春になると食べたくなる、定番の「たけのこの煮物」。
このレシピでは、旬の生たけのこをやさしい味付けで煮る、基本の作り方をご紹介します。
たけのこの下ごしらえから、切り方、煮る時間まで丁寧に解説しているので、初めての方でも安心して作れます。
たけのこの豊かな風味とやわらかな食感を引き出す、季節を感じる一品です。
材料
たけのこ煮物のレシピ・作り方
たけのこを下茹でする
- ① たけのこは、旬の生たけのこを下茹でしたものを使います。
- 先端を切り落とし、縦に切れ目を入れます。
- 湯にたけのこを入れ、米ぬかと赤唐辛子を加えて、1時間ほど茹でます。
- 茹で上がったら、そのまま冷まし、皮をむいて中身を取り出します。
詳しい手順は、冒頭の動画か、たけのこの下ごしらえ(米ぬかを使った茹で方)をご覧ください。
たけのこを食べやすく切る
- ② たけのこ(200g)を食べやすいサイズに切り分けます。
- たけのこをまな板に寝かせて、上下半分に切ります。
- 上半分の穂先は、切断面を下にして立て、上から包丁を入れて1センチ厚さのくし切り(放射状の形)にします。
- 下半分の根元は、縦半分に切ってから横に寝かせ、1センチ厚の半月切りにします。
さらに、扇形になるように半分に切って、いちょう切りにします。
※ たけのこが細い場合は、半月切りのままでもOKです。
たけのこの切り方については、冒頭の動画を参考にしてください。
調味料と水を火にかける

- ③ 醤油(大さじ1)・みりん(大さじ1)・砂糖(小さじ1)・顆粒だしの素(小さじ2/3)・水(200ml)を鍋に入れ、中火にかけます。
たけのこを煮汁に浸す

- ④ 煮立ったら、火が通りにくい根元部分を先に入れ、その上に穂先をのせて、煮汁に浸します。
たけのこを煮る

- ⑤ 再び沸騰したら、アルミホイルの落し蓋(又は市販の落し蓋)をして、弱めの中火で10〜13分煮ます。
煮る時間は基本的には10分、少し硬そうなたけのこを使う場合や味をややしっかりめに付けたい場合は13分煮ると良いです。
たけのこ煮物の完成!

- ⑥ 火を止め、蓋をかぶせたまま10分以上おいて味を馴染ませます。
お好みで、食べる直前に温め直して器に盛ったら完成です。
冷めたままでも美味しいです。
木の芽などをあしらうと、見た目が良く春らしい雰囲気も楽しめます。
やわらかなたけのこに、だしの旨みがじんわり染み込んだ、春らしい煮物です。
旬の贅沢な味わいを、ぜひご家庭で楽しんでみてください。
よくある質問(FAQ)
たけのこの部位(穂先と根元)で切り方や火の通りに違いはありますか?
はい、あります。
穂先は柔らかいのでくし切りに、根元はしっかりしているのでいちょう切りにしています。
火の通りや食感を均一にするため、部位ごとに切り方を変えるのがポイントです。
だしは顆粒だし以外でも作れますか?
はい、顆粒だしを使えば手軽においしく仕上がりますが、鰹だしなど家庭で取っただしでも作れます。
手作りのだしを使うと、よりやさしい風味や香りが楽しめます。
前日に作っておいても大丈夫ですか?
大丈夫です。
冷める過程で味がさらに染みるので、前日に作って冷蔵保存しておくとより美味しくなります。
食べる前に軽く温め直すのがおすすめです。
煮る時間は変えてもいいですか?
使うたけのこの硬さによって多少調整して大丈夫です。
やや硬めの場合は13分ほど、やわらかめで薄めに切った場合は10分前後でもしっかり火が通ります。
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