りんごと鶏もも肉を使ったおかずレシピをご紹介します。
りんごの自然な甘みをいかした、ご飯によく合う肉料理のレシピ。
砂糖やはちみつなどの甘味料は一切加えずに作ります。
作り方は簡単で、鶏肉をソテーして軽く焼き目を付けてから、薄切りにしたりんごを加え、10分ほど煮たら完成です。
りんごの食感はとろっとしていて柔らかく、ソースのように鶏肉に絡み、とても美味しくいただけます。
冷蔵で4日ほど日持ちするので、作り置きおかずとしてもおすすめです。
材料
鶏もも肉 | 1枚(350g) |
りんご | 1個(300g) |
塩 | 小さじ1 |
こしょう | 少々 |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
酢 | 大さじ1 |
醤油 | 小さじ2 |
水 | 70ml |
作り方
まず、鶏もも肉(1枚:350g)の水気をキッチンペーパーで拭き取り、皮目を下にして置き、繊維を断ち切るように1センチ幅の切れ目を入れます。
そして、鶏肉を8等分に切り、塩こしょうを万遍なくまぶし、10分ほど置きます。
鶏肉に切れ目を入れる
鶏肉の繊維を断ち切るように切れ目を入れておくと、食感がとても柔らかく仕上がります。
繊維を断ち切るには、左上の写真のように、鶏肉が横長になるように置き、奥から手前に包丁を入れます。
なお、8等分に切り分ける際には、単純に半分ずつに切り分けていけばOKです。
その際に、切れ目と同じ部分を切っても構いません。
りんご(1個:300g)は、縦8等分に切り、皮をむいて芯を取り除いてから、薄いいちょう切りにします。
酢(大さじ1)・醤油(小さじ2)・水(70ml)は、あらかじめ混ぜておきます。
参考:りんごのいちょう切り
フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を引き、鶏肉の皮目を下にして並べ、「中火」〜「弱めの中火」で3分ほど焼いて焦げ目を付けます。
焦げ目が付いたらひっくり返して、もう片面を10秒ほど焼きます。
そして、りんごを加え、軽く混ぜてりんごに油を回します。
続いて、りんごを広げ、その上に「鶏肉の焼き目が付いた方」を上にしてのせます。
そして、混ぜておいた調味料(酢と醤油と水)を回しかけます。
りんごを煮汁に浸けて柔らかく
このお料理は、りんごを優先的に煮汁に浸けて加熱するレシピになっています。
りんごを柔らかく煮た方が、鶏肉とよく馴染むので、一体感のある味を楽しめます。
また、鶏肉には下味が付いているため、積極的に煮汁に浸さなくても美味しく仕上がります。
フタをして、弱めの中火で10分煮ます。
10分経って水分が少なくなったら、フタを取り、ヘラで混ぜながら汁気を完全に飛ばします。
多少煮崩れても美味しい
なお、上の写真ではりんごの形がそのまま残っていますが、品種や個体差などで多少煮崩れることもあります。
ですが、たとえ煮崩れたとしても、まったく問題なく美味しくいただけます。
皿に盛り、こしょう(少々)を振ったら完成です。
砂糖などを加えずに作るので、しつこい甘さはありません。
りんごの上品な甘みが鶏肉を包み込み、コクのある味に仕上がります。
果物を使ったお料理ですが、ご飯との相性も抜群。
和食の献立によく合います。
すこし古くなったりんごでも美味しく作れるので、ぜひ試してみてください。
作り置きもOK
なお、このお料理を作り置きする場合の日持ちは、冷蔵保存で4日程度と考えてください。
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