山椒の実の塩漬けのレシピをご紹介します。
山椒の実の風味を最大限保ちつつ、長期で保存したいのなら、塩漬けにするのが一番おすすめです。
塩漬けにしておけば、旬の時期に縛られることなく、生山椒の爽やかな風味を1年中楽しむことができます。
材料
山椒の実 | 好みの量 |
粗塩 | 山椒の実の重量の8% |
レシピ・作り方
山椒の実の下処理をします。
- ① 山椒の実をきれいに洗い、ザルに上げます。
たっぷりの湯に塩(分量外:湯1リットルにつき小さじ1)を加え、山椒の実を入れて5〜6分茹でます。
指で潰れるくらい柔らかくなったら、ザルに上げます。 - ② 山椒の実をたっぷりの水に1〜2時間さらし、好みの辛さになったらザルに上げます。
布巾などで水気を拭き取り、枝が付いている場合は実から外します。
なお、山椒の実の下処理は、リンク先で詳しく解説していますので、合わせて参考にしてください。
- ③ 山椒の実の重量をはかり、8%の粗塩を用意します。
粗塩の量は、山椒の実の重量 × 0.08で計算できます。 - ④ 熱湯消毒した清潔な保存ビンの底に、粗塩を少しだけ敷きます。
- ⑤ 山椒の実を加えて平らにならし、残りの粗塩を表面全体に広げます。
- ⑥ フタをかぶせて、冷蔵庫に入れます。
2〜3日経ったら、全体をよく混ぜて、平らにならします。
1週間経ったら完成です。
冷蔵保存で1年ほど日持ちします。
使い方・食べ方
山椒の実の塩漬けは、サラダや和え物、炒め物や煮物、ご飯ものや麺類などの風味付けに、幅広く活用できます。
そのまま加えると、エッジの効いた味のアクセントになりますし、包丁で細かく刻んで加えると、食材と馴染んでまた違った味わいが楽しめます。
上の写真はその一例で、4品並んでいます。
蒸し鶏・そぼろ・混ぜご飯・炊き込みご飯です。
蒸し鶏は、「山椒の実の塩漬け」を細かく刻み、醤油やみりんとともに鶏肉に揉み込んで、野菜などと一緒に蒸し上げます。
そぼろは、甘辛く味付けしたそぼろに、刻んだ「山椒の実の塩漬け」をふりかけたら完成です。
ちなみに、「山椒の実の塩漬け」は、甘辛い味付けの肉料理や魚料理ととてもよく合います。
混ぜご飯は、「山椒の実の塩漬け」と塩昆布を合わせると、手軽で美味しいです。
また、炊き込みご飯の場合は、鶏肉など旨味のある食材と合わせると、山椒の実の風味が引き立ちます。
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