メンマの作り方・レシピ。手軽に本格!たけのこ水煮を使って

メンマ(シナチク)

レシピ動画

手軽に本格!メンマの作り方

メンマ(シナチク)の作り方をご紹介します。

メンマとは、中国南部に自生する麻竹まちくというたけのこを原料にした発酵食品のこと。
本場の本格レシピでは、茹でた麻竹を乳酸発酵させて、さらに干すことで、独特の深い風味を出しています。

でも、家庭でメンマを作る場合、そもそも日本では麻竹の入手が困難ですし、そのうえ、発酵させるのも手間がかかります。

そこで、おすすめなのが今回のレシピです。
次の2つのポイントを押さえると、簡単かつ美味しく作れます。

にんにくが美味しさのコツ

1つめは、たけのこの水煮を使うこと。
春先に出回る生たけのこではなく、市販の水煮を使うことで、メンマらしい柔らかい食感に仕上げます。

2つめは、味付けに、にんにくと鶏ガラスープの素を使うこと。
この2つの食材を加えることで、コクと風味が増して、とても美味しく仕上がります。

メンマと言えばラーメンにトッピングするのが定番ですが、それ以外にも、おかずとしてご飯に合わせたり、お酒のおつまみにするのもおすすめですよ。

材料

調理時間15分
たけのこ水煮 200g
にんにく 8g(1/2かけ)
ごま油 大さじ4
ラー油 小さじ1と1/3
A
鶏ガラスープの素 小さじ4
砂糖 小さじ2
大さじ2
醤油 小さじ2
200ml

作り方・味付け

たけのこを輪切りにする
輪切り
たけのこを1センチ幅に切る
1センチ幅
  1. ① たけのこ水煮(200g)を4〜5センチ幅の輪切りにして、根元部分の切断面を下にして、1センチ幅に切ります。

たけのこを並べる
寝かせる
たけのこを短冊切りにする
短冊切り
  1. ② 切ったたけのこを寝かせて並べ、端から3〜4ミリ幅の短冊切りにします。
たけのこの中心の空洞になっている部分を同じ大きさに切る
なお、空洞になって隙間が空いている部分については、包丁の向きを変えて、同じくらいの大きさに切り揃えます。

たけのこを縦に切る
縦に4等分
たけのこをくし切りにする
くし切り
  1. ③ たけのこの穂先は、縦に4等分して、3〜4ミリ幅のくし切りにします。

にんにくを薄切りにする
  1. ④ にんにく(8g:1/2かけ)は、薄切りにします。

にんにくを加えると、風味がぐっと増して、コクのある味に仕上がります。


ごま油とラー油でにんにくを炒める

  1. ⑤ ごま油(大さじ4)とラー油(小さじ1と1/3)とにんにくをフライパンに入れ、にんにくの香りを立たせます。

たけのこを1分炒める

  1. ⑥ たけのこを加え、1分ほど炒めます。

たけのこに調味料を加える

  1. ⑦ たけのこを1分炒めたら、いったん火を止めて、材料Aを加えます。
    材料Aは、鶏ガラスープの素(小さじ4)・砂糖(小さじ2)・酒(大さじ2)・醤油(小さじ2)・水(200ml)です。

蓋をしてたけのこを煮る

  1. ⑧ ふたたび火にかけて、沸騰したらフタをして、火を少し弱めて10分ほど煮ます。

たけのこを混ぜながら汁気を飛ばす

  1. ⑨ フタを取り、汁気が残っている場合は、ヘラでたまに混ぜながら飛ばします。
    煮汁がほぼ無くなって透明になったら完成です。

最後に油が少し残るので、汁気がだいたい飛ぶと透明になります。

メンマの賞味期限

このメンマは、タッパーなどに入れて冷蔵保存すると、2週間ほど日持ちします。


メンマ(シナチク)

食感はとろっとしていて柔らかく、噛むと、旨みとコクが口の中に広がります。

ややピリ辛な味付けもいい感じ。
ラー油の風味が加わって、深みのある味を楽しめます。

また、市販の水煮を使うので、季節を問わず、一年中作れるのも嬉しいところです。

とても美味しいメンマのレシピ。
中華料理に限らず、幅広いお料理と合わせやすいので、ぜひお試しください。

コメント

このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。

関連レシピ