在感を残すこと。
ブルーベリーは潰さずに煮て、砂糖は控えめの40%に。
甘さを抑えることで、果肉が締まりすぎず、ほどよくやわらかな食感を楽しめます。

さらに、レモン汁を最初に加えるのもポイントです。
自然なとろみが引き出され、ブルーベリーの果汁が全体になじみやすくなります。


材料

作りやすい分量:調理時間20分
ブルーベリー 300g
グラニュー糖(ブルーベリーの40%) 120g
レモン汁 大さじ1

ブルーベリージャムのレシピ・作り方

ブルーベリーと材料を準備

ブルーベリーとグラニュー糖とレモン汁を用意する

  1. ① 生ブルーベリー(300g)は軽く洗って水気を拭き取ります。
    ブルーベリーの重量の40%のグラニュー糖(120g)と、ブルーベリー300gにつき大さじ1のレモン汁を用意します。
ブルーベリージャムには、生のブルーベリーを使うのが断然おすすめです。
ふっくらとした食感と豊かな風味で、格別の美味しさに仕上がります。
生ブルーベリーと冷凍ブルーベリーの仕上がりの違い


材料を鍋に入れて加熱開始

ブルーベリーを鍋に入れてグラニュー糖とレモン汁を混ぜる

  1. ② ブルーベリーを鍋に入れ、グラニュー糖とレモン汁を加えます。
    ブルーベリーを潰さないよう、ヘラで優しく混ぜて中火にかけます。
    加熱を始めるときは、最初の1〜2分は絶えずやさしく混ぜると、鍋底が焦げつかず安心です。
ブルーベリーは切ったり潰したりせず、そのまま使うことで実がふっくらと仕上がります。
ジャムを作るときにブルーベリーを潰すとどうなる?

また、ブルーベリーは加熱しても果汁が出にくく、とろみもつきにくい果物です。
そのため、レモン汁は砂糖と一緒に最初から加えるのがポイントです。
レモンの酸が加わることで、ブルーベリーの果汁に自然なとろみがつきやすくなります。


煮詰めながらアクを取る

ブルーベリージャムを煮詰めながらアクを取る

  1. ③ ブルーベリーから果汁がにじみ出て、鍋全体がふつふつとしてきたら、弱めの中火にします。
    アクを取り除きながら、ゆるいとろみがつくまで10〜15分ほど煮詰めます。
    ヘラで時々混ぜながら、焦げそうになったら火力を少し弱めて煮てください。


煮上がりを見極めて火を止める

煮終えたブルーベリージャム

  1. ④ ゆるいとろみが出てきて、ヘラで鍋底をすくって跡が一瞬残るくらいになったら、火を止めます。
    仕上がりが分かりにくいときは、冷たい小皿に少し垂らして傾けてみてください。
    すぐに流れず、ゆっくり動けばちょうどよい加減です。
    ジャムは冷めるとさらに固まるため、少しゆるめのとろみで火を止めるのがベストです。

ブルーベリージャムの完成!

ブルーベリージャム

  1. ⑤ 清潔な保存容器に入れ、粗熱が取れたらフタをして冷蔵庫に入れます。
    冷蔵保存で2〜3週間を目安に食べ切ります。

潰さず煮たブルーベリーのふっくら感と、甘さ控えめのやさしい味わい。
手作りだからこそ楽しめる、シンプルで贅沢なジャムに仕上がります。
トーストやヨーグルトはもちろん、パンケーキやチーズに合わせてもよく合います。
果実の風味がしっかり感じられる、毎日食べたくなるようなおいしさです。

よくある質問(FAQ)

冷凍ブルーベリーと生ブルーベリーでは仕上がりに違いはある?

はい、冷凍と生では仕上がりに明確な違いがあります。
冷凍ブルーベリーでも同じ手順で作ることは可能ですが、風味や食感を重視するなら、生のブルーベリーが断然おすすめです。
冷凍を使う場合は水分が多く出やすいため、とろみの状態を見ながら、煮詰め時間をやや短めに調整すると安心です。

食感の違い

冷凍ブルーベリーは加熱しても果皮がしっかり残りやすく、果肉がやや締まって、粒がゴロゴロと硬めに残る仕上がりになります。
一方、生のブルーベリーは加熱することで果皮もやわらかくなじみ、果肉がふっくらとほどけて、全体がやさしくまとまった一体感のある食感になります。

風味の違い

冷凍ブルーベリーは加熱時に香りが飛びやすく、甘みばかりが前に出やすいため、やや単調な印象になりがちです。
対して、生のブルーベリーは加熱しても香りがよく残り、砂糖を控えめにすれば、果実本来のふくよかで深みのある風味がしっかりと感じられます。

ブルーベリーの旬はいつ?

ブルーベリーの旬は地域にもよりますが、6月下旬から8月上旬が中心です。
とくに7月は出回る量も多く、生のブルーベリーでジャムを作るのに最適な時期です。

また、秋から春にかけては、チリやアメリカなどからの輸入品が多く流通しています。
輸入品でも使えますが、皮ごと煮るジャムには、農薬の使用が比較的少なく、収穫後の防カビ処理も行われない国産のほうが安心です。

ジャムを作るときにブルーベリーを潰すとどうなる?

ブルーベリーを潰すと、果汁が早く出て煮詰めやすくなりますが、仕上がりはペースト状になりやすく、果肉の食感は感じにくくなります。
また、果皮が細かくちぎれて全体に混ざり合うことで、見た目や口あたりがややざらつき、なめらかさに欠ける印象になることもあります。
果実のふっくら感を残したい場合は、潰さずに加熱するのがポイントです。

砂糖を50%に増やしたら味や食感はどう変わる?

砂糖を50%に増やすと保存性は高まりますが、果実の水分が引き出されて果肉が締まり、やや固めの食感になります。
ふっくら感を楽しみたい場合は、40%のままがちょうどよいバランスです。

レモン汁はいつ加えるのがベスト?

とろみを安定させるためには、砂糖と同時に最初から加えるのが効果的です。
加熱後半に加えると酸味は立ちますが、とろみがつきにくくなることがあります。

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