
書けなくなったペンを復活させる方法をご紹介します。
文房具ライターのきだてたくさんによると、油性ペンには除光液を、水性ペンにはぬるま湯を使うと、ペンが書けるようになります。
(一部情報元:TV「この差って何ですか?」生活に役立つプロ技 2015年12月6日放映)
書けなくなったペンを復活させる方法

出なくなった油性ペンを復活させる方法です。
なお水性ペンの場合は、除光液をぬるま湯に代えるだけで、手順は同じです。
手順
- 出なくなったペンのキャップに、除光液を入れる。
- ペンにキャップをはめ、上の写真のように、立てたまま10分置く。
10分後にキャップをあけると、ドロっとした黒い液体が出てきます。
たったこれだけで、ペンは元通りに復活することが多いそうです。
でもなぜ、除光液につけるだけで、油性ペンが書けるようになるのでしょうか。
油性ペンが書けなくなる主な理由は、ペン先が乾燥することで、インクが固まり詰まってしまうから。
実は書けなくなっても、インク自体は残っていることが多いそうです。
固まったペン先を除光液につけると、除光液に含まれるアセトンという成分が、固まったインクを溶かしてくれます。
そのため、ペンが書けるようになるというわけです。
ちなみにホワイトボード用のペンは油性なので、この方法で復活させることができます。
また水性ペンも同様に、ペン先が固まるために書けなくなることが多いため、水でインクを溶かすと復活するのだそうですよ。