そら豆の美味しい茹で方を解説します。
そら豆は、さやから取り出したあとに、薄皮に切れ目を入れ、ちょうど良い塩の量を加えて茹でると、旨みが引き立ちます。
また、茹でている間に、あまり強い火加減にしないことも大切です。
強火でグラグラ茹でると仕上がりがかたくなってしまうので、弱い火で、ふつふつとした沸騰を保ちながら火を通すといいですよ。
レシピ動画
「塩茹でならこの方法!空豆の美味しいゆで方」です。
材料
そら豆 | ふたつかみ※ |
塩 | 小さじ2 |
水 | 600ml |
※さや付きで300〜400g、さや無しで120gくらい。
作り方
下処理(下ごしらえ)
まず、そら豆をさやから取り出します。
そして、そら豆の表面に軽く切り込みを入れます。
切り込みを入れて食べやすさUP
切り込みを入れる場所は、上の写真を参考にしてください。
そら豆の黒い部分(お歯黒)の反対側の、ツルンとした方に、包丁を横向きに少し入れます。
切れ目を入れてから茹でると、塩気が内部まで染みやすくなりますし、食べやすさもアップします。
茹で方
次に、小鍋(もしくはフライパン)に水(600ml)を入れて火にかけ、沸騰したら、塩(小さじ2)を加えます。
塩と湯の量
塩の量は、湯600mlに対して、小さじ2(12g)くらいがおすすめです。
塩分濃度は2%。
これくらいの塩を加えて茹でると、そら豆本来の味が引き立ちます。
茹でるそら豆の量を変える場合は、そら豆が十分に浸るくらいの湯を沸かし、湯600mlにつき小さじ2の塩を加えてください。
続いて、そら豆を鍋に入れ、ふつふつとした弱めの沸騰を保ちながら、3分を目安に茹でます。
そら豆は湯に浮くので、菜箸でたまに混ぜながら茹でてください。
また、あまりグラグラ茹でると、茹で上がりがかたくなるので、静かな沸騰を保つ程度に、火を弱めて加熱します。
そら豆のちょうど良い茹で時間
なお、そら豆の茹で時間は、ものによって若干変わってきます。
標準サイズなら、3分がおすすめ。
ごく小さい粒なら2分でも十分ですし、大きくて硬さがある粒なら5分かかることもあります。
適切な茹で時間が分からないという場合は、一粒取り出して食べてみるといいです。
茹で上がったら、そら豆をザルに上げ、すぐに流水をさっとかけて、粗熱を取ります。
流水にさらして色良く
茹でたての熱々のそら豆にすぐに流水に当てて粗熱を取ると、余熱で柔らかくなり過ぎることがありませんし、薄皮の緑色も損なわれにくくなります。
食べる時には、上の写真のように切れ目に向かって中身を軽く押し出すと、薄皮が簡単にむけます。
塩気がほど良く効いた茹で上がりで、とても美味しいです。
ビールなどのおつまみにもぴったりですよ。