食パンを使ったメロンパントーストのレシピをご紹介します。
バターと砂糖と小麦粉を混ぜてクッキー生地を作り、食パンにのせて、こんがりと焼いたらできあがり。
クッキー生地はサクサクとした食感で、コクのある甘みとともに、とても美味しくいただけます。
食パンをメロンパン風にする食べ方は人気が高く、パンに塗るスプレッドも販売されていますが、このレシピだったら、うちにあるものだけで簡単に作れます。
美味しく作るポイントは、クッキー生地の作り方にあります。
1つは、生地の材料にレモン汁を少しプラスすること。
レモン汁なしだと味が単調になりがちですが、少量を加えることで、味に深みを出します。
もう1つは、生地を、ポロポロした少しかためのそぼろ状にすること。
そのようにしてからパンの上にふんわりとのせると、メロンパンらしいサクッとした食感に仕上がります。
材料
食パン | 1枚 |
有塩バター※ | 12g |
砂糖 | 大さじ1と1/2 |
小麦粉 | 大さじ3 |
レモン汁 | 小さじ1/2 |
- 無塩バターを使う場合は、少しだけ塩を足して使ってください。
作り方
まず、有塩バター(12g)を耐熱ボールに入れ、電子レンジ(600w)で10〜20秒ほど加熱して、柔らかくします。
手元に無塩バターしかない場合は、少しだけ塩を補って使ってください。
なお、バターはマーガリンで代用することもできますが、バターの方が風味が良く仕上がるのでおすすめです。
次に、砂糖(大さじ1と1/2)・小麦粉(大さじ3)・レモン汁(小さじ1/2)を加え、ヘラでよく混ぜて、ポロポロのそぼろ状にします。
レモン汁で風味をアップ
レモン汁を加えると、味に奥行きが出て、美味しさが大幅にアップします。
生のレモンがない場合は、市販のポッカレモン等で代用するのもアリです。
そして、大きめの粒を手を使って軽くほぐし、粒の大きさをざっくり均一にします。
クッキー生地をそぼろ状にする
メロンパンにかぶせるクッキー生地は、均一なポロポロのそぼろ状にしておくと、表面積が広くなるのでその分しっかりと火が通り、サクッとした軽い食感に仕上がります。
ここで大きな塊のままにしておくと、サクッとした食感が出にくいので、ざっくりとで良いので、粒の大きさをだいたい均等にしておきます。
そして、パンの上にクッキー生地を広げます。
生地は、パンに塗るのではなく、ふわっとのせます。
クッキー生地は塗らずにのせる
ポロポロのクッキー生地をふんわりとのせて焼くと、熱い空気が生地の側面や下面、そして食パンの上面にも入りやすくなるので、サクッとした軽い食感に仕上がります。
オーブントースターをあらかじめしっかりと温め、食パンを入れて、3〜4分ほどかけてこんがりと焼きます。
温度やワット数について
温度やワット数の設定ができる機能がトースターにある場合は、一番高い数値にすると、効率よく焼けます。
ちなみに、ワット数は、トースターが一定の温度に至るまでの時間をあらわしていて、数値が高いほど短時間で庫内が温まります。
焼き上がったパンを、10分ほど冷ましたら完成です。
このとき、できれば、網や盆ザルなどの上にパンをのせて冷ますと、パンの下の面が湿気らず、全体の食感が均一に仕上がります。
少し冷ますと食感アップ
焼き上がったメロンパンは、アツアツの状態を食べることも勿論できますが、時間を少し置いてから食べるのがおすすめです。
そうすると、パンにのせたクッキー生地が、より軽快な食感になります。
クッキー生地を軽くほぐしてから火を通しているので、本物のメロンパンのような、サクサクとした食感を楽しめます。
また、お味の方もかなり美味しいです。
有塩バターを使うことで砂糖の甘味が引き立ち、レモン汁を少量加えることで、深みのある味に仕上がります。
ほどよい甘みが口の中に広がって、幸せな気分に浸れます。
子どもから大人まで、幅広い世代におすすめの一品です。
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