
いちご酢のレシピをご紹介します。
TBSテレビの「教えてもらう前と後」で話題になったレシピで、とても飲みやすいのが特徴です。
いちご酢は、そのままストレートで飲んでも美味しいですし、いろいろな料理の調味料としても使えます。
いちご酢の作り方はとても簡単。
イチゴと砂糖を酢に漬けて、1日から2日寝かせるだけで完成です。
出来上がったいちご酢には、イチゴの風味がしっかりと溶け出しています。
甘酸っぱいので、抵抗なく飲めますよ。
石原クリニック副院長の石原新菜さんによると、いちご酢は、高血圧・中性脂肪・コレステロール・便秘などを改善する効果が期待できます。
- 高血圧
- 中性脂肪
- コレステロール
- 便秘
- ダイエット
イチゴには、ポリフェノール・ビタミンC・カリウムなどの成分が多く含まれ、血管を強化し、血圧を下げる効果が期待できるとのこと。
そして、酢には、これらの栄養素の吸収を高める働きがあるそうです。
また、イチゴの食物繊維と酢の整腸作用で、腸内環境改善の効果も期待できるので、ウエストがダウンする方も多いようです。
ダイエットにも良いようですよ。
- 風邪予防
さらに、東大ママドクターの伊藤明子さんによると、いちご酢は、風邪予防にも良いようです。
(一部情報元:TBSテレビ「教えてもらう前と後」2019年2月5日放映、テレビ東京「ソレダメ」2019年2月27日放映)
イチゴ酢の作り方

「いちご酢」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
イチゴ | 250g |
氷砂糖 | 250g |
酢 | 500ml |
- イチゴを洗ってヘタを取る。
- イチゴ・氷砂糖・酢を保存ビンに入れ、フタをして軽く振り、冷蔵庫に1~2日入れたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
いちご酢のレシピ

【工程1】
まず、イチゴ(250g:1パック)を洗い、ヘタを取り、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取ります。
ちなみに、ちょっとした事ですが、イチゴは洗ってからヘタを取る方がいいです。
イチゴと言えば、抗酸化作用のあるビタミンCがとても豊富ですが、イチゴの専門家 太田富久さんによると、ヘタを取ってから洗うと、イチゴのビタミンCが半分くらい流れ出してしまうそうです。
ビタミンCは、ヘタのすぐ下に多く含まれているそうですよ。

【工程2】
次に、イチゴと氷砂糖(250g)をビンに入れ、酢(500ml)を注ぎます。
この時、イチゴを氷砂糖の下にした方が、イチゴが浮きにくくなるので、短時間で美味しく漬かります。
酢の種類
酢の種類は、穀物酢で良いようですが、米酢でも作れますし、りんご酢にすれば、他の酢よりもややまろやかな味に仕上がります。
砂糖の種類
砂糖は、氷砂糖を使います。
氷砂糖を使うと、じわじわと時間をかけて砂糖が溶けるので、イチゴのエキスを抽出しやすくなります。
そのうえ、すっきりとした甘さなので、いちごの風味が引き立ちます。
でも、普通の砂糖やきび砂糖、またはちみつなどでも、出来ないことはありません。(各適量)
これらで代用する場合は、まめにかき混ぜるといいです。

そして、フタをしてビンを軽く振り、冷蔵庫に入れます。
漬けている間は、1日に1回くらい瓶ごと軽く振るのがおすすめです。
そうすることで、イチゴがしっかり漬かります。

1〜2日後には、氷砂糖がきれいに溶けて、飲み頃になります。
もう少し辛抱して合計1週間くらい置くと、酢の色がほのかなイチゴ色になり、イチゴの風味もよりはっきり感じられるようになります。
1週間経ったあとの写真(下)と見比べていただくと、色の変化が分かります。

これは、漬けてから1週間経ったいちご酢。
この状態になったら、そろそろイチゴを引き上げてもいいです。
ただ、置けば置くほどイチゴの風味が増して、まろやかな味になります。
イチゴは、1年ほど浸ったままでも大丈夫です。
完成したいちご酢は、イチゴの風味が豊かですし、砂糖も入っているので飲みやすいです。
甘酸っぱくて美味しいですよ。
いちご酢のいちごの使い道
ちなみに、漬け終わって引き上げたイチゴは、食べられます。
そのまま食べてもけっこう美味しいですし、細かく刻んでサラダの具材にしたり、はちみつを混ぜてヨーグルトにトッピングするのもおすすめです。
いちご酢の日持ち

写真は、ちょうど1年経ったいちご酢です。
いちごのエキスが存分に溶け出していて、いちご酢の味が、とてもまろやかに変化しています。
また、いちごの中まで十分に馴染んでいて、いちご自体もぺろっといただけます。
いちご酢の飲み方・食べ方

いちご酢は、食事の時に大さじ1杯ずつ摂ることで、冒頭でお伝えしたような健康効果が期待できるそうです。
いちご酢の飲み方・食べ方は色々ありますが、当サイトのおすすめはストレートです。
スプーン1杯のいちご酢を食前、もしくは食後のデザート代わりに舐める。
イチゴの風味をしっかりと楽しめますし、そのうえ調理の手間もかかりません。
美味しくて簡単なので、続けやすいですよ。
ただ、いちご酢をそのまま飲むことに抵抗がある方もいらっしゃると思います。
そういう場合は、調味料として料理に使うこともできます。
また、石原さんによると、サラダのドレッシングにしてもいいとのことです。
いちご酢の味がしっかりしているので、醤油や塩の量を減らせるそうです。
他にも、番組では次の組み合わせが紹介されていました。
いちご酢 | 炭酸水 |
---|---|
〃 | 牛乳 |
〃 | 甘酒 |
〃 | ヨーグルト |
〃 | アイスクリーム |

こちらは、いちご酢の水割りです。
酸味のある、スッキリとした味のドリンク。
いちご酢と水の割合は、1:2から1:4くらいが目安です。
お好みで調整してください。

いちご酢の牛乳割りです。
お酢と牛乳を合わせるとヨーグルトみたいにトロっと固まります。
甘酸っぱいデザートの出来上がり。
いちご酢と牛乳の割合は、上と同じく、1:2から1:4くらいが目安です。

こちらは、いちご酢とヨーグルト。
爽やかな酸味に甘みも加わるので、美味しくいただけます。
いちご酢の量は適量です。
いちご酢の効果
番組では、タレントの遼河はるひさんが1週間のいちご酢生活にチャレンジしていました。
大さじ1杯のいちご酢を毎食の料理に使う生活です。
その結果、頑固な便秘が改善したそうです。
しかも、ウエストがなんと、8cmもダウン。
体重はマイナス1kg。
花粉症の症状まで和らいだそうです。
また、番組内の別の検証では、高血圧に悩んでいる方5人がいちご酢生活を続けたところ、そのうち4人に血圧の改善が見られたそうです。
−4から−22ポイントの血圧の低下です。
そのうえ全員がウエストがダウン。
このように、いちご酢を飲み続けることで、一定の効果がみられたようです。
美味しいイチゴの選び方

ところで、当サイトでは、美味しいイチゴの選び方も紹介しています。
「いちご酢」のレシピはとてもシンプルなので、次のような特徴のイチゴで作るといいですよ。
ポイントは次の7つです。
- サイズが大きい
- つぶつぶまで赤い
- ヘタが反り返っている
- 先端が広い
- つやがある
- 産毛が際立っている
- 粒の間が離れている
詳しくは、「いちごの栄養と健康効果。今でしょ講座で話題の選び方と食べ方。」をご覧ください。
リンク先では、イチゴの選び方のほかに、イチゴの栄養と健康効果についても解説しています。