たけのこの姫皮が主役の、おすすめのおかずレシピをご紹介します。
梅肉とかつお節を使った和え物のレシピ。
梅のほどよい酸味と深い旨みが加わって、姫皮の優しい風味が引き立ち、とても美味しくいただけます。
姫皮とは
姫皮というのは、たけのこの穂先のまわりを包んでいる、クリーム色の皮のことをさします。
この姫皮は、皮とは言え、とても柔らかい部分なので、実の部分と同様に、幅広く料理に活用できます。
なお、姫皮と普通の皮のあいだに、明確な線引きはありません。
どこまで食べられるか分からない場合は、まずは色と感触で判断して、それでもよく分からなければ、茹でた姫皮を少しかじってみるのがおすすめです。
同じ1枚の皮でも、上の方は茶色くて食べられないけれど、下の方は食べられることもあります。
ムダなく活用するといいですよ。
材料
姫皮※ | 50g |
梅肉 | 8g(梅干し小1個分) |
醤油 | 小さじ1/2 |
かつお節 | 1パック(1.5g) |
- 茹でた姫皮を使用する。
レシピ・作り方
姫皮は、すでに茹でてあるものを使います。
姫皮の茹で方と保存方法
茹で方は、「たけのこの茹で方とあく抜き」で詳しく解説していますので、参考にしてください。
一般的には、姫皮は、それだけを実から切り離して茹でるのではなく、たけのこを丸ごと皮つきで茹でてから、切り取って使います。
- ① 茹でた姫皮(50g)を用意したら、水気をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
水気を軽く取る
びしょびしょに濡れたまま使うと、和え物の仕上がりが水っぽくなるので、あらかじめ軽く水気を取ります。
このとき、あまりにしっかりと拭くと、みずみずしさがなくなってしまいます。
姫皮が重なった状態でキッチンペーパーにおき、上から軽くおさえる程度でOKです。
- ② 姫皮を繊維に沿って1センチ幅の細切りにします。
繊維に沿って切る
繊維に沿って細切りにすると、姫皮の柔らかい食感が出やすくなります。
なお、たけのこの繊維は、根元から穂先に向かって縦に通っているので、縦に細切りにします。
- ③ 梅干しの種を取り除き、梅肉を8g用意して、包丁で叩いてペースト状にします。
なお、使用する梅干しは、スーパーでよく売られている塩分8%程度のものがおすすめです。
- ④ 梅肉と醤油(小さじ1/2)をボールに入れてよく混ぜ、姫皮を軽くほぐして加えます。
- ⑤ かつお節(1パック:1.5g)を加えて和えたら完成です。
茹でた姫皮は食感がとても柔らかく、なおかつ、味にクセがないのが特徴です。
素直な味なので色々な食材と合わせやすいですけど、とくに梅肉との相性が抜群です。
梅肉の深みのある酸味と旨みが加わることで、姫皮の優しい風味が引き立ちます。
生のたけのこを茹でた場合にしか食べられない貴重な部位なので、間違って捨てたりせずに、ぜひ旬の味を堪能してください。
筍は,旬の食べものとして、一度は食べることにしてます。今回は,最後の1個を手に入れましたので,好物の姫皮は,梅肉和え,みそ汁にしました.残りは,炊きこみごはんにします.友人,知人も楽しみにしてくださいますよ.
私もたけのこは大好きで、特に姫皮は大好物です。
コバヤシ様が仰るように、ワンシーズンに必ず一度は食べたくなります。
旬の味は格別ですよね。