ニューヨークのタイムズスクエアで大晦日に行われるカウントダウンをラクして楽しむ方法をご紹介します。
タイムズスクエアのカウントダウンは、ニューヨーカーだけでなく、アメリカ全土から、そして世界各国からたくさんの人が集まる人気の年越しイベントです。
とは言え、この時期のニューヨークは平均気温がマイナス3〜4度と厳しい寒さに見舞われる上に、会場周辺は警官による厳重な入場制限が実施されるため、間近で臨場感を味わうのは至難の技です。
そこで今回は、2017年のカウントダウンに参加した私の体験談をもとに、カウントダウンをラクして楽しむ方法の1つとして、タイムズスクエアのすぐそばの、当日入場規制されるエリアの中にあるホテルに泊まる方法をお伝えします。
タイムズスクエアのカウントダウンは、トイレを我慢してまで場所取りをする人がいるというのは有名な話で、オムツをつけて参加する強者もいるそうですが、私は0時になる10分前にホテルを出て、カウントダウンの臨場感を十分楽しむことが出来ましたよ。
カウントダウンにおすすめのホテル
2017年のカウントダウンに際して私が泊まったホテルは、タイムズスクエアのすぐそばにある「ミレニアムブロードウェイホテル(Millenium Broadway Hotel )」です。
1990年にオープンした4つ星の高層ホテルで、宿泊代もそれなりにしますが、カウントダウンのためにちょっと奮発しました。
ちなみに部屋代は、安い時だとシングル・ダブル・ツインいずれも150ドルくらいから泊まれますが、年末年始にはこの倍以上に跳ね上がります。
私が泊まったのは12月29日〜1月1日までの4日間で、その中でも大晦日がずば抜けて高く、税金などをすべて含めると1泊989ドル(ダブル1室)でした。
このホテルについて少し触れると、4つ星とは言え、サービスは普通くらいです。部屋はきれいに掃除してくれて清潔ですが、特に印象に残る素晴らしいホテルだとは私は思いませんでした。
1階の入り口近くにあるレストランは、サービスが雑で味もイマイチなので、正直あまりおすすめ出来ません。
ただこのホテルの立地は最高です。
このホテルに泊まったお陰で、10分前にホテルを出て、涼しい顔をしてカウントダウンに参加することができました。
宿泊代は決して安くはありませんが、カウントダウンをラクして楽しみたい方にはおすすめのホテルです。
タイムズスクエアの近くに泊まる際の注意点
ところで、タイムズスクエア周辺のホテルに泊まる際に注意していただきたいことが1つあります。
それは、ホテルに宿泊していることを証明するもの(ルームキーなど)を必ず持ち歩くことです。
すでにお伝えした通り、タイムズスクエア周辺は、カウントダウンの日の夕方4時くらいには、警察による厳しい入場規制が実施されます。
その際には、たとえ入場規制内にあるホテルの宿泊客でも、ホテルに泊まっている証明書を持っていないとホテルに帰れなくなってしまいます。
ホテルのルームキーは宿泊の証明書代わりになりますので、常に携帯しておくことをお薦めします。
ちなみに、ルームキーを持っていれば、どこからでも規制線内に入れてもらえるわけではありません。
ホテルの場所によって、規制領域内に入れる場所が細かく決まっています。
ですから、場合によっては、かなり遠回りをする羽目になりますが、警察の指示に従えば、いちおうホテルには戻れます。
ただ、ホテルに戻れるだけで、そこから先のタイムズスクエア方向には進めません。
ホテルからタイムズスクエアに行く方法
最後にタイムズスクエアにほど近いホテルから、カウントダウンに際してタイムズスクエアに行く方法をお伝えします。
ホテルからタイムズスクエア方向には、余程の事がないと夕方4時以降は入れてもらえません。
ですが、カウントダウン(午前0時)の2〜3分前になると、タイムズスクエアにほど近い入場規制が、警察の好意(?)で解除されるので、その時をねらってタイムズスクエアに雪崩込むことが出来ます。
ただし、この方法は、すでにご紹介した「ミレニアムブロードウェイホテル」のようなタイムズスクエアのすぐ近くのホテルに宿泊している場合にしか使えません。
また、もしかしたら、カウントダウンの直前になっても規制を解除してくれない警察官もいるかもしれませんし、今後変わっていくかもしれません。
ただ、カウントダウンの直前になると、なんでもアリという雰囲気になり、規制線などだれも気にしなくなります。みんな規制線を飛び越えてタイムズスクエアに猛ダッシュしてしまいますから、その波に一緒に乗っていければ多分カウントダウンを間近で楽しめます。
ちなみにタイムズスクエアと規制線の間にはほとんど人がいないので、比較的簡単にタイムズスクエア近くまで行くことが出来ますよ。
ここでご紹介した方法は、あくまでも2017年の私の体験談をもとにご紹介しているので、これから変わっていく可能性もありますが、参考にしてください。
タイムズスクエアのカウントダウンでは、年が明けた瞬間に、目の前のビルがまったく見えなくなるほどの虹色の紙吹雪が舞います。圧巻ですよ。
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