「ねぎぬた(ネギ酢味噌和え)」のおすすめレシピをご紹介します。
ねぎぬたとは、加熱したねぎを酢味噌で味付けしたお料理のこと。
埼玉県の深谷ねぎを使ったねぎぬたが有名ですが、埼玉限定の郷土料理というわけではなく、日本各地で食べられてきたお料理です。
さて、今回ご紹介するレシピは、ねぎの深い甘みが堪能できる、バランスの良い味付けになっています。
酢味噌のコクと柔らかな酸味が適度に加わって、ねぎの甘みがグッと引き立ちます。
調理のコツは、適度な加熱時間を取ったうえで、ねぎの水気をしっかり取り除くこと。
そうすると、味が水っぽくならず、長ねぎの美味しさを存分に堪能できます。
材料
長ねぎ ※1 | 1本 |
味噌 | 大さじ1 |
酢 | 大さじ1/2 |
砂糖 ※2 | 大さじ1/2 |
練りからし | 好みで小さじ1/6 |
- 長ねぎの量を2本・3本と増やす場合は、酢味噌の材料も2倍・3倍にする。
- 砂糖の量は、白味噌を使う場合は分量通り。赤味噌を使う場合は小さじ2、西京味噌を使う場合は小さじ1/4に変更する。
作り方
- 長ねぎの根元の部分を少し切り落とし、1センチ幅の斜め切りにする。
- 味噌・酢・砂糖・練りからしをボールに入れ、よく混ぜる。
- 【蒸し器を使う場合】
長ねぎを5分蒸して、ザルに広げて水気を蒸発させる。【レンジを使う場合】
長ネギを耐熱容器に入れ、ラップをかぶせて600wで3分加熱して、すぐに菜箸で広げて水分を蒸発させる。【鍋を使う場合】
湯1リットルを沸かし、塩小さじ2を加え、長ねぎを1分〜1分半茹でる。
ザルに広げて水気を切り、キッチンペーパーで軽く水気を拭き取る。 - 長ねぎを器に盛り、酢味噌をかけたらできあがり。
ねぎと酢味噌を少しずつ和えながらいただく。
ねぎを切る
まず、長ねぎの根元の部分を少し切り落とし、1センチ幅の斜め切りにします。
ねぎは斜めに切る
ねぎぬたを作る場合は、ねぎは斜めに切るのがおすすめです。
斜めに切って断面積を増やすと、真っ直ぐに輪切りにした場合とくらべて、食感がやや柔らかく感じられるので、酢味噌との馴染みがよくなります。
そして、酢味噌の材料をボールに入れて、よく混ぜます。
練りからしを加えるかどうかはお好みですが、あれば使った方が風味良く仕上がります。
ねぎを加熱する
長ねぎを加熱する際には、蒸し器を使うのが一番おすすめです。
蒸し器で蒸すと、ねぎの甘みがやや出やすくなります。
やり方は、蒸し器にたっぷりの水を入れて強火にかけます。
そして、沸騰して蒸気が上がったら、長ねぎを広げ、フタをして5分ほど蒸します。
蒸し上がったら、ザルに広げ、軽く水気を飛ばします。
なお、使用する蒸し器は、上の写真のようなセイロに限らず、金属製の蒸し器でもいいですし、あるいは、鍋に蒸し板を敷いて使ってもいいです。
蒸し器を持っていない場合は、電子レンジか鍋を使ってみてください。
レンジや鍋でも美味しく作れます。
レンジで加熱する方法
長ねぎを耐熱ボールに入れ、ふんわりとラップをかぶせます。
そして、長ねぎ100g(1本程度)につき電子レンジ(600w)で3分加熱します。
加熱し終えたらすぐにラップを外し、菜箸で軽く広げて水分を飛ばします。
鍋で茹でる方法
鍋にたっぷりの湯を沸かし、湯1リットルにつき塩小さじ2を入れ、長ねぎを1分〜1分半茹でます。
茹で上がったら、ザルに広げて水気を切り、キッチンペーパーで軽く水気を拭き取ります。
茹でる場合はねぎが水っぽくなりやすいので、塩を少し多めに使って茹でたうえで、最後に水分をしっかり取ることがとても大切です。
ねぎと酢味噌を和える
長ねぎを器に盛り、酢味噌をかけたら完成です。
酢味噌は和えずにかける
ポイントは、長ねぎを器に盛ってから、酢味噌をかけることです。
あらかじめ和えておくのではなく、ねぎに酢味噌を少しずつまとわせながらいただきます。
事前に和えてしまうと、長ねぎの水分が出てベチャッとするうえに、せっかくの酢味噌の味が薄まってしまいます。
でも、かけただけの状態であれば、酢味噌と長ねぎそれぞれの味がしっかりと感じられ、味にメリハリが付いて美味しくいただくことができます。
なお、このねぎぬたを作り置きする場合は、ねぎと酢味噌を別々の密閉容器に入れて、冷蔵保存します。
日持ちは、ねぎが4日ほど、酢味噌が1ヶ月ほどです。
以上、ねぎぬたの作り方についてお伝えしました。
加熱した長ねぎには優しい甘みがあり、酢味噌をかけることで、そうした味がより際立ちます。
使う材料は、長ねぎ1本と調味料だけ。
とても簡単に作れるお料理ですが、風味が豊かでとても美味しいですよ。
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