たけのこごはん(筍ご飯)のおすすめレシピをご紹介します。
シンプルで美味しい、定番の炊き込みご飯です。
具材には、たけのこの他に油揚げを使います。
この2つの具材は、とても人気の高い組み合わせです。
油揚げは、しっかりとしたコクがありつつも、味はすこし優しめな食材です。
そのため、たけのこの味を邪魔せず、たけのこご飯全体が風味良く仕上がります。
たけのこご飯は、1年中入手可能な市販の水煮でもつくれますが、春先に出回る初物を茹でて使うと格別の美味しさがありますよ。
米の量を選択
このレシピは、使用する米の量を選べるようになっています。
分量が変わっても、作り方はまったく同じです。
材料
ゆでたけのこ | 小1個(150g) |
油揚げ | 厚め1枚(40g) |
米 | 2合 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ1 |
醤油 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ2/3 |
だし汁※ | 2合の目盛りまで |
- だし汁は、顆粒だしの素(ほんだし)で代用可能。詳しくは下の文中を参照。
作り方
- ① 【ゆでたけのこの作り方】
生たけのこ(1本)の先端の皮を少し斜めに切り落とし、根元に向かって切り込みを入れます。
たけのこを鍋に入れ、米ぬか(20g)と赤唐辛子(1本)を加え、かぶるくらいの水を注ぎ、落し蓋をして、1時間ほど茹でます。
火を止めてそのまま冷まし、軽く洗い、皮をむきます。
たけのこの下ごしらえ
たけのこご飯に使うたけのこは、春に出回る旬の生たけのこを茹でたもの(ゆでたけのこ)を使うととても美味しいです。
なお、詳しい手順は「たけのこの茹で方」で解説しています。
- ② 米を洗ってザルに上げます。
参考:米の洗い方(研ぎ方)
- ③ ゆでたけのこ(小1個:150g)を縦半分に切ります。
そして、先端から5センチくらいの幅に1回切って、さらにその下を、少し短めの4センチくらいの幅に切ります。
- 4〜5ミリ幅の
くし切り
- ④ たけのこの一番先端の部分を、4〜5ミリ幅のくし切りにします。
たけのこを丁寧に切る
たけのこは、厚すぎず薄すぎず、適度な厚さに丁寧に切り揃えると良いです。
そうすると、食感がほどよく感じられて、とても美味しくいただけます。
- 3〜4ミリ幅の
くし切り
- ⑤ たけのこの先端の隣の部分を、先端よりも少し薄めの3〜4ミリ幅のくし切りにします。
- 放射状に切る
- 3〜4ミリ幅の
薄切り
- ⑥ たけのこの先端から3切れ目以降を、放射状に食べやすい大きさに切り分けます。
切った断面を下にして、端から3〜4ミリ幅の薄切りにします。
- ⑦ 油揚げ(厚め1枚:40g)をキッチンペーパーではさみ、手で軽くおさえて油を取り、5ミリ幅の細切りにします。
使用する油揚げは、厚め1枚(40g)がおすすめです。
ただ、厚めの油揚げがない場合は、薄い油揚げ40g(2枚程度)で代用してもOKです。
- ⑧ 米を炊飯器の内釜に入れて、みりん・酒・醤油・塩を加え、2合の目盛りまでだし汁を注ぎます。
- ⑨ たけのこと油揚げをのせて広げ、普通の白米モードで炊きます。
- ⑩ 炊き上がったらさっくりと混ぜ、茶碗によそったら完成です。
お好みで、木の芽(分量外)を添えると、春らしい仕上がりになります。
たけのこをたっぷりと使った、風味豊かな炊き込みご飯の完成です。
たけのこは、サクサクとしていて、ちょうど良い柔らかさ。
だしの旨みが染み込んだご飯とともに、とても美味しくいただけます。
使っている具材がとてもシンプルなので、余計な味が加わらず、旬のたけのこの味をしっかりと堪能できますよ。
たけのこご飯の保存方法
なお、このたけのこご飯はできたてが一番美味しいですけど、余ってしまった場合は保存することもできます。
ご飯は、一般的には冷蔵するよりも、早めに冷凍してしまった方が、味も食感も落ちにくいです。
でも、たけのこご飯に関しては、冷凍するとたけのこの食感が少し柔らかく変化してしまうので、冷蔵して1〜2日くらいで食べ切るのもアリです。
その場合は、ラップで包んだうえで、保存袋に入れて、乾燥をしっかり防いでください。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。