心に残る「今日の一枚」です。
エベレストの登山道

標高5200メートルくらいの地点です。
私は以前、エベレストのベースキャンプを訪れたことがあります。
とは言え、自分の足で時間をかけて登ったわけではありません。
ベースキャンプに向かう物資輸送のトラックをヒッチハイクして行きました。
ヒッチハイクをしたのは、旅行の途中でエベレストに行きたくなり、限られた予算の中でそれしか方法がなかったためです。
ちなみに、この時は、4ヶ月ほどかけた長期旅行の途中で、チベットと合わせて新疆ウイグルもまわりました。
20代の頃の良い思い出です。
まだ若かった私の申し出を快く受け入れてくれた、心優しいドライバーに感謝です。
エベレストベースキャンプを訪れたいと考えている方のために、その時のルートを参考程度に記しておきます。
エベレストへのアクセスは、大きく分けて「ネパール側から」と「チベット側から」の2通りがありますが、私は「チベット側から」登りました。
ちなみに、人気があるのは「ネパール側から」のルートです。
「ネパール側から」の方が、起伏差があって眺めが良いですし、登山者もずっと多いです。
さて、私が辿ったルートですが、まず、チベットのラサからティンリまでバスで行き、そこからネパール人が運転する物資輸送のトラックに乗せていただきました。
そして、ロンボク(標高5154メートル)で下ろしてもらい、そこで一泊して、徒歩で数時間かけてベースキャンプに到着しました。
ロンボクには、白い仏塔が印象的な「世界で一番標高が高いお寺」があり、ここに宿泊させていただきました。
ロンボクからベースキャンプへは、何もないわりと平らな瓦礫の道をひらすら進んでゆくだけでした。(上の写真)
とは言え、やはり標高5千メートル。
私はわりと健脚な方ですが、平らな道でも、ゆっくり歩いても、数メートルたらずで息が切れてクタクタになりました。
ベースキャンプまでなら、夏場であれば、日本の秋くらいの気温を想定したややラフな服装で登れますが、小型の酸素ボンベは持って行くことをおすすめします。
- トラックからの眺め
- ロンボク
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