「酢味噌」と「からし酢味噌」の美味しい作り方を解説します。
酢味噌や辛子酢味噌には、スーパーなどに並んでいる市販品もありますが、簡単に手作りすることができます。
使う味噌は、赤味噌・白味噌・西京味噌など、どんな味噌でもOKです。
材料
白味噌 | 大さじ2 |
酢 | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1 |
練りからし | 好みで小さじ1/3 |
赤味噌 | 大さじ2 |
酢 | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1と1/3 |
練りからし | 好みで小さじ1/3 |
西京味噌 | 大さじ2 |
酢 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1/2 |
練りからし | 好みで小さじ1/3 |
作り方
- 材料すべてをボールに入れ、よく混ぜる。
なお、上のレシピの分量は、白味噌は塩分7〜10%、赤味噌は11〜13%、西京味噌は5%程度を想定しています。
味噌の種類に応じて砂糖の量を変えるレシピになっているので、甘みと酸味のバランスが良く、とても食べやすい味に仕上がります。
お好みでからしを加えると、風味がより豊かになります。
味噌の種類が分からない場合
味噌の種類が分からない場合は、単純に見た目が白っぽい味噌が「白味噌」、赤っぽい味噌が「赤味噌」だと考えてください。
「西京味噌」の場合は、パッケージに名称が書いてあるので分かると思います。
京都で作られている、白くてとても甘い味噌のことです。
味噌の塩分量について
味噌の塩分量は種類ごとに異なり、一般的には、次のようになっています。
赤味噌 > 白味噌(西京味噌以外)> 西京味噌
使用する味噌が「合わせ味噌」だったり、塩分が目安と違ったりする場合は、味噌の色で判断するのではなく、実際の塩分の含有量を優先してください。
たとえば、塩分7%の赤味噌が手元にある場合は、「白味噌(塩分7〜10%)」の分量で作ります。
なお、塩分量は、味噌のパックに必ずと言って良いほど記載されています。
酢味噌の日持ち
この酢味噌を作り置きする場合は、タッパーや保存袋などで密閉したうえで冷蔵保存します。
日持ちは、1ヶ月程度です。
酢味噌(辛子酢味噌)の料理・使い道
続いて、酢味噌を使ったおすすめレシピをご紹介します。
長ねぎの酢味噌和え
たとえば、この酢味噌を使って「長ネギの酢味噌和え」を作るのなら、酢味噌の分量は、だいたい長ネギ2本分になっています。
作り方は、まず、長ネギ(2本)を1センチ幅の斜め切りにし、5分ほど蒸します。
蒸し器を使うとねぎの甘みが出やすくなりますが、蒸し器がない場合は、レンジで加熱してもいいですし、茹でてもいいです。
長ネギの粗熱を取り、酢味噌をかけたら完成です。
作り置きする場合は、ねぎと酢味噌を別々に冷蔵保存して、ねぎは4日で食べ切ってください。
うどの酢味噌和え
酢味噌がとてもよく合う野菜と言えば、やはり「うど」も外せません。
うどの酢味噌和えは、酢味噌を使ったお料理の中でもとりわけ人気が高く、うどの爽やかな風味と酢味噌との相性は抜群です。
作り方は、生のうどを薄く切って酢水にさらし、酢味噌をかけたらできあがり。
上手に作るコツは、うどの水気を十分に取ってから使うことです。
そうすると、うどの風味が薄まらず、引き締まった味に仕上がります。
わけぎの酢味噌和え
長ねぎではなく、わけぎを使って酢味噌和えを作ると、また違った美味しさが堪能できます。
わけぎのシャキシャキ感をほど良く残しつつも、全体がくたっとなるまで茹でることで、酢味噌がしっとりと馴染みます。
一文字の酢味噌和え
こちらは、わけぎよりもさらに小さく、あさつきくらいの細さの「一文字」というねぎを使った酢味噌のお料理です。
熊本県の有名な郷土料理で、茹でた一文字をぐるぐると巻いて、酢味噌をかけていただきます。
材料は、小さいねぎと酢味噌だけですが、ぐるぐると巻くひと手間をかけることで、柔らかいながらも心地良い食感が生まれます。
食卓の脇役ながら、しっかりとした存在感があるお料理です。
酢味噌というのはとても便利な調味料で、合わせる具材を変えることで、幅広くアレンジ可能です。
長ネギ・うど・きゅうりなどの野菜類が定番で、ホタルイカや白身魚といった魚介類、また、わかめやこんにゃくや豚足やお肉など、いろいろな食材とよく合います。
以上、酢味噌の作り方と活用法をお伝えしました。
とても簡単に作れるうえに美味しいので、ぜひお試しください。
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