木の芽味噌(山椒味噌)の作り方|たった5gの山椒の葉で香る!少量でも満足の味わい

木の芽味噌(山椒味噌)
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春の香りを楽しむのにぴったりな、木の芽味噌(山椒味噌)の作り方をご紹介します。
木の芽(山椒の若葉)を使った味噌は、ごはんや冷奴、焼き野菜などに添えるだけで、季節感のある特別な一品になる万能味噌です。

このレシピでは、山椒の葉をたった5gで風味豊かに仕上げる方法を解説。
「少しだけ木の芽が余ったけれど、捨てるのはもったいない」「香りをしっかり感じたい」という方にぴったりの、少量仕上げ・香り重視の木の芽味噌レシピです。


材料

調理時間10分
山椒の葉(木の芽/軸を除いた葉のみ) 5g
味噌(やや甘めのもの) 30g
砂糖 小さじ1
みりん 小さじ1
小さじ1
  • 柔らかくて厚みのある新芽で、20〜30枚程度が目安です。

木の芽味噌のレシピ・作り方

山椒の葉を細かく刻む

山椒の葉を包丁で細かく刻む

  1. ① 山椒の葉をやさしく洗って水気をふき取り、軸を除いて葉のみにします。
  2. ② 山椒の葉(5g)を包丁で細かく刻みます。


味噌などを小鍋で加熱する

味噌などの調味料を小鍋で加熱する

  1. ③ 小鍋(ミルクパンや小さめのフライパン)に味噌(30g)・砂糖(小さじ1)・みりん(小さじ1)・酒(小さじ1)を入れ、弱火にかけてヘラでよく混ぜます。
  • 味噌の選び方
    山椒の香りを引き立てたい場合は、塩分が強すぎない、少し甘めの味噌を使うのがおすすめです。
    中でも白味噌は、色が淡く香りも活かしやすいため、木の芽味噌によく合います。
    とはいえ、合わせ味噌や淡色味噌でも美味しく仕上がるので、手元にある味噌で気軽に試してみてください。
  • 加熱の工夫
    材料の量が少ないため、大きめの鍋(またはフライパン)しかない場合は、調味料を鍋の一部に寄せて入れ、やさしく火を入れるイメージで加熱すると、焦げつきを防げます。

粗熱を取る

加熱した味噌だれの粗熱を取る

  1. ④ ヘラで練るように混ぜながら、鍋肌が少しふつふつと泡立ってきたらすぐに火を止め、コンロから外して粗熱を取ります。


山椒の葉を混ぜ合わせる

味噌だれに刻んだ山椒の葉を加える

  1. ⑤ 刻んだ山椒の葉を加え、全体をよく混ぜ合わせたら完成です。

木の芽味噌(山椒味噌)の完成!

完成した木の芽味噌(山椒味噌)

  1. ⑥ 器に移し、ご飯に添えるなどしていただきます。
    香りを保つため、冷蔵庫で保存し、2〜3日以内を目安に使い切ってください。

香り豊かな木の芽味噌は、冷奴や焼きおにぎり焼きたけのこふろふき大根など、さまざまな料理に活躍します。
木の芽は料理の飾りつけなどに使われることが多いですが、1パックを買うと余りがち。
このレシピなら、余った山椒の葉を無駄なく活かして、料理に爽やかな香りとコクのある味わいを添えられます。

よくある質問(FAQ)

木の芽の量が少なすぎて香りが弱くなるのでは?

実は、量よりも使い方の工夫(刻み方・加えるタイミング・味噌の配合)で香りは大きく変わります。
特に、加熱した味噌に粗熱を取ってから木の芽を混ぜる方法は、香りが飛びにくく、少量でもしっかり香ります。
このレシピでは、そのポイントをおさえて香りを引き出せるように工夫しています。

木の芽の軸は使ってもいいですか?

基本的には使いません。
軸はかたく、えぐみや渋みが出やすいため、香りを楽しみたいレシピでは葉の部分だけを使うのが一般的です。
どうしても香りを強めたい場合は、ごく細かく刻んで一部だけ混ぜるという方法もありますが、食感に影響するため、あまりおすすめはしません。

木の芽味噌にごまや油を加えるとコクが出ると聞きましたが、どう思いますか?

たしかに、ごまやごま油を加えるとコクが増して、味に深みが出ます。
ただし、木の芽の香りが感じにくくなってしまうこともあるため、香りを主役にしたい場合は油分を控えるのがおすすめです。
また、無臭に思えるサラダ油でも、口当たりの重さや油膜によって香りが立ちにくくなるため、使用は控えたほうがよいでしょう。
このレシピでは、木の芽の香りを最大限に活かすため、あえて油類は一切使っていません。

作った木の芽味噌は冷凍保存できますか?

木の芽味噌は、冷凍保存も可能です。
ただし、解凍時に香りがやや飛びやすいため、なるべく小分けにして冷凍し、使う分だけ自然解凍するのがおすすめです。
ラップで包んで密閉容器に入れて冷凍すれば、3週間ほど風味を保てます。

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