ジェノベーゼパスタのレシピ。定番の具材とパスタソースの作り方も解説!

投稿日:2022年9月15日 更新日:

ジェノベーゼパスタ

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この作り方が旨い!ジェノベーゼパスタ

ジェノベーゼパスタのおすすめレシピをご紹介します。

バジルとチーズをふんだんに使った、風味豊かな一品。
イタリア・ジェノバの伝統料理で、ジェノバのパスタといえばこのパスタを指すほど、人気の高いお料理です。

具材は、じゃがいもといんげんが超定番ですが、いんげんの代わりにアスパラやズッキーニが使われることもあります。

味の決め手は、やはり、濃厚な味のパスタソースです。
バジルの風味とチーズのコクが口の中に広がって、とても美味しくいただけますよ。

材料

2人分:調理時間10分
パスタ 160g
じゃがいも 1個(150g)
いんげん 50g
パスタの茹で汁 大さじ2
ジェノベーゼソース(※1)
生バジルの葉 25g
粉チーズ(※2) 30g
松の実(※3) 10g
にんにく 7g
オリーブオイル 35ml
粗塩 少々(小さじ1/12)
  1. ジェノベーゼソースの全量を使い切るレシピになっていますが、多めに作った場合は、大さじ6を目安にパスタに混ぜてください。
  2. 粉チーズをパルミジャーノチーズ(20g)とペコリーノチーズ(10g)に変更してもOKです。それらのチーズを使うと、より本格的な味が楽しめます。
  3. 松の実の代わりにカシューナッツを使っても美味しいです。

パスタソースの作り方


まず、にんにくの皮をむき、縦半分に切ります。
そして、芯を取り除いたものを7g用意して、薄切りにします。

松の実がない場合

なお、材料の1つである「松の実」がない時は、カシューナッツを使ってもいいです。

くるみで代用するレシピもありますが、カシューナッツの方が本場に近い味に仕上がります。



そして、バジルを優しく洗い、キッチンペーパーなどでそっとおさえるようにして水気をしっかり取り除きます。

バジルは、少しの衝撃でも黒く変色しやすいので、優しく洗ってそっと水気を拭き取ってください。



バジルを洗ったら、手を使って葉を茎から外し、25g分用意します。



次に、粉チーズ(30g)・松の実(10g)・にんにく・オリーブオイル(35ml)・粗塩(少々:小さじ1/12)をフードプロセッサー(もしくはミルミキサー)に入れ、ペースト状になるまで撹拌します。

チーズの種類を変えてより本場風に

このジェノベーゼパスタは、粉チーズを使っても十分美味しく仕上がります。
ただ、粉チーズ(30g)の全量を、パルミジャーノチーズ(20g)とペコリーノチーズ(10g)を合わせたもので代用すると、チーズの旨味がよりしっかりと感じられて、さらに本場風の味に仕上がります。

なお、パルミジャーノチーズとペコリーノチーズは、粉チーズよりも塩気が控えめなことが多いです。
そのため、これらのチーズで代用する場合は、粗塩の量を少々(小さじ1/12)〜小さじ1/4くらいで微調整してみてください。



続いて、バジルの葉を加え、ふたたび撹拌してペースト状にして、ジェノベーゼソースを作ります。



できあがったジェノベーゼソースをすぐにボールに移し、変色しないように表面にぴったりとラップをかぶせます。

ラップで変色を防ぐ

ジェノベーゼソースは、空気にふれると黒っぽく変色しやすいので、すぐにラップでぴったりと覆って、空気を遮断します。

完成したパスタソースをすぐに使わない場合は、保存袋に入れ、袋の中の空気をしっかりと抜いて、冷蔵庫に入れておいてもいいです。
日持ちは、冷蔵保存で2週間です。

なお、この記事では、ジェノベーゼソースの作り方をとても簡単に解説しています。

ジェノベーゼ
より詳しくは、別記事「ジェノベーゼ」で解説していますので、合わせて参考にしてください。

リンク先のジェノベーゼソースを使っても、全く同じようにジェノベーゼパスタが作れます。


ジェノベーゼパスタの作り方

ここからは、できあがったパスタソースをもとにジェノベーゼパスタを作る手順を解説します。


まず、じゃがいも(1個:150g)の皮をむき、1センチ幅の輪切りにして、さらに1センチ幅の棒状に切ります。
いんげん(50g)は、ヘタと筋を取り、3センチの長さに切ります。

参考:いんげんの筋の取り方



次に、湯(1.5リットル)を沸かし、粗塩(15g:分量外)を加えて、じゃがいもといんげんとパスタを一度に茹でます。

じゃがいもといんげんは8分、パスタは指定時間通りに茹でて、一度に茹で上がるようにタイミングを調整します。

パスタと具を一緒に茹でる

本場イタリアのジェノベーゼパスタにはじゃがいもやいんげんが使われることが多く、そうした具材は、パスタと一緒に茹でて火を通すのが定番です。

じゃがいもといんげんは、少し柔らかめに茹でた方がジェノベーゼパスタに合いやすく、その場合の茹で時間は8分ほどが目安。
そのため、パスタの茹で時間が8分よりも長い場合は、パスタを先に茹ではじめ、逆に短い場合は、パスタを後から茹ではじめて、一緒に引き上げられるようにタイミングを調整してみてください。



茹でている間に、「ジェノベーゼソースが入ったボール」と「パスタを盛り付ける皿」を鍋の上にかざして、鍋から上がってくる湯気で温めます。

ジェノベーゼソースの量について

なお、このレシピはできあがったジェノベーゼソースの全量を使いますが、ジェノベーゼソースを多めに作った場合は、大さじ6を目安にボールに取り分けて、ボールごと温めてください。



そして、茹で上がる直前に、ジェノベーゼソースにかぶせたラップを外し、パスタの茹で汁(大さじ2)をボールに加えます。

茹で汁は混ぜずに加えるだけ

茹で汁は、加えるだけで、混ぜなくていいです。

ジェノベーゼソースを混ぜるのは、パスタを加えたあとでOK。
あまり早いうちに混ぜると、空気が入って変色しやすくなります。



茹で上がったら、じゃがいもといんげんとパスタを一気にザルに上げ、水気を切ります。



そして、ジェノベーゼソースが入ったボールに、じゃがいもといんげんとパスタを加え、手早く和えます。


ジェノベーゼパスタ

皿に盛り付けたら完成です。

バジルのキレのある風味と、チーズのまったりとしたコクが合わさって、とても味わい深く仕上がります。

また、じゃがいもといんげんの控えめな存在感もいい感じです。
それらの食材がところどころにあることで、味のアクセントになって、パスタソースの美味しさがより際立ちます。

なお、このパスタは、バジルをたっぷりと使っている分、時間が経つと色が変わりやすいので、できたてをすぐにいただくのがおすすめです。
多少色が変わってきても味に変化はありませんが、見た目に関しては、できたてが一番綺麗ですよ。

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