いんげんの筋取り。基本の下処理!

いんげんの筋とヘタの取り方

いんげん(さやいんげん)の筋の取り方を解説します。
基本の下処理(下ごしらえ)の方法についてです。

最近のいんげんには、筋がほとんどありません。
ですから、筋は取らずにそのまま料理に使える場合が多いです。
ただ、中には筋がしっかりしているいんげんもあります。
そのような場合は筋が口に残ることがあるので、念のため、調理の前に筋があるかどうか確認してください。

ご紹介している方法を試してみて、いんげんの筋が取れない場合には、筋はないものとして扱ってOKです。
あとは、ヘタさえ取れば料理に使えます。

筋の取り方

いんげんのヘタを折る

  1. ① いんげんのヘタの部分を、側面の筋と繋げるようにそっと折ります。

ヘタと筋を繋げて取る

いんげんのヘタを筋と繋がるようにして折る
右の写真は、いんげんを真横から見たところです。

さやに沿って、筋が伸びているのが分かると思います。
このように、筋と繋がるようにしてヘタを折ります。



いんげんの筋を取る

  1. ② ヘタをそっと引いて、筋をむくように取り除きます。
  2. ③ もう一方の側面の筋も、断面からむくようにして取り除きます。(動画参照)

筋が取れない場合は筋が無い

筋があまりない普通のいんげんなら、最長2センチくらいむいた所で筋が切れます。
力を入れずに軽く引き、自然に筋が切れた場合は、筋がほぼないいんげんだと思ってください。


いんげんのお尻の尖った部分から筋を取る

  1. ④ いんげんの上下を逆にして、お尻の尖った部分を、側面の筋と繋げるようにそっと折ります。
    筋をそっと引いて、むくように取り除きます。(動画参照)
お尻の尖った部分も、硬い場合は食感を損ねることがあるので、取り除いておくと良いです。
なお、お尻の方には、片側にしか筋がない場合がほとんどです。


筋を取り終えたいんげん

ごくごく普通のいんげんなら、筋があったとしても短いので、この写真のように仕上がります。
上から取っても下から取っても、せいぜい2センチくらいの筋しか取れません。

筋が気になりやすい料理例

ちなみに、筋を取らずに調理すると、特に食感が損なわれやすいのが煮込み料理です。

いんげんのオリーブオイル煮(ターゼファスリエ)
たとえば「いんげんのオリーブオイル煮」のように、いんげんを柔らかくなるまで長時間煮込む料理では、筋がかなり際立つので注意が必要です。

茹でる・レンジ等の下処理

筋を取り終えたいんげんは、すぐに加熱調理できます。
茹でたりレンジで加熱したりして使う場合は、こちらを参考にしてください。

いんげんを茹でる場合は、湯500mlにつき塩小さじ1/2を加え、2〜3分ほど塩茹でします。

レンジで加熱する場合は、加熱時間は100gにつき600Wで1分30秒。
いんげんを軽く水で濡らしたうえで、ラップでふんわりと包んでレンチンすると良いです。

詳細:いんげんの茹で方
詳細:いんげんをレンジで加熱する方法

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