なすのトマトソースパスタレシピ|焼きなす香る!野菜が主役のご馳走パスタ

なすのトマトソースパスタ
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トマトとなすを使ったパスタのレシピをご紹介します。
完熟トマトの酸味と甘みに、焼いたなすの香ばしさを合わせた、風味豊かで満足感のある一皿です。
にんにくの香りも立ち、シンプルな材料ながら奥行きのある味わいに仕上がります。

トマトとなすだけでも美味しく作れますが、お好みでアンチョビやバジルを加えることで、味に深みや香りの余韻がプラスされ、より本格的な味わいを楽しめます。
旨みの詰まったトマトソースがなすに絡む、手軽で奥深い味わいのなすパスタです。


材料

2人分:調理時間25分
なす 1〜2本(150g)
完熟トマト 2個(300〜350g)
パスタ 180g
にんにく 1片(5g)
アンチョビフィレ 好みで1枚(4g)
オリーブオイル 大さじ1と1/2(炒め用)
大さじ1(ソース用)
醤油 小さじ1
黒こしょう 少々
塩(なす用) 小さじ1/6
バジルの葉 好みで5〜6枚

トマトとなすパスタのレシピ・作り方

なすに塩をまぶす

なすをボウルに入れて塩をまぶす
塩をまぶしたなすの水気をキッチンペーパーで拭き取る
  1. ① なす(1〜2本:150g)はヘタを取り、縦半分に切ってから1センチ幅の斜め切りにします。
    ボウルに入れ、塩(小さじ1/6)をまぶして10分ほど置き、水気をふき取ります。


トマトを湯むきする

トマトを熱湯に入れる
トマトをざく切りにして、にんにくとアンチョビをみじん切りにする
  1. ② 完熟トマト(2個:300〜350g)は湯むきして、2〜3センチ角ほどのざく切りにします。
  2. ③ にんにく(1片:5g)とアンチョビ(好みで1枚:4g)はみじん切りにします。
トマトの湯むきの手順については、冒頭の動画かリンク先の記事で詳しく紹介しています。

  1. トマトのヘタを包丁でくり抜きます。
  2. 鍋にトマトが浸かるくらいの熱湯を沸かし、10秒ほどトマトをくぐらせて、冷水に取ります。
  3. 切り口から、めくれた皮を手でむきます。

なすを炒めて香ばしさを引き出す

なすをフライパンでこんがりと炒める

  1. ④ フライパンにオリーブオイル(大さじ1と1/2)を熱します。
    なすを加えて、よく混ぜて油をまわし、両面を合計3〜4分ほどこんがりと焼いて取り出します。
なすはしっかりと焼き色をつけることで、香ばしさが加わり、パスタ全体の味がぐっと引き締まります。


にんにくとアンチョビを炒める

にんにくとアンチョビをフライパンで炒める

  1. ⑤ 同じフライパンに、残りのオイル(大さじ1)を加えます。
    にんにく・アンチョビ(好みで)を加え、弱火で炒めて香りを立たせます。
アンチョビは、トマトソースに旨みと奥行きを加える“隠し味”のような存在です。
ひとつ加えるだけで味に芯が通り、素材本来の風味がぐっと引き立ちます。
入れなくても十分に美味しいですが、ひと手間かけて加えると、より本格的で奥深い味わいを楽しめます。

トマトを加えて煮詰める

トマトをフライパンに加えて加熱する
トマトを煮詰めてパスタソースを作る
  1. ⑥ トマトを加え、中火で7〜8分しっかり煮詰めます。
    加熱中は頻繁に混ぜて焦がさないように注意します。
トマトは時間をかけてじっくり煮詰めることで、酸味がほどよく抜けて甘みとコクが引き立ち、ソースに深みが生まれます。

なすを戻し入れる

なすをフライパンに戻し入れてパスタソースと絡める

  1. ⑦ 醤油(小さじ1)を加えて味をととのえ、焼いたなすを戻し入れて軽くなじませます。
    黒こしょう(少々)を加え、トマトソースを仕上げます。
醤油をほんの少量加えることで、トマトの酸味や甘みに奥行きが生まれ、ソースの味が引き締まります。
和の調味料ですが、風味を和風に傾けるものではなく、隠し味として全体を調和させてくれる存在ですので、ぜひ試してみてください。


パスタを茹でる

パスタを鍋で茹でる

  1. ⑧ 鍋に湯(1.5リットル:分量外)を沸かし、塩(15g:分量外)を加えてパスタ(180g)を茹でます。
    袋に記載の茹で時間が5分以下であれば表示通りに、それより長い場合は1分短めに茹でるのがおすすめです。

パスタを全体に絡める

フライパンにパスタを入れて、なすとトマトとパスタソースと絡める

  1. ⑨ 湯切りしたパスタをソースに加え、中火で1分ほど全体を絡めます。

なすのトマトソースパスタの完成!

なすのトマトソースパスタ

  1. ⑩ 皿に盛りつけ、好みでバジル(5〜6枚)をちぎって散らせば完成です。
バジルは入れなくても十分美味しく仕上がりますが、添えることで香りの余韻と見た目の華やかさが加わり、より洗練された一皿になります。
さらに、トマトの酸味をやわらげ、爽やかな香りで味に立体感を加えてくれます。
家庭のパスタがぐっとイタリアンらしい雰囲気になり、食卓が華やぎます。

野菜が主役のシンプルなパスタですが、しっかりとした満足感があり、また作りたくなるような一皿です。
ふだんの食卓にも取り入れやすく、気負わず作れるレシピです。


よくある質問(FAQ)

パスタの茹で時間はどのように調整すればいいですか?

パスタの袋に表示された時間が5分以下の短めのものであれば、その通りに茹でるのがおすすめです。
1分短くすると、仕上がりが固くなりすぎてしまうことがあります。
一方で、茹で時間が6分以上かかるパスタは、表示時間より1分短めに茹でてからソースで仕上げると、ちょうどよい食感になります。

お弁当には向いていますか?

トマトソースの水分が多いため、基本的にはお弁当にはあまり向いていません。
冷めると風味や食感がやや損なわれやすく、時間が経つとパスタがのびやすくなります。
どうしてもお弁当に使いたい場合は、トマトソースをしっかり煮詰めて水分を飛ばし、ショートパスタに変えるなどの工夫をするとよいでしょう。

余ったバジルの葉はどのように使うと良いですか?

少量でも残ったバジルがあれば、香り豊かな「バジルオイル」にして活用するのがおすすめです。
バジルの葉とオリーブオイル、塩をミキサーにかけるだけで手軽に作れ、パンにかけたり、ドレッシングに混ぜたりとアレンジも自在です。
ほんのひとつかみ程度の葉があれば作れるので、使いきれずに傷む前に、ぜひ一度試してみてください。

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