
鯖缶の炊き込みご飯を2品紹介します。
1品めは、鯖の醤油煮缶を使った、本格的な和風の炊き込みご飯です。
和食の名店「銀座しのはら」の店主、篠原武将さんが考案した「さば缶と大根の炊き込みごはん」。
あさイチ(NHK)で話題になった、上品な味わいの一品です。
2品めは、鯖の水煮缶を使った、超簡単な洋風の炊き込みご飯。
管理栄養士の今泉マユ子さんが考案した「サバ缶炊き込みご飯」です。
鯖缶と一緒にトマトを丸ごと炊き込んだ、リゾットのような一品です。
どちらもとても美味しいですよ。
(一部情報元:NHK「あさイチ」2018年12月18日放映、フジテレビ「梅沢富美男のズバッと聞きます!」2018年11月14日放映)
和風炊き込みご飯サバの醤油煮缶

「さば缶と大根の炊き込みごはん」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
サバの醤油煮缶 | 1缶(190g) |
大根 | 240g |
三つ葉 | 1束 |
おろししょうが | 8g |
米 | 360ml(2合) |
だし | 300ml |
薄口醤油 | 大さじ1と2/3 |
みりん | 小さじ1 |
- 米を研いで30分吸水させ、ザルに上げる。大根の皮をむき、1センチ角に切る。
- 米・大根・サバ缶(汁ごと)・Aを炊飯器に入れ、普通に炊く。
- 刻んだ三つ葉とおろししょうがを加え、全体をざっくりと混ぜたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1】
まず、米(360ml:2合)を研ぎ、30分ほど吸水させて、ザルに上げます。
そして、大根(240g)の皮をむき、1センチ角に切ります。

【工程2】
次に、米・大根・サバの醤油煮(汁ごと1缶:190g)を炊飯器に入れ、だし(300ml)・薄口醤油(大さじ1と2/3)・みりん(小さじ1)を加えます。
そして普通に炊きます。
サバ缶は汁ごと使い、旨味たっぷりに仕上げます。

ふっくらとした炊き上がりになります。

【工程3】
最後に、刻んだ三つ葉(1束)とおろししょうが(8g)を加え、全体をざっくりと混ぜたら完成です。
サバの身はあまり崩しすぎない方が良いそうです。

この炊き込みご飯は、サバ缶を使っている安っぽさがまったくありません。
サバの旨味がしっかり染みた、とても美味しい炊き込みご飯です。
しょうがと三つ葉の風味が良いアクセントになっていて、ところどころにある大根の柔らかい食感がすごく良く合います。
おすすめレシピですよ。
次に、サバの水煮缶を使った洋風の炊き込みご飯のレシピをご紹介します。
洋風炊き込みご飯サバの水煮缶

「サバ缶炊き込みご飯」のレシピです。
サバの水煮缶 | 1缶 |
トマト | 1個 |
米 | 1合 |
顆粒コンソメ | 小さじ1 |
- 米を研いで炊飯器に入れ、サバの水煮缶の汁を加え、1合の目盛りよりも少なめの水加減をする。
- 1にサバの水煮缶の身・トマト・顆粒コンソメを加え、普通に炊いたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1】
まず、米(1合)を研いで炊飯器に入れ、サバの水煮缶の汁だけ(1缶分)を加えます。
そして、1合の目盛りよりも少なめの水加減をします。
この後に加えるトマトが水分を多く含んでいるので、その分、水の量は少なくします。
水の量は、トマトの大きさにもよりますので、適当に調整してみてください。
この炊き込みご飯は、水加減がちょっと難しいです。

【工程2】
次に、サバの水煮缶の身(1缶分)・トマト(1個)・顆粒コンソメ(小さじ1)を加えます。

そして、普通に炊いたら完成です。
トマトを崩し、軽く混ぜていただきます。

リゾットみたいな炊き込みご飯で、トマトの酸味がほどよく効いていて、食欲が進みます。
サバをほぐしながら食べると、まるで焼いたサバのような味がして、美味しいですよ。