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ミャンマー屈指の仏教の聖地「バガン」のおすすめホテルをご紹介します。
「バガン」には11〜13世紀に建造された仏塔や寺院が、40km²ほどの狭い平野部に林立しています。
見どころの多いこれらの遺跡を、限られた時間で効率よく見学するためには、便利な場所にあるホテルを選ぶといいですよ。
私のおすすめは、ニャンウー地区にある「ゼフリーティー・ホテル(Zfreeti Hotel)」です。
2014年にオープンしたリゾート型ホテルで、スタイリッシュな雰囲気とスタッフの行き届いたサービスで外国人旅行者に人気があります。
写真を交えてこのホテルをご紹介します。
ニャンウー地区のホテルがお薦め
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「ゼフリーティー・ホテル」は、ニャンウー地区のメインストリートから脇道を少し入ったところにあります。
バガンの空港から車で10分くらいの賑やかなエリアです。
ちなみにバガンは「オールドバガン」と「ニューバガン」、そしてこのホテルが建つ「ニャンウー」の3つの地区に分かれています。
「オールドバガン」は考古学保護区に指定されている貴重な遺跡が集中する地区で、「ニューバガン」はそのすぐ南に位置する新しい街。
そして「ニャンウー」はバガンの入口で交通の要衝にもなっており、旅行者には便利なホテルやレストランが集中する場所です。
「オールドバガン」は遺跡の近くに居られる良さはありますが、「オールドバガン」も「ニューバガン」も、ニャンウーとくらべてホテルも食堂もかなり少なく価格も割高です。
バガンに滞在するなら、ニャンウーのホテルがいいですよ。
さて上の写真をご覧ください。
バガン地区は舗装されていない道路が多く、この地区の交通の要衝であるニャンウーでさえ、メインストリート以外は土の道。
初めて知った時には思った以上に田舎で驚きましたが、ゆっくりできる雰囲気ですよ。
「ゼフリーティー・ホテル」は、舗装されていない道沿いにあります。
写真の右側に見えるのが、「ゼフリーティー・ホテル」です。
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ちなみにこれがニャンウーのメインストリート。
メインストリートだけは舗装されていますが、昼間でさえ車通りはわずか。
道路のど真ん中で、野鳩がのんびり遊べる環境です。いいですよ。
Zfreeti Hotelを写真とともにご紹介
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これはホテルのエントランス。
1年を通して高温多湿なミャンマーらしい開放的な雰囲気です。
ホールの中央には、地元の特産品である木彫のサイが、大きな口をあけています。なかなかインパクトがあります。
左に見えるのがフロントです。
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フロントの横にはプールがあります。
このホテルに宿泊する時には、水着を持っていくといいですよ。
プールの脇には小さなバー&レストランがあるので、夜はホテルを出なくてもゆっくりお酒が飲めます。
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ホテルの客室は3棟に分かれていて、そのうちの1棟の屋上に朝食を食べるレストランがあります。
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これが屋上から見たレストラン。
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ちなみにこの屋上から眼下を見おろすと、正面にプールが見え、その横にプールサイドのレストランが見えます。
ホテルの脇の道沿いには、バガン観光に便利なレンタサイクル屋さんがあります。
自転車やバイクを借りるんだったら、ここのホテルにもあります。
ただ短時間でバガンを効率良くまわりたいのなら、車をチャーターする(1日30ドルくらい)のがおすすめです。
特に日差しの暑い暑季(3〜5月中旬)は、日中が40度になることもよくあるので、自転車やバイクは正直かなりシンドイです。
バガンは建物も木もまばらで日避けのない道がひたすら続いているので、自転車やバイクでまわる場合は、最も暑い昼時は涼しいところで休憩した方がいいですよ。
Zfreeti Hotelの朝食
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さて朝食ですが、バイキング形式になっていて、ミャンマー料理と洋食が食べ放題です。
開放的な空間でいただく朝食は、清々しくて最高です。
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これはある朝のメニュー。
私はミャンマーを旅行するのが初めてだったので、物珍しいミャンマー料理だけを集めてみました。
ちなみにミャンマー料理は、ミャンマーに隣接するインドとタイと中国の料理の影響を受けているので、これら3カ国の料理のエッセンスが詰まっています。
上の写真の1番左側は、中華風の野菜炒めのようなお料理。
八宝菜のような優しい味付けで、とろみがついています。
その右下にあるのは、早朝にミャンマーの街中をうろうろするとよく見かける朝食の定番。ミャンマー風焼きそばです。
平たい米粉で作られた麺が特徴で、日本の焼きそばよりも少し油っこく、オイスターソースのような少し甘みのある味がします。
焼きそばの上にあるのは、玉ネギの天ぷら。
インド料理のパコラみたいな、何もつけずにそのまま食べられる天ぷらです。
衣の風味が強いので、もしかしたらパコラと同じく、衣にはヒヨコ豆の粉が使われているかもしれません。
天ぷらの右にあるのは、これもミャンマーの朝食の定番、豆ご飯です。
小粒の豆を使ったさっぱりとした炊き込みご飯で、ニンニクの風味が効いた辛いソースをかけていただきます。
一番右端にあるのは、タイのトムヤンクンのような少し酸味のあるスープです。
春雨・キクラゲとパクチーが具材になっていて、レモンを絞っていただきます。
このようにホテルの朝食1食分のミャンマー料理にも、中国とインドとタイのエッセンスがぎっしり詰まっています。興味深いです。
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ちなみにこれは、ミャンマーの首都ヤンゴンの中級ホテルの朝食バイキングで、ミャンマー料理だけを集めた写真ですが、ミャンマーの朝食によく登場する人気メニューばかりです。
右上から時計回りに、南インドのカレースープのようなお料理。
さらっとしたさっぱりとしたスープに、インドのパパドのようなカリッとしたおせんべいと、小麦粉でつくったクレープのようなものを添えていただきます。
カレースープの下にあるのは、これもミャンマーの朝食の定番。ミャンマー風チヂミです。
米粉ベースのあっさりとしたチヂミで、ニラと豆とすりゴマが具材になっています。素朴な味で美味しいですよ。
チヂミの左にあるのは、中華風のお粥。
中国の屋台で食べたお粥そのものです。
具材は塩卵とネギとフライドオニオン。そして油条(ヨウティアオ)という中国の棒状の揚げパンも添えていただきます。
お粥の上にあるのは、すでにご紹介したミャンマー風焼きそば。
焼きそばの横にあるのは、南インドのビリヤーニのようなスパイシーな炊き込みご飯。シナモンとクローブの風味が際立っていて、サラミとニンジンが入っています。
Zfreeti Hotelの客室
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さて、ホテルの話題に戻ります。
これは客室。私が利用した一泊65ドルのツインルームです。
窓からは南国風の植物が見えていい感じ。内部も清潔です。
連泊しても、頼めば掃除は毎日きれいにしてくれます。
またチェックアウトは12時ですが、5ドル払えば、夕方6時まで部屋を使わせてもらえます。
Zfreeti Hotel周辺のレストラン
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最後にこのホテルの近くにあるおすすめのレストランをご紹介します。
ホテルから歩いて5分くらいのところにある「ウエザー・スプーンズ(Weather Spoon’s)」です。
ニャンウーのメインストリート「ティリピサヤ4世通り」沿いにあります。
(住所:Restaurant Row, Thiripyitsaya Qt.Block4,Nyaung Oo)
メニューはミャンマー料理・タイ料理・西欧料理・ベジタリアンと分かれていて、どれもけっこう美味しいです。いつも外国人旅行者で賑わっています。
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これはお店で一番人気の「ウエザー・スプーンズ・バーガー(3500k)」。
肉々しいパティーを使った、食べ応えのあるハンバーガーです。
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これはミャンマー風春巻き。
中身の具材は日本の餃子のようで、味付けは少しスパイシーです。
甘辛いチリソースをつけていただきます。
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これはタイ風グリーンカレー。
絹さややマッシュルームを使った野菜たっぷりのカレーで、ココナッツのほのかな甘味をいかした優しい味付けです。
またこのレストランの並びにはマッサージ店が何件かあり、どこも1時間6〜10ドルとかなり安いので、旅の疲れを取るのもいいですよ。
私はバガン滞在中にマッサージ店を3店舗利用しましたが、その中で一番おすすめなのは、このレストランのほど近くにある「シュエ・ピィ・ナン・タナカ・ギャラリー(Shwe Pyi Nan Thanakha Gallery)」の中にあるお店です。
体の芯まで効く、少し強めの上手なマッサージでしたよ。
Zfreeti Hotelの情報
- 住所:407 Thiri Pyisayar 5th St.
- URL:www.zfreetihotel.com
- 料金:シングル/ツイン US$45〜
- クレジットカード:利用不可
- 全120室
- レストラン/プール/TV/Wifi/ドライヤー/シャンプーリンス/ボディーソープ/歯ブラシ/歯磨き粉/タオル/バスタオル
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