料理研究家の浜内千波さんが考案した、鶏肉の簡単レシピをご紹介します。
「チキンのカリカリステーキ」です。
鶏肉に重石をのせて焼くことで、余分な脂を抜いたヘルシーなチキンソテーで、皮目はカリカリの食感に仕上がります。
味付けはシンプルに、塩・コショウ・レモン汁のみ。
調理時間は10分程度です。
(一部情報元:TV「デイリーキッチン」脂抜きレシピ 2016年7月8日放映)
チキンのカリカリステーキの作り方
「チキンのカリカリステーキ」のレシピです。
鶏もも肉 | 1枚(300g) |
塩 | 小さじ1/2(3g)※ |
コショウ | 適量 |
レモン汁 | 1/2個分 |
※鶏肉の重量の1%の塩を使用。
- 鶏肉の余分な脂身を取り除き、両面に塩・コショウをする。
- フライパンを中火で温め、鶏肉を皮目を下にして入れ、耐熱皿をのせ、その上に重石をのせる。
鶏肉のまわりが白くなるまで4~5分ほど焼く。
(鶏肉の焼き方は、下の写真を参考にしてください。ちなみに浜内さんは、2リットルの水を入れたやかんを重石にしていました。) - フライパンの脂をキッチンペーパーで拭き取り、鶏肉をひっくり返す。もう片面もこんがりと焼く。皿に取り出す。
- 3のフライパンに残った脂をさっと拭き取り、フライパンにこびりついた鶏肉の焦げ目(旨味)にレモン汁をかけ、ヘラで混ぜてソースを作る。
- 鶏肉を食べやすい大きさに切り、4のソースをかけたらできあがり。
塩・コショウをした鶏肉は、皮目を下にしてフライパンに入れ、耐熱皿と重石をのせて中火で4~5分焼きます。
上の写真は漬物用の重石を使っていますが、浜内さんは、2リットルくらいの水を入れたヤカンをのせて焼いていました。
片面を4~5分焼いたら、流れ出た脂をキッチンペーパーで拭き取り、ひっくり返します。
そしてもう片面は、重石をせずにそのまま焼きます。
裏面もこんがりとキツネ色になったら、焼き上がりです。
鶏肉を皿に取り出します。
鶏肉が焼けたら、最後にソースを作ります。
まず、鶏肉から流れ出た脂だけをさっと拭き取り、フライパンにこびりついた鶏肉の焦げ目(鶏肉の旨味)を残します。
そしてレモン汁を加え、ヘラでさっと混ぜたらソースの完成です。
鶏肉を食べやすい大きさに切り、レモンのソースをかけたらできあがり。
鶏肉の皮目は、カリカリの食感に仕上がります。
必要最低限の塩気で仕上げたチキンソテーですが、レモンの酸味が加わるので、しっかりめの味付けに感じます。鶏肉の旨味が引き立ちます。
ちなみに鶏肉の下味に使った「1%の塩」は、人間の体液の塩分濃度(0.8~0.9%=およそ1%)と同じです。
浜内さんによると私たちは、体液と同じ濃度のお料理を、美味しいと感じるのだそうですよ。