
ソーセージ(ウインナー)の焼き方・炒め方を3パターンご紹介します。
状況に応じて3パターンを使い分けるのがおすすめです。
1パターンめは、ソーセージの基本の焼き方。
皮が破れないように弱火でじっくり焼くと、香ばしいうえにジューシーに仕上がります。
10分くらいで焼き上がりです。
2パターンめは、少量の水でソーセージを蒸し焼きにする方法。
焼き目はあまり付きませんが、短時間でジューシーに仕上がります。
調理時間は3〜5分。
忙しい朝のお弁当作りに重宝します。
3パターンめは、太いソーセージを焼く方法。
中まで火が通りにくい太めのソーセージは、あらかじめ茹でてから焼くのがポイントです。
調理時間は14分くらいです。
ちなみに、ウィンナーはソーセージの一種。
ですから、ウィンナーもこれらのやり方で焼くのがおすすめです。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス」2017年9月8日、テレビ東京「ソレダメ」2019年4月17日放映)
基本の焼き方

まずご紹介するのは、ソーセージの基本の焼き方。
ソーセージの人気専門店「hayari」のオーナーシェフ、村上武士さんがすすめる王道レシピです。
材料
ソーセージ(ウィンナー) | 適量 |
油 | 好みで適量 |
作り方
- 冷たい状態のフライパンに油を引き、ソーセージを入れ、火にかける。
- ソーセージをたまに転がしながら、5〜10分ほど弱火でじっくり焼き、焼き色を付けたらできあがり。

【工程1】
まず、冷たい状態のフライパンに油(好みで適量)を引き、ソーセージ(適量)を入れ、火にかけます。
油はお好みで引かなくてもOK。
ソーセージだけでさっぱりと仕上げてもいいですし、ごま油などの風味を少し補うのもアリです。
ソーセージに切れ目は入れません。
切れ目を入れると、ソーセージの旨味が流れ出てしまうので、そのまま焼きます。

【工程2】
次に、ソーセージをたまに転がしながら、5〜10分ほど弱火でじっくり焼きます。
焼き色を付けたら完成です。
ソーセージは、冷たい状態のフライパンに入れ、弱火でじっくり焼きます。
アツアツに熱したフライパンにソーセージをのせると、ソーセージを乗せた瞬間に皮がはじけてしまったり、中まで十分に火が通る前に表面だけが焦げてしまったりします。
ですからソーセージは、冷たい状態のフライパンに入れ、弱火で焼きます。

このように弱火でじっくり焼いたソーセージは、ジューシーで旨味たっぷり。
香ばしさも加わって、とても美味しいですよ。
次に、短時間でソーセージを焼く方法をご紹介します。
水を使って焼く超時短!

次にご紹介するのは、時短レシピ。
少量の水を使って炒めると、短時間でソーセージに火が通ります。
忙しい朝のお弁当作りにおすすめです。
ただし、仕上がりに焼き色は付きません。
この方法は、管理栄養士の小山浩子さんのおすすめの焼き方で、「ウインナーは油を使って炒めるのではなく、少量の水で炒めるとプリップリの高級ウインナーになる」とテレビで話題になりました。
材料
ソーセージ(ウインナー) | 適量 |
水 | 50ccくらい |
作り方
- フライパンに水を入れ、火にかける。
- 沸騰したらソーセージを加え、たまに転がしながら強火で一気に加熱する。水気が無くなるまで炒めたらできあがり。

【工程1】
まず、フライパンに水(50cc)を入れ、火にかけます。

沸騰したら、ソーセージ(適量)を加え、たまに転がしながら強火で一気に加熱します。(上の写真)
そして、水気が無くなるまで炒めたら完成です。
少量の水でボイル(炒める)すると、短時間でソーセージに火が通ります。
また、ソーセージが水分をほど良く吸って膨張するので、プリプリの食感に仕上がります。

このように調理したソーセージは、食感はプリッとしていて、噛むとジューシー。
また、燻製の風味も際立ちます。
先に紹介した焼き目を付ける方法と比べると香ばしさは欠けますが、実はかなりファンが多い焼き方です。
時短レシピとしても優れています。
茹でてから焼く太いソーセージ向け!

最後にご紹介するのは、茹でてから焼き目を付ける方法。
太めのソーセージを調理する時には、中まで火を通しにくいので、あらかじめ茹でてから焼くのがおすすめです。

例えば、「ドイツ産の太いソーセージに焼き目を付けたい」という時にもぴったりの焼き方です。
材料
ソーセージ(ウィンナー) | 適量 |
油 | 好みで適量 |
作り方
- 鍋に湯を沸かす。
沸騰したら火を止め、冷蔵庫から取り出した冷たいままのソーセージを投入する。
フタをして、そのまま10分置く。 - フライパンに油を引き、1のソーセージを鍋から取り出して入れ、火にかける。
- ソーセージをたまに転がしながら、3〜4分ほど弱火で焼き、焼き色を付けたらできあがり。

【工程1】
まず、鍋に湯を沸かします。

沸騰したら火を止め、冷蔵庫から取り出した冷たいままのソーセージを投入します。
湯の量は、ソーセージ4本につき1リットルくらいがおすすめです。
ソーセージがすごく太い場合は、上の写真の見た目を目安に、湯の量を少し増やしてください。

そしてフタをして、そのまま10分置きます。
ちなみに、ソーセージは、この段階で中までしっかり火が通りますので、焼き目を付けなくても良い場合は、そのままでも美味しく食べられます。

最後に、ソーセージをフライパンに移し、弱火で軽く焼き目を付けたら完成です。
ソーセージをあらかじめ茹でると、フライパンで焼く時間を短縮することができます。
太いソーセージを最初からフライパンで焼くと、中まで火を通すのにかなり時間がかかりますが、あらかじめ茹でておけば、あとは表面に焼き色を付けるだけ。
調理の時短になります。
このように茹でたソーセージも、香ばしいうえにジューシーで旨味たっぷり。
文句なしで美味しいですよ。
以上、ソーセージ(ウィンナー)の焼き方3パターンでした。
普段の調理では、基本の焼き方。
忙しい朝には、少量の水を使う時短レシピ。
太いソーセージを焼くときは、茹でてから焼く。
このように使い分けるといいですよ。