たけのこごはん(筍ご飯)のおすすめレシピをご紹介します。
シンプルで美味しい、定番の炊き込みご飯。
具材には、たけのこの他に油揚げを使います。
この2つの具材は、とても人気の高い組み合わせです。
油揚げは、しっかりとしたコクがありつつも、味はすこし優しめな食材。
たけのこの味を邪魔しないため、たけのこご飯全体が風味良く仕上がります。
また、味付けには、だし汁や醤油やみりんなどを使います。
こちらも定番ですが、だからこそ、安定感のある味を楽しめます。
なお、たけのこご飯は、1年中入手可能な市販の水煮でもつくれますが、春先に出回る初物のたけのこをを茹でて使うと格別です。
お米が1合・2合・3合・4合のときの分量をすべて記載していますので、ぜひ参考にしてください。
材料
ゆでたけのこ | 小1個(150g) |
油揚げ | 厚め1枚(40g) |
米 | 2合 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ1 |
醤油 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ2/3 |
だし汁※ | 2合の目盛りまで |
- だし汁は、顆粒だしの素(ほんだし)で代用可能。詳しくは下の文中を参照。
ゆでたけのこは、春に出回るたけのこを茹でて使うのがおすすめです。
「たけのこの茹で方」はリンク先を参考にしてください。
1合・3合・4合で作る場合の分量
上の分量は米2合分になっていますが、1合・3合・4合で作ることもできます。
その場合の分量は、次のとおりです。
下の枠内の「お米の量」を選択すると、具材の分量が切り替わるので、ぜひ活用してください。
お米の量を選択
1合 | |
---|---|
ゆでたけのこ | 75g |
油揚げ | 厚め0.5枚(20g) |
みりん | 大さじ3/4 |
酒 | 大さじ1/2 |
醤油 | 小さじ1/2 |
塩 | 小さじ1/3 |
だし汁 | 1合の目盛りまで |
3合 | |
---|---|
ゆでたけのこ | 225g |
油揚げ | 厚め1.5枚(60g) |
みりん | 大さじ2と1/4 |
酒 | 大さじ1と1/2 |
醤油 | 小さじ1と1/2 |
塩 | 小さじ1 |
だし汁 | 3合の目盛りまで |
4合 | |
---|---|
ゆでたけのこ | 300g |
油揚げ | 厚め2枚(80g) |
みりん | 大さじ3 |
酒 | 大さじ2 |
醤油 | 小さじ2 |
塩 | 小さじ1と1/3 |
だし汁 | 4合の目盛りまで |
たけのこご飯の作り方

参考:米の洗い方(研ぎ方)
具材の切り方
ゆでたけのこ(小1個:150g)は、先端から5センチくらいの幅に1回切り、さらにその下を、少し短めの4センチくらいの幅に切ります。
- 4〜5ミリ幅の
くし切り
そして、一番先端の部分を、4〜5ミリ幅のくし切りにします。
- 3〜4ミリ幅の
くし切り
先端の隣の部分は、先端よりも少し薄めの3〜4ミリ幅のくし切りにします。
- 放射状に切る
- 3〜4ミリ幅の
薄切り
先端から3切れ目以降は、断面を下にしてまな板に置き、放射状に食べやすい大きさに切り分けます。
そして、その時に切った断面を下にして、端から3〜4ミリ幅の薄切りにします。
油揚げ(厚め1枚:40g)は、キッチンペーパーではさみ、手で軽くおさえて油を取り、5ミリ幅の細切りにします。
なお、使用する油揚げは、厚め1枚(40g)がおすすめですが、厚めの油揚げがない場合は、薄い油揚げ40g(2枚程度)で代用してもOKです。
炊き方

次に、米を炊飯器の内釜に入れて、みりん・酒・醤油・塩を加え、2合の目盛りまでだし汁を注ぎます。
だし汁について
使用するだし汁は、かつおだしがおすすめです。
市販のだしパックを使うと、本格的なかつおだしが簡単に取れます。
かつおだしを使うとたけのこご飯がとても美味しく仕上がりますが、面倒な場合は、水(450ml)につき顆粒だしの素(ほんだし:小さじ1)を溶かして使うのもアリです。

たけのこと油揚げをのせて広げ、普通の白米モードで炊きます。

こちらが炊き上がりです。

炊き上がったらさっくりと混ぜ、茶碗によそいます。

お好みで、木の芽(分量外)をのせたらできあがり。
たけのこをたっぷりと使った、風味豊かな炊き込みご飯の完成です。
たけのこは、サクサクとしていて、ちょうど良い柔らかさ。
だしの旨みが染み込んだご飯とともに、とても美味しくいただけます。
使っている具材がとてもシンプルなので、余計な味が加わらず、旬のたけのこの味をしっかりと堪能できますよ。
たけのこご飯の保存方法
なお、このたけのこご飯はできたてを食べるのが一番美味しいですけど、残ってしまった場合は、保存することもできます。
ご飯は、一般的には、冷蔵するよりも、早めに冷凍してしまった方が、味も食感も落ちにくいです。
でも、たけのこご飯に関しては、冷凍するとたけのこの食感が少し柔らかく変化してしまうので、冷蔵して1〜2日くらいで食べ切るのもアリです。
その場合は、ラップで包んだうえで、保存袋に入れて、乾燥をしっかり防いでください。
