パリパリチキンソテーの作り方をご紹介します。
皮のパリパリ(カリカリ)とした食感が食欲をそそる、胸肉ソテーのおすすめレシピです。
焼き方のコツは、鶏肉をフライパンにのせて、重しをして焼くことです。
皮目に均等に火が入るので、表面がこんがりと焼き上がり、食感が良くなるうえに、香ばしさも加わります。
味付けは、塩胡椒だけでOKです。
シンプルなお料理ですが、とても美味しくて見た目も豪華なため、特別な日のメイン料理にぴったりです。
簡単に作れるので、ぜひお試しください。
材料
鶏もも肉 | 1枚(300g) ※ |
塩 | 小さじ1/2 |
こしょう | 少々 |
サラダ油 | 小さじ1 |
- 鶏肉の量を変える場合は、300gにつき小さじ1/2の塩を使う。2枚まで一度に焼ける。
鶏肉の焼き方
まず、鶏肉の水気をキッチンペーパーで拭き取り、お好みで、余分な脂肪を取り除きます。
好みで脂肪を取り除く
表面や皮と身の間にある「白っぽい脂肪の部分」は、お好みで取り除いておくと、脂っぽさが和らいでさっぱりとした味に仕上がります。
また、日持ちが経った鶏肉を使う場合には、こうした脂肪を取り除いておくと、臭みが取れるというメリットもあります。
ただ、賞味期限内の鶏肉であれば、基本的には、この下処理をする必要はありません。
最近のスーパーに置いてある鶏肉は、そのまま使っても臭みがない場合がほとんどです。
参考:鶏肉の下処理(動画)
そして、鶏肉の繊維を断ち切るように、2センチ間隔で切れ目を入れます。
切れ目を入れて柔らかく
繊維を断ち切るように切れ目を入れるには、鶏肉を横長になるようにして置き、奥から手前に包丁を入れます。
鶏もも肉には薄い部分もあるので、厚みのある部分を中心に切れ目を入れてみてください。
切れ目を入れると、肉が縮みにくくなり、柔らかい食感に仕上がります。
次に、鶏肉300gにつき小さじ1/2の塩を用意して、両面に塩とこしょう(少々)を万遍なくまぶし、10分ほど置きます。
続いて、フライパンにサラダ油(小さじ1)を引き、鶏肉の皮目を下にして入れます。
皮から焼く
鶏肉は、お皿に盛り付ける時に上になる方(皮目)を先に焼き始めると、皮目がカリカリになりますし、焼き上がりの見た目もいいです。
そして、底の平らな皿や鍋(1kgくらい)を鶏肉の上にのせて、弱めの中火にかけます。
鶏肉をパリパリに焼くコツ
鶏肉に重しをして焼くと、皮目がフライパンにしっかり密着するので、とても簡単にパリパリ(カリカリ)に焼くことができます。
なお、皿の代わりにアルミホイルをかぶせて、その上に少し大きめの鍋をのせてもいいです。
いずれにしろ、鶏肉全体に重さがかかるようにしてください。
フライパンが温まって音がパチパチしてきたら、そこから5分ほどかけて皮目をこんがりと焼きます。
5分ほど経ったらひっくり返し、弱火にして、もう片面をあと4分ほど焼いたら完成です。
焼く時間はトータルで9分。
これくらいで中まで火が通ります。
できあがった鶏肉の塩焼きは、丸ごとのまま、もしくは切ってから皿に盛り付けます。
表面の皮はパリパリとしていて香ばしく、内側のお肉は柔らかくてジューシーに仕上がります。
鶏肉を焼いただけのシンプルなお料理ですが、食感のコントラストを楽しめるうえに、鶏肉の旨味がしっかりと感じられるので、とても美味しくいただけます。
パリパリチキンソテーを作るのなら、今回のように塩こしょうだけで味付けするのがおすすめです。
ソースをかける場合と違って食感が失われないので、鶏肉の味を最大限引き出せますよ。
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