たけのこご飯のレシピ。筍の炊き込みご飯の作り方。

たけのこごはん(たけのこ炊き込みご飯)

レシピ動画

シンプルだから旨い!たけのこご飯

たけのこごはん(筍ご飯)のおすすめレシピをご紹介します。

シンプルで美味しい、定番の炊き込みご飯です。
具材には、たけのこの他に油揚げを使います。

この2つの具材は、とても人気の高い組み合わせです。
油揚げは、しっかりとしたコクがありつつも、味はすこし優しめな食材です。
そのため、たけのこの味を邪魔せず、たけのこご飯全体が風味良く仕上がります。

たけのこご飯は、1年中入手可能な市販の水煮でもつくれますが、春先に出回る初物を茹でて使うと格別の美味しさがありますよ。

米の量を選択

このレシピは、使用する米の量を選べるようになっています。
分量が変わっても、作り方はまったく同じです。

材料

4人分:調理時間5分/炊く時間除く
ゆでたけのこ 小1個(150g)
油揚げ 厚め1枚(40g)
2合
みりん 大さじ1と1/2
大さじ1
醤油 小さじ1
小さじ2/3
だし汁 2合の目盛りまで
  • だし汁は、顆粒だしの素(ほんだし)で代用可能。詳しくは下の文中を参照。

作り方

たけのこの下ごしらえ(生たけのこの皮に切り込みを入れる)
たけのこの下ごしらえ(たけのこを茹でる)
  1. ① 【ゆでたけのこの作り方】
    生たけのこ(1本)の先端の皮を少し斜めに切り落とし、根元に向かって切り込みを入れます。
    たけのこを鍋に入れ、米ぬか(20g)と赤唐辛子(1本)を加え、かぶるくらいの水を注ぎ、落し蓋をして、1時間ほど茹でます。
    火を止めてそのまま冷まし、軽く洗い、皮をむきます。

たけのこの下ごしらえ

たけのこご飯に使うたけのこは、春に出回る旬の生たけのこを茹でたもの(ゆでたけのこ)を使うととても美味しいです。
なお、詳しい手順は「たけのこの茹で方」で解説しています。


米を研ぐ
米をザルに上げる
  1. ② 米を洗ってザルに上げます。

参考:米の洗い方(研ぎ方)


茹でたたけのこを縦半分に切る
茹でたたけのこを切り分ける
  1. ③ ゆでたけのこ(小1個:150g)を縦半分に切ります。
    そして、先端から5センチくらいの幅に1回切って、さらにその下を、少し短めの4センチくらいの幅に切ります。

茹でたたけのこをくし切りにする
茹でたたけのこをくし切りにする
4〜5ミリ幅の
くし切り
  1. ④ たけのこの一番先端の部分を、4〜5ミリ幅のくし切りにします。

たけのこを丁寧に切る

たけのこは、厚すぎず薄すぎず、適度な厚さに丁寧に切り揃えると良いです。
そうすると、食感がほどよく感じられて、とても美味しくいただけます。


茹でたたけのこをくし切りにする
茹でたたけのこをくし切りにする
3〜4ミリ幅の
くし切り
  1. ⑤ たけのこの先端の隣の部分を、先端よりも少し薄めの3〜4ミリ幅のくし切りにします。

茹でたたけのこを放射状に切る
放射状に切る
茹でたたけのこを薄切りにする
3〜4ミリ幅の
薄切り
  1. ⑥ たけのこの先端から3切れ目以降を、放射状に食べやすい大きさに切り分けます。
    切った断面を下にして、端から3〜4ミリ幅の薄切りにします。

油揚げの水気を拭き取る
油揚げを細切りにする
  1. ⑦ 油揚げ(厚め1枚:40g)をキッチンペーパーではさみ、手で軽くおさえて油を取り、5ミリ幅の細切りにします。

使用する油揚げは、厚め1枚(40g)がおすすめです。
ただ、厚めの油揚げがない場合は、薄い油揚げ40g(2枚程度)で代用してもOKです。


米と調味料とだし汁を炊飯器に入れる
たけのこと油揚げを炊飯器に入れる
  1. ⑧ 米を炊飯器の内釜に入れて、みりん・酒・醤油・塩を加え、2合の目盛りまでだし汁を注ぎます。
  2. ⑨ たけのこと油揚げをのせて広げ、普通の白米モードで炊きます。

だし汁について

使用するだし汁は、かつおベースのものがおすすめです。
市販のだしパック茅乃舎がおすすめ)を使うと、本格的なだしが簡単に取れます。

かつおだしを使うとたけのこご飯がとても美味しく仕上がりますが、面倒な場合は、水(450ml)につき顆粒だしの素(ほんだし:小さじ1)を溶かして使うのもアリです。


炊きあがったたけのこの炊き込みご飯
たけのこご飯を混ぜる
  1. ⑩ 炊き上がったらさっくりと混ぜ、茶碗によそったら完成です。

たけのこご飯(たけのこの炊き込みご飯

お好みで、木の芽(分量外)を添えると、春らしい仕上がりになります。
たけのこをたっぷりと使った、風味豊かな炊き込みご飯の完成です。

たけのこは、サクサクとしていて、ちょうど良い柔らかさ。
だしの旨みが染み込んだご飯とともに、とても美味しくいただけます。

使っている具材がとてもシンプルなので、余計な味が加わらず、旬のたけのこの味をしっかりと堪能できますよ。

たけのこご飯の保存方法

なお、このたけのこご飯はできたてが一番美味しいですけど、余ってしまった場合は保存することもできます。

ご飯は、一般的には冷蔵するよりも、早めに冷凍してしまった方が、味も食感も落ちにくいです。

でも、たけのこご飯に関しては、冷凍するとたけのこの食感が少し柔らかく変化してしまうので、冷蔵して1〜2日くらいで食べ切るのもアリです。
その場合は、ラップで包んだうえで、保存袋に入れて、乾燥をしっかり防いでください。

たけのこご飯の冷凍保存
どうしても長期保存したいという場合は、同じ要領で二重に密閉したうえで冷凍すると、1ヶ月ほど日持ちします。

おすすめの献立

今回ご紹介したお料理には、たとえば次の献立が良く合います。
シンプルだから旨い!たけのこご飯
至福の甘辛煮!牛肉のしぐれ煮
細かく刻むとすぐ旨い!菜の花の味噌汁
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