らっきょう漬け(甘酢漬け)の漬け方・作り方。パリパリ旨い!

らっきょう漬け(らっきょうの甘酢漬け)

レシピ動画

パリパリ旨い!らっきょう漬け

らっきょうの漬け方を解説します。
らっきょう漬け(甘酢漬け)の基本の作り方についてです。

調理工程はとてもシンプルなので、初めての方でも失敗せずに簡単に作れます。
しかも、味は本格的で、パリパリと美味しく仕上がります。

3年は日持ちするので長く楽しめます。

材料

調理時間30分
らっきょう 500g
赤唐辛子 1本
甘酢
180ml
砂糖 150g
大さじ1
70ml

漬け方

パリパリに仕上げるコツ

らっきょう漬けを美味しく作るための一番のポイントは、鮮度の良いらっきょうを使うことです。

生らっきょうは、梅雨入り前の時期に出回り始めますが、カリカリに仕上げるには、掘りたての新鮮なうちに漬け込むのがおすすめです。
買ってからしばらく置くと、そうした歯応えが出にくくなってしまいます。

らっきょうの選び方

ちなみに、らっきょうは、掘ってからしばらくすると、茎の先端部分が緑色に伸びてきます。

茎が伸びたらっきょう
緑色の芽が目立つらっきょうは、掘ってから時間が経ったものと考えてください。

伸びた緑色の部分を切り落として店頭に並べているお店もあるので、信頼できるお店で買うことも大切です。


らっきょうを1粒ずつに切り離す

最初に、らっきょうの下処理(下ごしらえ)をします。

  1. ① らっきょう(500g)を1粒ずつにばらして、ボールに入れます。
    らっきょうは、粒が繋がっている場合もあるので、そんな場合は手で1粒ずつに分けます。

らっきょうを洗う

  1. ② らっきょうをボールに入れ、流水に当てながら軽くこすり洗いして、手ですくってザルに上げます。
    この「洗ってザルに上げる作業」を何回か繰り返して、表面に付いた泥や汚れをきれいに落とします。

軽くこすり洗いする

ここで、らっきょうを軽くこすり洗いすると、あとでむく薄皮が少しめくれてむきやすくなります。


らっきょうの薄皮をむく

  1. ③ らっきょうの薄皮をむきます。
    傷んでいる部分がある場合は、薄皮をむいてその部分を取り除くだけでなく、さらにもうひと皮むいて、ツルンとしたきれいならっきょうにします。

薄皮をきれいにむく

らっきょうの表面には、薄い皮が付いています。
薄皮をきれいにむいてから漬けると、歯切れの良いらっきょう漬けが作れます。


らっきょうのひげ根(根元)を切る

  1. ④ らっきょうのヒゲ根を、包丁を使ってなるべく浅く切り取ります。
    (切り方は、冒頭の動画を参考にしてください。)

根を浅く切り取る

ポイントは、なるべく浅く切り取ることです。
あまり深くまで包丁を入れると、仕上がりのカリカリとした食感が損なわれやすくなります。


らっきょうの茎を切る

  1. ⑤ らっきょうの先端部分(茎の部分)を切ります。
    (切り方は、冒頭の動画を参考にしてください。)

先端を切る

らっきょうの茎の部分は、食感があまり良くないので切り落とします。


らっきょうをきれいに洗う

  1. ⑥ らっきょうを再びきれいに水洗いして、ザルに上げます。

らっきょうの水気を拭き取る

  1. ⑦ らっきょうの水気をキッチンペーパーなどでしっかり拭き取ります。
  2. ⑧ らっきょうを漬ける容器の内側に熱湯をたっぷりと回しかけ、熱湯消毒をします。
  3. ⑨ すぐに熱湯を捨てて、容器を自然乾燥させます。

容器を熱湯消毒する

私はいつも、らっきょうを漬ける容器を熱湯消毒して使っています。
容器を清潔にしてから漬けると、らっきょう漬けが日持ちしやすくなります。

らっきょう漬けに使える容器

なお、らっきょう漬けに使える容器は、酢に強いガラス瓶・琺瑯ほうろう・セラミック製の容器などです。
金属製は使えません。

わりとすぐに食べる場合は、保存袋(ビニール袋)に移し替えても構いません。
ただし、長期保存する場合は、保存袋が劣化する可能性がありますので、ガラス瓶などに入れてください。


甘酢の材料を小鍋に入れて火にかけて砂糖を溶かす

続いて、らっきょうを甘酢に漬けます。

  1. ⑩ 酢(180ml)・砂糖(150g)・塩(大さじ1)・水(70ml)を小鍋に入れ、火にかけます。
    沸騰させて、砂糖を溶かし、甘酢を作ります。
  2. ⑪ そのまましばらく置いて、甘酢を冷まします。

らっきょうに甘酢をかける

  1. ⑫ らっきょうと赤唐辛子(1本)を容器に入れ、冷ました甘酢を注ぎます。

らっきょうを漬ける

  1. ⑬ フタをして、冷暗所(気温が高い場合は冷蔵庫)に3日ほど置きます。
    漬け始めは一部のらっきょうのアタマが甘酢から出た状態になるので、最初の3日は、1日に2回くらい混ぜてください。

らっきょう漬けの賞味期限

このらっきょうの甘酢漬けは、漬けて3日後くらいから、食べ始められます。

また、甘酢に浸かった状態で冷蔵保存すると、3年ほど日持ちします。
3年経っても、パリパリ食感は変わりません。


らっきょう漬け(らっきょうの甘酢漬け)

酢の酸味と砂糖の甘みを加えることで、らっきょうの味が丸みを帯びて、とても食べやすく仕上がります。

薄皮をむくのに少し手間がかかりますが、それも美味しいらっきょう作りの楽しみの一つです。

新鮮な旬のらっきょうをゲットして、ぜひ実際に作ってみてください。

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