
とても美味しい揚げおにぎりのレシピをご紹介します。
教育活動家の佐藤亮子ママが考案した「東大合格 揚げおにぎり茶漬け」。
受験生の夜食にぴったりなメニューとして、テレビ朝日の「家事ヤロウ」で話題になりました。
佐藤ママは、子供4人を全員東大理Ⅲ(医学部)の合格に導いた教育のスペシャリスト。
この揚げおにぎりを食べれば、寒い夜でも体が温まって、勉強に没頭できるそうです。
調理のポイントは、少しの油で揚げ焼きにし、出汁の効いたお茶漬けにすることです。
おにぎりのおこげの香ばしさと出汁の旨味、そして梅干しの爽やかな酸味が、絶妙にマッチします。
上品な味わいで、つい食べすぎてしまいそうな美味しさです。

ちなみに佐藤ママは、「受験は母親が9割」をはじめとした、大学受験に関する本の著者でもあります。
(一部情報元:テレビ朝日「家事ヤロウ!」2019年1月23日放映)
揚げおにぎりのレシピ

「東大合格 揚げおにぎり茶漬け」のレシピです。
佐藤さんによると、この揚げおにぎりは、グルメ漫画「おいしんぼ 26巻」の「揚げたおむすび」がベースになっているそうです。
グルメな三男さんのリクエストがきっかけなんだそうです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
ご飯 | おにぎり3個分 |
梅干し | 6個 |
サラダ油 | 大さじ4 |
小ねぎ | 適量 |
和風だしの素 | 5g |
酒 | 小さじ1 |
みりん | 小さじ2 |
薄口醤油 | 小さじ2 |
水 | 500ml |
- ご飯でおにぎりを3つ作り、それぞれの中にタネを取った梅干し(2個分)を入れる。
そのまま20分ほど置き、表面を乾燥させる。 - フライパンにサラダ油(大さじ1)を熱し、おにぎり3個をくっつかないように並べる。
おにぎり1個につきサラダ油(大さじ1)を回しかけ、火にかける。
おにぎりに一切触らずに、4分ほど揚げ焼きにする。
キツネ色になったらトングでひっくり返し、もう片面を3分揚げ焼きにする。最後に側面にも焼き色を付ける。 - だし醤油の材料を鍋に入れ、温める。
- 2を器に盛り、3をかける。小口切りにしたねぎを散らしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
揚げおにぎりの作り方

【工程1】
まず、タネを取った梅干しを2個ずつご飯の中に入れ、おにぎりを3個作ります。
ちなみに、使用する梅干しは、大きめだったら1個でも美味しくできます。
そして、そのまま20分ほど置き、表面を乾かします。
おにぎりの表面を乾燥させると、揚げた時に弾けにくくなります。

【工程2】
次に、フライパンにサラダ油(大さじ1)を熱し、おにぎり3個をくっつかないように並べます。
続いて、おにぎり1個につきサラダ油(大さじ1)を全体に行き渡るように回しかけ、火を付けます。
少量の油をおにぎりにかけて、揚げ焼きにします。
油の量はかなり控えめなので、材料費の節約になりますし、油が染み込む量が少ない分、カロリーも少し抑えられます。

そして、おにぎりに一切触らずに、4分ほどかけて片面を揚げ焼きにします。

キツネ色になったらトングでひっくり返し、もう片面を3分ほど揚げ焼きにします。
そして、側面にも焼き色を付けます。

【工程3】
次に、だし醤油の材料を鍋に入れ、温めます。
だし醤油の材料は、和風だしの素(5g)・酒(小さじ1)・みりん(小さじ2)・薄口醤油(小さじ2)・水(500ml)です。

【工程4】
揚げおにぎりを器に盛り、だし醤油をかけ、小口切りにしたねぎ(適量)を散らしたら完成です。
カリッと香ばしいおにぎりに出汁を注ぐと、ジュワーッと旨味が染みこみます。
出汁が梅干しの果肉と合わさると、得も言えぬ美味しさが口いっぱいに広がります。
揚げおにぎりと梅干しと出汁、この組み合わせは相性バッチリ。
ひとくち食べれば、きっとパワーが湧いてきます。
ちなみに、この揚げおにぎりを試食した、タレントのバカリズムさん、カズレーザーさん、中丸雄一さんも、「想像以上!美味しい!!」と揃って大絶賛していましたよ。