刻み昆布をたっぷりと使った、旨味豊かな炊き込みご飯のレシピをご紹介します。
乾燥タイプの刻み昆布(切り昆布)を使うレシピになっていて、昆布を水で戻し、旨味が溶け出した戻し汁と一緒にじっくりと炊き込みます。
合わせる具材は、鶏もも肉としめじ。
鶏もも肉にあらかじめ塩を揉み込んでおくと、鶏肉の味がほどよく引き締まり、キレのある味に仕上がります。
また、生姜の千切りを少し加えるのもポイントの一つです。
生姜の風味が良いアクセントになって、それぞれの具材の味が引き立ちます。
一口食べればクセになる、滋味深い炊き込みご飯です。
材料
刻み昆布 | 15g |
鶏もも肉 | 200g |
しめじ | 1パック(100g) |
皮をむいた生姜 | 10g |
米 | 2合 |
塩 | 小さじ1 |
みりん | 大さじ2 |
酒 | 大さじ1 |
醤油 | 小さじ2 |
作り方
- 鶏もも肉を切る
- 塩を揉み込む
まず、鶏もも肉(200g)を2〜3センチ角に切ります。
そして、塩(小さじ1)を揉み込んで、使うまでしばらく置きます。
鶏もも肉は、今回の具材の中ではわりと味が染みにくいため、そのまま炊くと、少し物足りない味になりがちです。
そうした点を解消するためには、鶏もも肉にあらかじめ塩を揉み込んでおくのがおすすめです。
炊き込みご飯全体の味のバランスが良くなって、美味しく仕上がります。
- 米を研ぐ
- ザルに上げる
次に、米(2合)を研いでザルに上げます。
米の研ぎ方がわからない場合は、別記事「米の研ぎ方(洗い方)」を参考にしてください。
- 水に浸す
- 水気を切る
刻み昆布(15g)は、水(150ml程度)に5分ほど浸し、ザルに上げて水気を切ります。
刻み昆布を戻して柔らかくすると、粘りが出て、水分を抱き込みやすくなります。
そのまま使うとご飯がべちゃっとした炊き上がりになってしまうので、ザルに上げてしっかり水気を切ってください。
また、水気を切ったら、お好みでキッチンバサミで軽く刻んでおくと、食べやすさがアップします。
なお、刻み昆布の戻し汁はあとで使うので、そのまま取っておいてください。
しめじ(1パック:100g)は石づきを取ってほぐし、皮をむいた生姜(10g)は千切りにします。
続いて、米を炊飯器の内釜に入れます。
刻み昆布の戻し汁と材料Aを加え、2合の目盛りまで水を注ぎます。
材料Aは、みりん(大さじ2)・酒(大さじ1)・醤油(小さじ2)です。
そして、鶏もも肉・刻み昆布・生姜・しめじの順に炊飯器に入れ、白米モードで普通に炊きます。
炊き上がりはこんな感じ。
しゃもじで軽く混ぜたら完成です。
鶏肉としめじと刻み昆布。
それぞれの旨味が合わさって、深みのある味に仕上がります。
なかでも、刻み昆布の控えめな存在感がいい感じです。
鶏肉のような派手さはありませんが、昆布独特の優しい風味が加わることで、炊き込みご飯の美味しさが格段にアップします。
素材の味をしみじみと堪能できる、炊き込みご飯のおすすめレシピです。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。