ひじきの煮物のレシピをご紹介します。
ひじきは、酒を加えて煮ると味に角が立ちやすいので、酒を使わずに煮るのが良いと私は思います。
また、他の具材と一緒に油で炒めてから、だしで軽く煮るのもおすすめです。
煮物の味に一体感が生まれるうえに、コクと旨みが適度に加わることでメリハリのある味に仕上がります。
材料
乾燥ひじき | 20g ※ |
油揚げ | 厚め1枚 |
人参 | 1/2本(80g) |
みりん | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ1と1/2 |
砂糖 | 小さじ1 |
だしの素 | 小さじ1/3 |
水 | 150ml |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
- 長ひじきの場合は20g、芽ひじきの場合は15gを使用する。
戻し率が違うので、芽ひじきはやや少なくする。
レシピ・作り方
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- ① 使用するひじきの量は、長ひじきの場合は20g、芽ひじきの場合は15gにすると、ちょうど良い味に仕上がります。
ひじきをボールに入れ、たっぷりの水に浸して戻します。
浸す時間は、長ひじきの場合は20〜30分、芽ひじきなら10〜20分ほどです。

- ② 手でつかんで取り出し、ザルに上げます。
水洗いして、しっかりと水気を切ります。
ひじきが長い場合は、食べやすい長さに切ります。

- ③ 人参(1/2本:80g)の皮をむき、3〜4ミリ幅の細切りにします。
油揚げ(厚め1枚)を縦半分に切り、5ミリ幅の細切りにします。 - ④ みりん(大さじ2)・醤油(大さじ1と1/2)・砂糖(小さじ1)・だしの素(小さじ1/3)・水(150ml)を用意します。

- ⑤ フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を熱し、人参とひじきを中火で1分炒めます。

- ⑥ 油揚げを加え、炒め合わせて油を回します。
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- ⑦ 用意しておいたみりん・醤油・砂糖・だしの素・水を加えます。
たまに混ぜながら中火で4〜5分ほど煮て、煮汁がほぼなくなったら完成です。
補足:だしを加えてさっと煮る
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だしと調味料がひじきに十分に染みて、ふっくらと旨みたっぷりに仕上がります。
レシピの補足説明
長ひじきと芽ひじきで量を変える
乾燥ひじきを水に浸した際の戻し率は、長ひじきと芽ひじきで異なります。
一般的には、長ひじきは重量の6〜8倍に、芽ひじきは8〜11倍になると言われています。
そのため、このレシピでは、長ひじきを使う場合と芽ひじきを使う場合で、乾燥ひじきの量を変えています。
長ひじきなら20g、芽ひじきなら15gを使ってください。
参考:ひじきの戻し方
だしを加えてさっと煮る
ひじきは海藻の一種ですが、昆布のように旨みが強いわけではないので、煮物にする際にはだしを加えるのがおすすめです。
煮物全体に一体感が生まれ、深みのある味に仕上がります。
煮る時間は、4〜5分程度の短時間にとどめると良いです。
あまり長く煮すぎると、ぼんやりとした味になりがちですし、ひじきなどの食感が必要以上に柔らかくなるためです。
作り置きOK!
このひじきの煮物は、冷蔵保存で4日ほど日持ちします。
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