揚げない天丼のレシピ。ミシュランシェフの6分で作れるきのこ天丼。

村田吉弘のきのこの揚げない天丼

揚げない天丼のレシピをご紹介します。

シュランガイドで3つ星を獲得した和食の名店「菊乃井」の村田吉弘シェフが考案した「きのこの揚げない天丼」です。

調理時間はわずか6分。
ご飯の上に天かすを振りかけ、甘辛く煮て卵で綴じたきのこをのせたら完成です。

見た目は天丼というよりも卵丼と言った感じですが、食べれば美味しい天丼です。

ほど良い甘みのあるしっかりめの味付けと、天かすのサクサク感がとてもいいですよ。

(一部情報元:NHK「COOK9 きょうの料理」2017年10月26・30日放映)

揚げない天丼の作り方

きのこの揚げない天丼

「きのこの揚げない天丼」のレシピです。

レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。

材料【2人分:調理時間6分】
しめじ 40g(1/2パック)
舞茸 40g(1/3パック)
しいたけ 30g(2〜3枚)
青ねぎ 30g
ご飯 2杯分(500g)
天かす 60g
粉山椒 適量
A
だし 70ml
みりん 50ml
醤油 30ml
B
4個
水溶き片栗粉 片栗粉小さじ1・水小さじ1
作り方
  1. しめじと舞茸は根元を切ってほぐす。しいたけは軸を取って5ミリ幅に切る。青ねぎは斜め切りにする。
  2. Bの卵を溶き、水溶き片栗粉を混ぜる。
  3. 小さめのフライパンにAを入れて火にかけ、しめじ・舞茸・しいたけを煮る。
    きのこに火が通ったら青ねぎを加え、青ねぎがしんなりしたらBを回し入れ、混ぜながら加熱する。
    卵が半熟状になったら火を止める。
  4. 丼にご飯を盛り、天かすをのせる。
    その上に3をのせ、粉山椒を振ったらできあがり。

写真をもとにレシピを説明します。

揚げない天丼の作り方

きのこの揚げない天丼

【工程1・2】
まずしめじ(40g)と舞茸(40g)は根元を切ってほぐします。
そしてしいたけ(30g)は軸を取って5ミリ幅に切り、青ねぎ(30g)は斜め切りにします。(写真下)

次にBの卵(4個)を溶き、水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1・水小さじ1)を混ぜます。(写真上中央)

【調理のポイント】
卵に水溶き片栗粉を加えると、保水力がアップするので、ふんわりとした仕上がりになります。

きのこの揚げない天丼

【工程3】
続いて小さめのフライパンにA(だし70ml・みりん50ml・醤油30ml)を入れて火にかけ、しめじ・舞茸・しいたけをさっと煮ます。


きのこの揚げない天丼

きのこに火が通ったら青ねぎを加え、青ねぎがしんなりしたらBの卵液を回し入れます。


きのこの揚げない天丼

そして混ぜながら火を通し、卵が半熟状になったら火を止めます。

【調理のポイント】
卵は加熱し過ぎないようにします。

柔らかめの方が美味しく仕上がります。


村田吉弘のきのこの揚げない天丼

【工程4】
ご飯の上に卵とじをのせ、粉山椒(適量)を振ったらできあがり。

天かすのサクサク感がアクセントになった、ほど良い甘みとコクのあるしっかり味の天丼でとても美味しいです。

天ぷらを家庭で揚げるのは面倒と思う方は多いと思いますが、このレシピだったら衣のサクサク感も手軽に楽しめるので、ヘタに天ぷらを揚げるよりずっといいですよ。

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